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“空間デザイン×音楽”分野でのAI活用に興味

街中や商業施設の中を歩いていると、たまに「このシチュエーションにこのBGMいいな」と思う時ってありますよね。

先日、ちょっと買いたいものがあって東京ミッドタウンに立ち寄った時に、館内のBGMと、まだ午前中(午前11時ごろ)で人もそこまで多くない館内のゆったりした雰囲気がマッチしてすごく心地良いなーと思ったことがありました。

この時のミッドタウンの館内では、80年代のいわゆるブラックコンテンポラリーの楽曲が流れていたのですが、その雰囲気で何か生成できないかと帰宅後プロンプトしてみました。

「black comtemporary. r&b. funk. 1980s. tokyo. AM11」を固定のワードにして、色々他のワードを入れ替えながらプロンプトして複数生成した中で、よくその雰囲気を表しているなと思った楽曲はこちら。

こういう街中のBGMって、そこにいる人々はライブのようにその楽曲を聴くことを目的にして来ているわけではない、一方でその場の雰囲気にマッチした快適さがないといけないという、実はすごく難しい選曲センスが求められますよね。しかも、リピーターとして訪れている方が「またこれが流れている」と思って多少飽きてくる感情にも対応しないといけない。私も規模は違えど選曲の機会があった時には、その場に応じた曲の流れ・どういった楽曲の方向性にするか…などすごく頭を悩ませた記憶があります。

そんな街中や商業施設のBGMと、「この時間帯にこういった雰囲気の楽曲を流したい」という楽曲をいくらでも新たに生成できる音楽×AIの相性はとても良いと感じました。

そういった空間デザインの中における音楽・空間を彩る音楽、という側面でのAIの活用法にも興味が出てきて、まず最近は散歩やランニングの合間にいろんな街中や商業施設のBGMを改めて意識して聴くようにしています。個人的には、広尾の商店街で土曜の夕方にファンクが流れていたのが、時間帯の雰囲気にもマッチしていてとても良かったです。

“空間デザイン×音楽”におけるAIの活用法、もう少し掘り下げてみたいなと思っています。

ちなみに空間デザインにおいては、パース生成など様々な面でのAI活用が進んできているようです。空間とAIの面白い活用事例があればぜひ教えてください!

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