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自分と闘い、勝利を祝う

韓国のラッパーKANTOが帰ってきました!!
ソロデビューから9年にしてファーストアルバム「CELEBRATION」をリリース。
12曲、彼の魅力たっぷりです!
タイトル曲「세레머니(CELEBRATION)」、めちゃくちゃ良いです!!

MVについて、彼はTwitterでこのように語っています。

このアルバムを作りながら、僕の状況や頭の中をMVで表現したかったんです。
良いことも悪いこともすべて、外部の要因ではなく、結局自分の中から始まると思います。MVでも、僕をいじめるのもまた僕だったという内容にしました。たくさんの視聴をお願いします。

今日はそんなCELEBRATIONとKANTOの魅力を書きます。

私とKANTO

4年ほど前から好きです。「歌って踊れるイケメンラッパー」!
2018年の10月に、MXMという同社所属グループのコンサートで一緒に来日したので、その時KANTOの生パフォーマンスを浴びてきました。
めちゃくちゃクールでした!
以来あまり来日していないので、貴重なステージだったと思います。

楽曲の魅力

ゴリゴリラップで、ビートがK-HIPHOPって感じです!
声が低くてかっこいいです。
韓国語がわからなくても、韻を踏んでいる感じがわかって面白いです。
ですが、訳してみると歌詞がめちゃくちゃ良いのです!
これまで何曲か訳してきましたが、
曲が進む中での心境の変化や、繊細に揺れる気持ちが表現されていて、
いつもドキッとさせられます。

今聴いて欲しいCELEBRATION

歌詞を訳しました。彼のサッカー好きが垣間見える歌詞にも注目です!
ちょっと韻を踏んでみた部分もあります。↓

彼のミュージシャン人生と今の気持ちを率直に表現した歌ですね。

高校生の時、ラッパーを夢見て故郷を離れ、
ライマー社長率いるBRANDNEW MUSICに入った。
私はBRANDNEW MUSIC大好きマンなので、ここだけでグッときています。
そしてTROYというグループのメンバーになったんですよね。
からの「말만해」でソロデビュー。18歳くらいからスター街道を走り出します。

でもしばらくしてぶち当たった「壁紙の中のバケモノ」=スランプ。
私は、彼にとってのスランプが何なのか、わかりません。

20代になり、ヒップホップのオーディション番組や、アイドルのオーディション番組にも出演しました。
ダンスも魅力の「SALTY」。これも私はコンサートで聞きました。大好きです。

もしかしたらこの頃、順調に曲を出していた中でも悩みがあったのかもしれません。

CELEBRATIONの歌詞は、
彼自身の歩みが表現されている面白さと、もうひとつあります。
サビです。同じサビが3回繰り返されますが、
「力が抜けた両足をもう一度叩き直して立ち上がる」から始まるこのサビが、
間のラップの内容に呼応するように、毎回、趣が違って聞こえるのです。

1回目のサビは、いきがってる感じ。俺の価値はこんなもんじゃない、みたいな。
2回目は、焦っている感じ。
3回目は、受け入れて、前向きになった感じ。
何かと闘ってきたけれど、相手は他人ではなく、自分だ。
それに気がついた時、清々しい気持ちで、さらに高みを目指せるんですね!
このように、曲が進むにつれて心境が変わっていく面白さが、
KANTOの最大の魅力です!!

まとめにかえて

大好きなKANTOの歌詞を久しぶりに訳してみました!
他の曲も、また機会があれば翻訳を出しますね。
彼が言っているように、良いことも悪いことも、
自分の中に要因があると思って、昨日の自分と闘い、
勝利のセレモニーをしたいと思いました!
今後のKANTOにも期待です!!

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