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キャリアコンサルタントへの道(1)

9月からキャリアコンサルタントの勉強をはじめる。
キャリアコンサルタントとはなんぞやという人が多いかもしれないからさらっと伝えることにしよう。

2016年から国家資格になっている資格で仕事を通して人生をゆたかにしていくために相談にのる人を
キャリアコンサルタントという。

国家資格は学科と実技がある。
その試験を受けるためには必要条件が2つある。

・指定学校へ通って必要単位数をとる。
・キャリア相談の業務を3年以上勤めている。

ぼくはカウンセラーの資格はもってるけどキャリアに関する相談の仕事はしていない。
というわけで学校に通うのだ。

なぜキャリアコンサルの資格をとろうかと思ったか?
それは視覚障害の職業の選択肢をひとつでも増やすため。
マッサージや公務員、一般事務が今の主な視覚障害の就職の道。
企業での採用は障害者雇用率に対して厳しくなってきたからむりくり採用するとこは増えて障害者賃金で安く雇われている人はけっこう増えてきてる。
選択肢がもっとあれば自分の強みを発揮して自分らしくいきいきと生きていける。
そのために職業を増やしてあげたいと思ったから。

もうひとつは視覚障害のこどもたちが将来のことに直面したときに見えないからという理由でなりたい仕事をあきらめる話しをたくさん聞いてきたから。
けわしい道でも自分しだいで道はきりひらいていける。
そんなことを伝えるためにまずは自分がけわしいキャリアコンサルの資格をとろうと思った。
背中をみせて希望をもってもらったうえで相談にのれたら説得力でるやん。

全盲でキャリアコンサルの道へ進んでいる人はすでに3人ほどいる。(もっといるかもだけど知らない)
道をつくる仲間が増えれば道はひろくなる。
次回はキャリアコンサルの学校選びについて話ししよう。


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