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愛読書と手作りプリン

こんにちは、くらげです。

人格を形成する上でなくてはならないものって誰にでもなにかあると思うのですが、もちろん私にもいくつかあります。

愛読書

今回はその中から私の愛読書をご紹介します。

一冊目はこちら。

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嶽本野ばらの「ミシン」。この本は私が10代の頃に出会った本なのですが、こんなにも私の心に寄り添ってくれる本があるとはと衝撃を受けたものでした。

この本にはふたつお話が入っているのですが、私は最初に入っている「世界の終わりという名の雑貨店」が一番のお気に入りです。「僕」と「君」のささやかなお話なのですが、10代の私にとってそれは夢のようで、いつかこんな世界を一瞬でも見せてくれる「僕」が現れるのではと思いを馳せました。

このお話は決してハッピーエンドではありません。しかしそれでも私はこの本をバイブルにせざるをえないととうに腹をくくっています。

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お次はこちら。吉屋信子さんの「花物語」。どうしても「〜物語」と名前がつくと化物語のシリーズと思われがちですが、こちらは大正時代の作品の単行本です。

少女小説であるのですが、その言葉のひとつひとつがなんとも美しい。読んで浮かんでくる情景のすべてが美しいのです。

それぞれ花の名前がタイトルについており、乙女たちのエピソードが語られます。

1話が数ページで終わるので、寝る前に1編読むのに適しています。乙女の自覚のある方、いかがですか?

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最後に紹介するのは漫画です。

「小さなお茶会」という私が生まれる前の作品なのですが、母が所持しており盗み見ては幼心に素敵だなあと思っていました。

復刻版は販売されているようなのですが、私が欲しかったのはこの写真の単行本コミックス。当時のものです。もちろん廃盤になっていますので普通には買えません。

とあるフリマアプリで出品されているのを見かけて即購入しました。20年以上越しに「小さなお茶会」が自分のものになったと嬉しかったです。

「小さなお茶会」は、新婚の「もっぷ」と「ぷりん」という猫が暮らしていく、今で言うところの日常系ほのぼの漫画です。でもそれだけでは語り尽くせない暮らしの丁寧さや、夢を見せてくれるきらめきのようなものがこの作品には詰まっています。

手作りプリン

牛乳を消費してくださいとあちらこちらで聞くようになってしばらく。我が家でも牛乳をよく買うようになりました。友人はチャイやココアを飲んだり、私はプロテインを飲んだり。でもやっぱりスイーツも食べたいね、ということでプリンを作りました。

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レシピはこちらを参考にさせていただきました。

作って冷やして食べる直前にカラメルをかけて食べるもよし、カラメルをかけてから冷蔵庫に入れて1日寝かせるもよし、たまごの味がしっかりして美味しいプリンができました。

今度は牛乳でなにを作ろうかな。

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