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大学生活どう過ごす?研究室はどう選ぶ?

今日も生きてるミラクルハッピー 🍀
お久しぶりです、ポジティブなカエルのにいすけです!!

今日は4月からの新生活に向けて、以下に該当する方に向けて記事を書かせていただきました。 

春から大学生活が始まる新大学一回生の方, 今後1年間で所属する研究室を決める方,
この夏別の大学の大学院へ進学を検討している方へ

この春、大学院を修了する私自身の失敗談や後悔していることなどを踏まえて大学生活で注意すべきことをまとめたり、ちょっとしたアドバイスができればなと思います。また、上記に該当する学生の皆様は多少なりとも不安を抱えていると思います。そういった方にとって本記事は不安や悩みを少しでも解消できる内容になっているかと思います。今回の記事で不明な点や質問があれば遠慮なく聞いてください。

もちろん一般的な内容も記載しているので、今後、大学進学を目指す高校生の方にも一度目を通してもらいたい内容です。大学がどんな場所なのか、理系なら余裕があるならば、さらにその先将来どんな研究をしてみたいか、ある程度見通しを持っておくと入試において大学のレベルに囚われすぎず余裕が生まれると思います。
レベルの高い大学への進学を否定しているわけではありません。レベルの高い大学に合格できる実力があるのはとても素晴らしいことですし、もちろんそういったハイレベルの大学での教育施設や環境はとても充実しています。

不安とともに春から大学生活が始まる

不安も大きいと思うけどあまり囚われすぎないで。

春から大学生の皆さん、合格おめでとうございます。下宿先を決めて春から一人暮らしをする、実家から通う、いずれにせよ待ちに待った新生活が始まります。不安はありますか?
でも、これからたくさんの出会いや経験があなたを待っています!
新たに始まる大学生活に向けて良いスタートダッシュが切れるようしっかりと心の準備をしておきましょう。
卒業のために大学では3, 4回生で研究室やゼミへ配属されます。後述しますが、この配属先は学生同士の話し合い、または成績順で決まることが多いです。したがって、大学の講義において上位の成績をキープするメリットは非常に大きいです。将来自身の希望する研究室やゼミにスムーズに入れるように今から大学での学習に力を入れる心づもりをしておいてください。

(今から特に勉強する必要はありません、あくまで心づもりだけでいいですよ〜👍)

世間では大学は人生の夏休みと言われます。しかしその意味合いを勘違いしてはいけません。4年間遊んで過ごせるというわけではないのです。私の周りには、その辺りの意味を履き違え、学業を疎かにし、部活やサークルに心血を注ぎ、結果留年・退学してしまった人がいます。課外活動はもちろん趣味としてとても素敵なことですが、あまり羽目を外しすぎないように。そして矛盾するかもしれませんが、手の抜き方も覚えてください。100%どの科目にも全力を注いでいると、いつかその緊張の糸が切れたとき精神面で大変なことになりかねません。大学生活は長いです。その中でいい成績を取りたい、成績上位をキープしたいのであれば、縦のつながりもしっかり活用しましょう。先輩から過去問を入手したり、ぶっちゃけ単位の取りやすい科目を聞いてみたり、シラバスの見方や履修登録の方法なんかも聞いておきましょう。きっと先輩方は優しく応えてくださると思います。

所属する研究室を決めるときの注意点

所属する研究室を決めるときの注意点とは?

卒業のために大学では3, 4回生で研究室やゼミへ配属されます。この配属先は学生同士の話し合い、または成績順で決まります。成績順であれば有無を言わさず決定されますが、話し合いではトラブルも実際に起こります。
例えば、これは実際に私の時に研究室を決める際に起こった出来事ですが、仲のいい友人同士で同じ研究室に行くために、示し合わせて虚偽の成績を言うなんてことが起こりました。お互い実際の成績表を印刷して持ってくればいいのにとは思いましたが、自身の配属とは関係なかったので達観していました。

私は成績トップだったのでどこに希望を出そうが他人の影響を受けることはありませんでした。何が言いたいかと言うと、他人に左右されない圧倒的な成績を日頃から取れるように努力してください、と言うことです。
教育学部ではなく他学部から教職課程を履修し、ほぼ毎日フルコマでしたが、土日は開館から閉館まで図書館で勉強していました。(平日の夜はバイトや趣味に費やしていました。)

学生時代本気で勉強に取り組んだ友人の実体験はこちら↓

正直な話を申し上げますと、私も一回生の最初から熱心に勉強に取り組んでいたわけではありませんでした。一回生の夏休み前まで勉強時間を確保せずかなり遊んでいました。その結果、夏休み前の定期試験でひどい成績結果として自分に跳ね返ってきたので心を改めたという感じです。

様々な科目を勉強する中で、「この領域・分野面白いな」、「自分得意かも?」と気づくことがあるかもしれません。そうした時に講義を担当してくださった先生とお話ししてみるのをおすすめします。「質問よろしいでしょうか?」そう尋ねると快く接してくださると思います。

そうした中で、いざ研究室を決める時に覚えておいてほしいことが一つだけあります。それは研究室選びには運要素もあると言うこと。皆さんは興味のある研究室へ一度は訪問という形で見学に行かれるかと思いますが、入ってみなければ意外と内情はわからないということです。例えば授業のティーチング・アシスタント(以下 TA)の方がとても優しくてこの先輩に教わりたいから研究室を希望するといった理由は少々危険です。なぜなら、自身が配属するときすでに卒業しているかもしれないからです。また、訪問の際に楽しそうな話をたくさん聞けて、自分もこの研究室の一員としてやっていけそうと感じても、実際にはかなりハードなセミナーや勉強会、コアタイムが待ち受けているかもしれません。「この研究室はブラックですか?」なんて質問出来ないですし、ましてや聞けたとしても「はい、ブラックです。」なんて返事する研究室が果たしてあるのかどうか。知り合いに聞いた話ですが、「表向きにブラックとは言えないけど、かなり厳しいからグレーです。」と教授に言われた人もいるらしいです。実際かなりブラックだったとか。

ですから、興味がある研究室には何度か通ってみてください。
ちなみに私が研究室を選んだ理由は、『興味がある分野だったから』『講義を聴く中でその先生に強い憧れと尊敬の念を抱いたから』です。

別の大学の大学院へ進学を検討する

大学院に行く理由か?悩む理由か?

別の大学の大学院へ進学を検討すると題しましたが、少し理系色の強い話をします。別の大学院に進学を予定する方は一定数いらっしゃいます。当然ですが4年間慣れ親しんだ大学において、そのまま大学院に進学する方が大学のシステムや周辺環境に慣れているので、エネルギーがそこまでいりません。新たな環境に身を置くとき、ひとはある一定のストレスにさらされます。例えば、居住場所や拠点を決める、新たな環境におけるシステムやルールに慣れる、人間関係の構築などです。
にも関わらず現在所属、在籍している大学の大学院ではなくわざわざ他の大学の大学院への進学を希望するぐらいですから、並大抵の覚悟じゃ達成できないのです。学歴ロンダリングの理由は個々で様々あると思います。それらのリスクを背負ってでも向上心を持って、別の環境を目指す素晴らしい方のことを私はとても尊敬しています。私自身もその一人でしたが、結局総合的に判断して学部から所属している大学の大学院へ進学を決めました。

別の大学院への進学を検討し、実際に他大の院を目指すとなるとやるべきことがたくさんあります。進学を希望する大学における志望している研究室への訪問し挨拶を交わす、そこの大学院入試の過去問を入手する、また万が一を考慮して現在の大学の大学院の入試も受け、こちらは確実に合格を掴まなければいけません。なのでどちらの入試勉強も並行しつつ、いずれも手を抜くことは許されません。そんな中、大学や専攻によっては春から自身が行う研究テーマや研究したい内容を資料にまとめて提出しなければならないところもあります。研究室訪問の段階で、「この論文読んでおいて」と渡されるかもしれません。内部生に比べればその時点ですでに研究の進捗に大きく差があるためです。
合格発表後は、自身の卒業研究も進めつつ、引き継ぎの資料を作らなければいけません。なぜなら、そのまま在籍している研究室に大学院からも在籍するのであれば自身の研究テーマはそのまま自身に引き継がれることが多いですが、他の大学に移るのであれば、後輩に自身のテーマを引き継がなければならないからです。

晴れて合格を手にしても、その先が安泰とは言えません。これまで以上に研究に向き合い、勉強する日々が始まります。厳しい環境の変化に馴染めず、途中で投げ出してしまうかもしれません。だからこそ、大学院への進学は慎重に決めてほしいと思います。院ロンダの目的がこの研究がしたいという強い興味であったり、学歴に対するコンプレックスであったり、現所属でのハラスメント等の悩みを抱えるものであるならば積極的にこの機会を利用してください。

ぶっちゃけ学歴フィルターってどうなの?に関しての記事はこちら↓

別の大学の大学院へ進学を検討する皆さんを脅しているわけではありません。先に述べたように様々なリスクを背負ってでも向上心を持って、別の環境を目指すことは素晴らしいことだと私は思います。だからこそこんなに大変なことなんだということを知ってもらいたい、そして自分がそれを達成できるかどうかを客観的に判断してください。最終的に残念な結果になっても、挑戦したことはこの先糧となって皆さんを支えてくれると思います。

学歴ロンダリングには様々な理由や背景、そして葛藤があります。どうかそれを否定しないでください。挑戦している人が友人や近くにいたら応援してあげてください。

まとめ

この記事のまとめ

それでは今回はこの辺りで失礼します。
心機一転、皆さんの春からの”新たな”生活が実りあることを祈っています。
ポジティブなカエルにいすけでした。


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