親友がゴルフ練習場をやめました。
茨城県水戸で創業50年のゴルフ練習場「ロイヤルグリーン」を大幅にリニューアルして、ゴルフ & エンターテイメント空間「ROYAL GREEN」として生まれ変わらせました。そのドラマがすごくて、将来の見通しが不透明で、事業の先行きが不安な経営者にとって響くストーリーだなと思ったので記事にしたいと思います。
礒崎博文ってのが、僕の16年来の友人です。
2006年くらいの秘蔵写真を惜しげもなく貼り付けておきます。お互い年をとったものです。
ちなみに、この写真は「志が世の中をつくる!」を合言葉に暑苦しく勉強会やったり、交流会をやっていた仲間です。俗に言う「意識高い系」です。
残念なことに、こういう活動を真剣にやってもキラキラした女子との出会いは生まれません。ただ、意識高いだけあって、みんなバリバリ活躍してます。
左から、
藤原隆充(長野県松本で実家の「藤原印刷」に跡継ぎとして経営参画)
礒崎博文(茨城県水戸でゴルフ練習場「ROYAL GREEN」を経営)
秋山瞬(金融ベンチャー「ネットプロテクションズ」の執行役員)
松澤真太郎(営業支援「セレブリックス」の執行役員)
成瀬拓也(つまり僕)
さて、話が脱線しすぎたので戻します。とにかく礒崎の挑戦がエキサイティングすぎます。
日本中にあるゴルフ場やゴルフ練習場はほとんど日本の高度経済成長の勢いでゴルフブームが到来した時にできたらしいのです。
礒崎は、親戚がつくったゴルフ練習場を「なくしたくない」と、多額の借金してまで事業を買い取る形で経営を引き継ぎ、ゴルフ人口がどんどん減る中、奮闘に奮闘を重ね、ようやく経営が良くなってきた!と思ったら、東日本大震災で建物がぶっ壊れたり、自分が経営する前のことで訴えられて裁判になったり、礒崎といえば=波乱万丈というくらいネタまみれなやつなんです。
そんな苦労の中、世界的な例のウイルスです。ゴルファーの高齢化が進んでいるので、このままではゴルフ業界に未来がない…って常々言っていた礒崎は「もうこのタイミングでやるしかない。一世一代の大勝負する!」と言って、自分の都内に所有していたマンションを売るなどして2.5億円をかき集めて、ゴルフ業界に一石投じ始めます。
前置きが長くなりました。もう超絶かっこよいのでとにかく写真だけでも見てください。では、いきましょう!レッツゴー!
↓まず入り口から入るとこんな感じです。どーん。
受付には美人のお姉さんがいます(いつもいるかは知らんけど)。
ロゴにはすごい思いが込められているって言ってましたが忘れました。礒崎本人から聞いてください。ゴルフ用品とかもどこかのおしゃれな都内のアパレルショップですか?って感じです。
何となくダサい茨城というイメージが変わってきましたか?
成瀬も学生時代の5年間を茨城のつくばで過ごしたっぺよ
ちなみにこうなる前にも何度も来たことありますが、申し訳ないけど、日本中によくある暗くてダサい普通のTHEゴルフ練習場でした。
リニューアル前に僕らが撮影し、制作したドキュメンタリー映像があるのでそこで過去の古い施設を紹介していますが、まぢでビビると思います(最後に紹介しています)。
さて、中に入っていきましょう。ロイヤルグリーンは2階建てです。1階は集中して打てるスペース、2階は食事やお酒も(今は飲めないけど)楽しめるスペースです。2階に行きたいと思います。
椅子がわかりますか?もう何ていうのか、かっこいいやつです(語彙力)。
2打席分を1つにして大きなソファーを置いて、カップルやファミリーで楽しめるようになっているブースもあります。
こんな感じになるみたいです(ロイヤルグリーン公式動画より)
しかも、都会のゴルフ練習場だとネットに向かって打つと思うのですが、ココは森に向かって打つ感じです。
上空から見るとこんな感じ(ロイヤルグリーン公式動画より)
やばくないすか?池とかバンカーとかもありますよ。(普通はないよね?知らんけど)
テンション上がってきたところで、さっそく打ってみましょうか。
よいっしょー!!
うん、初心者でも絵になりますね。
何がスゴいって、全席にすごい機械が入っているんです。
全ショットの軌道や飛距離を設置されている10台以上のカメラが画像解析して、打席の隣のモニターで確認しながら練習ができる最新システム「トップトレーサー・レンジ」が導入されているんです。
家族や仲間と、距離やスコアを争えるバラエティ豊かな対戦モードが用意されています。世界の名門コースをまわれるんだけど、一人でやるのは寂しいので、「ゴーフィッシュ!」というゆるそうなゲームをやってみることにします。
なんか釣れたw
上手な人も下手っぴな人もとんだ距離に関係なく、何が釣れるかは運なので、コレなら普段ゴルフをやらない人も対等に勝負できて楽しいかも。
恋人に連れてこられたゴルフをしない人もいるだけで開放的で気持ち良い空間。オープンエアーって感じ。確かに読書や仕事をするにも最高。
ちょっと、仕事してみました。このソファー座り心地も良いんですが、ヨットの帆で作られたやつらしいです。僕の仕事風景も映えてますね、うん。Wi-Fiも完璧です。
一緒に行った何でも屋さん(今日は映像クリエイター)の青木くんは室内で仕事しています。
というか、ドキュメンタリーの撮影に行ったんですが、青木くんが優秀なので、撮影は任せて、僕は遊んで…いや、くつろいで…いや、ロイヤルグリーンの魅力を伝えるために自ら体験していました。
バーもあります。お酒が飲めるゴルフ練習場は日本にないのでは?
ゴルフに飽きても(飽きるのか?)、ゴルフをやらない人も、ダーツとかビリヤードもあります。
たしか、2階はトップトレーサーでゴルフをしても、ダーツをしても、ビリヤードをしても、ドリンクを飲んでも、定額なので、気兼ねなく遊べます。
ぶっちゃけ都内よりめっちゃ安く遊べます。都内から(場所によるけど)車で1時間ちょいなので、ドライブ&レジャーとして全然ありです。今度、行きましょう。
僕の住んでいる神奈川鎌倉からは休憩込みで行き2時間半、帰りはノンストップで1時間40分でした。
せっかくなので、夕飯をかけてドラコン対決をすることにしました。礒崎はシングルでまわる腕前なので、ハンデは-50ヤードとしました(僕と50ヤード以内の差だったら僕の勝ち)。
スーツで打っても250近く飛ばす礒崎。
僕は何度かやったけど大体150-180ヤードくらい。200ヤード飛ぶことはまぐれ当たりの時くらい。なかなか厳しい戦い。
でも、今日一日、ロイヤルグリーンですごした成果を発揮すべく懇親の一打。
でやぁーーーー!!
キーーーーン!!
おぉ、いったぞー!!
ど、どうだ!?
ジャーーーーん!!
やったー、227ヤード。ワーイワーイ(まぐれofまぐれが出たわ)。
ということで、夕飯はバーミヤン食べ放題(好きなだけ頼んでよいルール)おごってもらいました。
さてさて、いかがでしたでしょうか?
地方の縮小している業界の企業でも、挑戦している姿が伝わったでしょうか?
実は去年の今頃、あまりにもコロナの影響で大変そうで、死にそうになっているんで、親友として何かできないかな…と思って、1年前に取材してドキュメンタリー番組にしたんです。
こういう映像制作にも補助金おりるので、ドキュメンタリー映像つくりたいという方はご相談くださいませ。優秀な青木くんが…(他にも優秀なクリエイターいるので紹介します)。
ちなみに今回、茨城に行ったのは、「その後、実際どうなった!?」ってのを見せたくて、ドキュメンタリー映像続編を撮影しにいったのでした。
礒崎はTwitterを今月始めたばかりなので、熱いメッセージが送られてくると思うので、是非フォローしてみてください。
あと、今度みんなでロイヤルグリーンに遊びにいきたいなと思っているので、「行く時は声かけてね!」って人はコメントしておいてくださいませ。
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