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自律神経調整法

自律神経は交感神経と副交感神経に分かれますが、昼に活発に仕事する時は交感神経が優位になり、夜寝る時までには副交感神経が優位になります。この切り替えをする自律神経は無意識で体の中の諸機能を調整しているため、自分で意識的に切り替える事は出来ません。

仕事でのストレスが溜まると、夜は交感神経が優位になったままの状態が続き、神経が興奮して睡眠障害が起きてきます。そのまま無理に寝てしまうと翌日に疲れが残り自律神経の正常なリズムを乱す原因にもなります。 この自律神経をスムーズに切り替えるためには、呼吸法があります。そして寝る前に体をほぐす簡単なストレッチ、そしてリラックスできる癒される音楽を聴くことでストレスが解消し、交感神経から副交感神経にスムーズに切り替わる手助けをすることが出来るのです。

自律神経のバランスが崩れた時の症状

働き過ぎ、極度のストレス、解熱鎮痛剤の長期使用などで交感神経が興奮すると組織破壊の病気に繋がります。(糖尿病、ガン、動脈硬化、胃潰瘍、、十二指腸潰瘍、痔、口内炎、他)

私の場合は、唾を飲み込んだときに喉に玉のような異物があって、痛くて物を飲み込み辛い時がありました、でも病院で何度も調べてもらっても何も無かったんですね、自律神経失調症になりかけていました。

呼吸法

朝目覚めたら、そのまま布団の中でバンザイして鼻から息を吸いながら足の先から手の先まで伸ばして伸びをしましょう。そして口から息をゆっくり吐き出します。その後は普通に深呼吸を2~3回繰り返してみてください、必ず鼻から吸って口を少しすぼませて、ゆっくりと吐き出します。

コレによって自律神経の働きが整えられて副交感神経から交感神経への切り替えがうまくいきやすくなります。

昼は交感神経が活発に働いて体脂肪の燃焼も期待したい所ですが、事務などの仕事で同じ姿勢のまま長時間仕事している事が多い場合には、脳にストレスが溜まり、自律神経の調整が上手くいかなくなります。

そうすると代謝が落ちやすく、体脂肪や老廃物を溜め込みやすい体質となり、だるくなったり、むくんだりしてきます。そういう時は手や足の末端をマッサージしたり、軽い運動などをして刺激してください、脳の働きが活性化されて交感神経も活発になります。

寝る前にはお風呂にゆっくり入り、筋肉を程よく刺激するストレッチなどを行って、脳と体をリラックスさせます。こうする事により、睡眠中の副交感神経と朝目覚めた時の交感神経の切り替えがスムーズに行われやすくなります。

夜寝る前の簡単なストレッチ

背面ストレッチ
四つん這いになって息を吐きながらお尻を垂直に突き出し、胸から肩、背中全体の筋肉を自分が気持ち良いと思えるところまで伸ばし10秒キープ。(3回) 背中のハリをスッキリ解消。

肩甲骨広げ
あぐらをかいて座り、大きいボールを抱えるようなイメージで、両手を体の前で組みます。息を吐きながら背中を丸め、肩甲骨が広がるのを感じながら伸ばし10秒キープ。(3回) リンパの流れが良くなる。

骨盤ひねり
1 あおむけになり両ひざを立て、両腕を左右に広げます。手のひらは床に向けて置きましょう。右足を左足にクロスさせます。
2 右足で左足を押し付けながら、ひざを右側に倒します。この時上半身はあおむけのまま安定させます。
3 次に下半身を左側に倒し、2と逆にねじった状態で10秒間キープ。(左右各3回) 骨盤を正しい位置に戻す。

リラックスできる音楽を聴いて癒される

自分の好きな音楽を聴いて癒されることです。
交感神経が優位になったまま中々寝付けない人は、You Tubeなのでストレス解消音楽やソルフェジオ528Hzなどの音楽を聴いて、ゆっくり神経を落ち着かせて睡眠を誘導させる事が必要です。

自律神経を調整していく事で、ストレスが解消でき、自然治癒力・免疫力も高めることが出来るでしょう。

でも逆にのんびりしすぎ、リラックスしすぎると運動不足や肥満になり副交感神経が興奮するとアレルギーの病気に繋がります。(花粉症、アトピー性皮膚炎,気管支喘息、他)

健康を保つことの秘訣は、何事もほどほどが良いと言う事を忘れずに!





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