不登校でもスマホやゲームはやる理由

この記事は、現在不登校の生徒さんの親御さん向けです

「この子、なんでゲームやスマホはやるのに学校には行けないんだろう。」
と思って、「そんなのするんだったら学校行け!」と思ったり、口に出したりしていませんか?

もし、しているのであれば今すぐやめてほしいです。
私は起立性調節障害で元不登校でした。ゲームやインターネットで1年ほど過ごしました。その後は勉強するようになり、ほぼ中学に通わず卒業しました。ゲームやインターネットをなぜしていたのか。簡単に言うとそれで命を繋いでいました。
そんな大げさな、と思われるかもしれませんが、考えてみてください。
学生のうちなんて、居場所は学校か自宅かの2択です。そんな中、学校に行きたいけれども行けない。みんな行っているのにいけない自分はなんて「情けない」んだろう。そう思うようになると思います。
学校に行けない、という事実は人を殺しませんが、「自分ってなんて情けないんだろう」という考えは簡単に人を殺してしまいます。

その考えから目を背けることで命を守るために、ゲームやインターネットをしているのです。

それに、現在のゲームやインターネットは簡単にいろいろな人たちと友達になれます。親御さん方からすれば不思議に思うかもしれませんが、ほぼリアルの友達と同等の関係を築くことが可能です。インターネットに居場所を見出す子どもたちもたくさんいます。

なので、ゲームやインターネットをしていてもそっとしていてあげてください。そのうち飽きます。(私がそうでした。)
それから、元気そうに見えても、起立性調節障害など、気づきにくい病気が隠れていることもあります。本人さえ気づかないこともあります。

私は1年ほどそうして過ごしたあと(ほんの少しだけ勉強するようにしていました。)教育委員会が開いているフリースクールに通いました。

道はあります。大丈夫です。

うちの母は「うちは裕福でもないからなにもしてあげられないし、このまま引きこもりになったらどうしよう。」と思っていたそうです。
しかし、今私は高校にきちんと通っていますし(アルバイトも経験しました。)、来年は某大学の通信課程に進学する予定です。

「うちの子は今こうなんだけど、どうすればいいかわからない。」という方は、↑で匿名の質問を募集していますので、何でも聞いてください。一緒に考えます。本人さんからでも大歓迎です。いつでもお待ちしております。

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