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自己紹介・改

 以前自己紹介の記事を書いたのだが、何から何まで中途半端だったので、取り下げてしまった。今更の感は否めないが、改めて、港屋港という人間について、こっそりと書き記しておこうと思う。


 私は関東圏に住む、何の変哲もない日本人である。
 ……正直に言って、それ以外に特記すべきことはない。極めて凡庸な、いち現生人類である。

 強いて特徴を挙げるならば、活字中毒者であり、小説をライフワークにしている。いつかは自分で書いた本が、本屋さんに並ぶといいな、などと夢見ているが、いまのところ叶う目算は立っていない。

 嗜好を挙げるなら、甘党、かつ紅茶党である。睡眠と食事に並々ならぬ執着を持っている。故に、料理はそれなりにするほうである。

 趣味はイラストと写真。
 イラストはコピックマーカーを使ったアナログイラストを中心に、Twitterで活動している。写真は高校時代から始め、白黒フィルムとミラーレス一眼を手に、あちこち駆け回る日々だ。

 ところで、noteを始めてから、このふたつの趣味が非常に役に立っている。見出し画像を設定するのに、自分の思い通りのものが使えるというのは、中々ありがたい。
 私の背後には、膨大な画像フォルダが控えている。そこに目当てのものがないときでも、自分で何か描けばいいだけである。どう考えても私の勝ちだ。何と勝負しているのかは知らないが。

 読書と執筆活動は、趣味と言うには少々重い。特に執筆活動は、私にとっては戦いである。書き上げるのが先か、私が絶命するのが先か、の真剣勝負だ。
 真面目な顔で友人にこう言ったら、「いや死ぬなよ」と、至極真っ当なお言葉を頂いた。仰るとおりである。


 そんな私が投稿する記事は、一個人の備忘録、エッセイ、たまに創作物、といった内容で構成される。
 投稿頻度は1週間に1回程度。何分、下調べをしてからでないと何も書けない性分であるので、記事を書き上げるまでに時間がかかる。こんなのを書こう、と思っていても、調べるうちに己の手に負えるものではないと感じるようになり、お蔵入りすることもままある。
 裏返せば、しっかりした下調べに基づく、誠実な文章が持ち味である。物は言いようである。

 具体的にいくつか挙げておこう。
 まず、自分の備忘録的に書いている記事をまとめているのが、このマガジンだ。

 創作活動を好む以上、当然と言えば当然なのだろうが、妙な知識ばかり溜まっていくものである。忘れることがないように、丈夫な手帳に描き込んで満足していたのだが、ある時ふと思い至った。
 ……これは、考えるまでもなくnoteのネタになるのではなかろうか。
 そのような経緯を経て、自身の備忘録を兼ねて執筆しているのが、このマガジンである。現在はさほど項目数が多いわけではないのだが、私の手元の手帳には50項目ほどあるので、随時更新していけたらと思っている。


 次に、エッセイをまとめたマガジンがこれだ。

 これを読んで欲しい、と紹介できるような記事は多くない。旅行記や思い出話、独り言のような雑感が主である。
 胸を張って言うのも何だが、私には強い信念があるわけでも、大きな目標があるわけでもない。思想を伝えたり、論を展開したりしようと思ってnoteを書いているわけでもない。何の変哲もない現生人類の、毒にも薬にもならぬような考えを、ぼんやりと集めてまとめたものが、このマガジンを構成している。


 こちらは読書記録をまとめたものである。

 最近は人文学関連の本を読むことが多い、ような気がする。本当はもっと物語ものを読みたい……。
 本が読み終わり次第の更新になるので、頻度は多くないものと思われる。


 最後に一応、自分の創作物をまとめたマガジンを載せておく。

 最早ネーミングに凝る気力すらない。
 現状、noteではエッセイを中心に活動しているので、このマガジンが更新されることはほとんどない。
 今後、同人誌の試し読みなどを追加していくつもりである。できれば、の話だが。


 現状、自己紹介として語るべきことはこの程度だろうか。書いていて、何故私が前回の自己紹介記事を、中途半端にしか書けなかったのか、思い出した。それは書くべきことが思いつかなかったという、その一点に尽きるのである。
 今回もその壁にぶち当たることになった。何ひとつ、書くべきことが思いつかなかった。己を空虚な人間であるとは思わないが、他者につまびらかにして申し上げるような、面白おかしい特性も持ち合わせてはいないのだ。

 この記事に書かれたことが、現時点での港屋港という人間を描写する必要最低限である。
 経年と共に、特記すべき事項が増えれば、この記事も加筆する予定である。願わくば、「この度自分の本を出版します!」などと書いてみたいものだ。

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