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僕が聞いたような気がする、おっさんと愛犬チワワはなこの出会い。

はなこ

*らむとの執筆した記事には
 実際と異なる点がありました。
 正しくは、おっさんの書いた記事
 【はなことの出会い】です。



今までおっさんは、
実家暮らしであった。

マメタロウと
暮らしていたのもそこだ。

おっさんは、
ここ最近どうやら
休みの日に
ペットショップへと
足しげく通っているみたい。

初めは別に、
どの子を飼いたいとか

そんなんじゃなく、
ただただ
ワンちゃんに会いたい。
触れ合いたいと
思っているようだった。

そんな中で、
毎週毎週…
通ううちにドンドンと
先週までいた子が、
いなくなっていたり

その場で、
新しいお家に
迎え入れられる子を
見たりして
やはり、次第に新しい子を
おっさんも
迎え入れたくなっていることに

おっさん自身…
薄々感じてきている様だった。

なぜ僕が、
そのことを
分かったかというと

職場で、
おっさんと
話しているときの会話に

ペットショップで
出会った犬の話や
環境的にかわいそうとか
保護犬サイトを
毎日見ているというような
会話が増えていったからであった。

最終的には
おっさんは両親に
新しい子を
迎え入れるための相談をした。
という完了形の話も聞いた。

結論、
おっさん両親(パピーを含む)からの返事は

「ノー」だった。

理由は、
両親の年齢的なものと
体力的なものだった。

もちろん新しい子を
迎え入れたい気持ちは
あったみたい。

だけど、
自信がなかったのも事実。

けれども、
そこからの
おっさんの行動は早かった。

実家が無理ならと

あっという間に
おっさんは
長らく住んでいた
実家を出た。

一人暮らしである。
遅いくらいである。
理由は、犬飼いたいである。

北海道の牧場以来の
実家離れである。

知り合いの
不動産の方に相談して
あっさり引っ越した。

海のすぐそばにある
昔ながらの2DK。
造りは古く長屋式 。

前々から
おっさんの住みたかったような
きれいなんだけど
どこか田舎のような雰囲気のする
アパートだった。

犬は1匹まで可で
二匹目以降、あるいは
他のペットは応相談であった。

しばらくは
引っ越し前後で
バタバタしながらも
ペットショップには
通っていたみたいだった。

そして、
普段通りの生活が
戻りつつあったとき

おっさんからいつも行く
ペットショップにいる
元気のない犬について話を聞いた。

どっからどうみても
食べれてないのか
もらえてないのかガリガリで
ショーケースの中にいて、
いつもぐったりしている子の話だった。
表情も暗く、かわいくもないそう。

まだ実家にいる頃から、その子は
ずっとショーケースにいたみたい。

おっさんは
この子のことが
ずっと気になっていた。

この子は何が楽しくて
ショーケースの
中にいるんだろうとか

もっと楽しい世界を
見せてあげたいなーとか
言っていた。

ただ問題は、
おっさんは
マメタロウと同じ犬種を
迎え入れたかったし
入れるつもりだった。

先に言っておくね。

おっさんは本当に優しいし
素晴らしい人だ。

そして、僕からのお願いで
そのショーケースの子の写真を
撮ってきてくれた。
チワワだった。

正直今まで見た中のチワワで
ごめんなさい。
一番かわいくなかった。

犬を購入するという、
考えでは
確かに、売れ残ってしまうのも納得だ。

けど、だから
おっさんの目に留まったし

ここから
チワワの”はなこ”の
シンデレラストーリーが始まった。

そういえば、
おっさんは
一人暮らしも慣れてきたから
そろそろ動き出そうと思っていると
言っていた。

その矢先というか、
次の日である。

お互い同じ曜日が
休みなんだけれど

昼頃に、
僕の携帯にラインが送られてきた。

送り主は、おっさん。

内容は画像。

写っているのは
”あの”チワワ。

僕は、
おっさんやりよったなー
なんて思っていた。

続けて、
おっさんからムービーが
送られて来た。

慣れない環境に震える
鼻水ボタボタのチワワであった。笑

ここから、
おっさんと
この鼻水ボタボタ不細工チワワの
二人っきりの生活が始まった。

おっさんは
このメスのチワワの名前を
”はなこ”と名付けた。

それからというものの、
何かあると
おっさんはすぐ仕事を早上がりして帰った。

僕が知りうる限り、
最高な職場なので
みんな、僕も含めて
応援体制はバッチリだ。

みんな不細工鼻水ぼたぼた
”はなこ”に夢中だった。

その流れは、
おっさん両親にも影響した。

なんと
パピーを含む
おっさん両親二人そろって
溺愛である。

おっさんの仕事の間は
パピーたちがずっと面倒を
見てくれている様にまでなった。

おっさんが休みで
連れて行かない日があると、
両親別々から寂しいとまで
連絡が来る始末。

ショーケースの中にいて
何が楽しいのか
わからない様な表情をしていた

”はなこ”

数週間でスーパーアイドルである。

恐るべきおっさんパワー。

そんなおっさんを僕は、
やっぱり尊敬している。

自分でこの記事書いてながら
スラスラ書いていることに
今現在驚いている。

そして、
ようやく一番書きたかったことを
書けるんだけれど…

今の”はなこ”は
めちゃくちゃ美人である。

今まで見たチワワで
文句なしの一番!

○○夫人とかが
飼っているかのような毛並みと表情。

おそらく自分が
美人であることも
自覚していると思う。

それもそのはず

僕が知りうる限り
最高のドックフードを食べているし
(化学調味料とかを含まない、自然食品)

何週間かに一回は
顔パスの、トリミングに行っていて
炭酸泉まで入っている。
看板犬として
ホームページに載っていた時期もある。

そして
どうやら…
剃りこみを入れた
おっさんのカット代や
僕の髪のカット代よりも
お金がかかっているらしい。笑

そんなこんなで
ようやくこのブログにも
”はなこ”の
仲間入りである。

度々出てくると思うので

よろしくね。

では、また次回。

 

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(๑╹ω╹๑ )