40歳目前で転職活動をしてみて思ったこと

今年で40歳になるのですが、転職活動をしてみました。

今の会社に不満があるわけではありませんが、これからの人生や自分のキャリアを考えた時に、一つの会社に長くい続けるよりも、40代・50代と転職をし、自分の価値を高めたいと考えています。

また、40歳になるとできる仕事も増えてきて慣れが生じます。
仕事で「ワクワク」する感覚も少なくなり、充実感が薄れる日々を過ごしているのも背景にありました。

以前から転職サイトやエージェントには登録していたのですが、今回は知人からのリファラルで面接を受けてみることに。

面接を受けると、すごく仕事が楽しそうに感じ、面接をしてくれたマネージャーや部長の人柄も良く、「この会社で働いてみたい！」と思いました。

最終面接まで行き、お互いの気持ちも合致。
あとは人事面での調整となりました。

僕は転職する気満々で心の準備をしていたのですが、残念ながら勤務地などの条件が折り合わず採用見送りに。

結果としては残念でしたが、僕自身の経験やスキル、人柄などは高評価であったと知人から聞かされました。

今回の転職活動を行い感じたことを雑多に書いてみます。

自分の市場価値を知る

一つの会社に居続けると、自分の価値がどれ位なのか分からなくなります。

どの会社に行っても、価値が高い人材でありたい。

そう考えると、何歳になっても転職活動をして外部からの評価を聞き、自身の価値がどれくらいなのかを知ることは大事だと感じました。

自身を振り返る機会になる

キャリアシートを書いたり、面接を受ける際には自己PRが必要です。

自分の強みや弱み、今までどんな経験をしてきたか。

自身を振り返る良い機会になりました。

仕事に追われながら日々過ごしていると、そんな時間は取れないし、意識もしません。

自己PRを振り返り、話せるようにしておくことは大事だと痛感しました。

何歳からでも転職できる

「転職は35歳まで」「40歳以降は今の会社に居続けた方が良い」
そんな話を聞いたことありませんか？

そんなことはなく、本人のやる気次第であったり、自身のステップアップとして転職をしたいのであれば、覚悟を決めれば何歳からでも転職できると感じました。

当然ですが、「なんとなく今の職場が嫌だから」という理由では中々転職は難しいと思います。

今の状況を変えたい、もっとより良くしたい、新しいことにチャレンジしたい。
そんな覚悟があれば何歳からでも転職はできると感じました。

まとめ

40歳になると家族もいて、金銭面や勤務地などの条件により転職は難しいし、諦めなければいけない事情もあると思います。

でも、転職をしないにしても「転職活動」をしてみる価値はあります。
自分の価値を知ることができる、今までの経験が役に立つのか知ることができる。

もし転職活動がうまくいかなければ、なぜ上手くいかないのか。
何が足りないのか。
どうすれば自身の価値を高めることができるのか、を考えることができます。

自己成長に投資をすれば、今よりも成長した自分と出会えるはず。

そして、万が一今の会社を辞めなければいけない時に困らない。
いつでも今の会社を辞めても大丈夫というカードを持っているのは強いです。

絶対に今の会社を辞めて転職すべきと言っているのではありません。
カードを持っておくことが大事だということです。

今回、僕自身が転職活動をしてみて感じたことを書いてみました。

勤務地などの条件が折り合わなかったと書きましたが、条件を絞ってでも採用したいと思わせられる価値がなかったんだと分析しています。

もっともっと自己成長に時間を使い、今の会社でも成果を上げて、価値の高い人材になる努力をしようと思える経験となりました