深沢アート研究所 緑化研究室 カブ | mountain top herbs

世界中の植物に会った時のお話を綴っています。

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最近の記事

ゲイシャコーヒーat バホ・ボケテ,パナマ

コスタリカとの国境近くのパナマのボケテは花やコーヒー栽培の盛んな標高の高い熱帯高山気候の地域。『ボケテ』という地名は英語の花束の意味の”ブーケbouquet”みたいで、絶対バラエティ豊かな植物たちと出会える!と確信した。実際行ってみたら、ここにしかないランをはじめ草花も多くて湿潤で,トロピカルな植物が幸せにイキイキ生息していた。 コーヒー農園もたくさんあって、月の巡り、宇宙のエネルギーを使った栽培をしているFinca dos Jeffes農園を訪問した。7エイカーほどのそれほ

    • 4人の妖精at ベルベデーレロード、コベントリーUK

      コベントリー(UK)のマリーとアントニー夫妻の3階建ての大きなお家に滞在をしていた時の話。100年以上前の歴史を感じるレンガ作りの英国ならではなお家。ホームステイできることになった時、ほんとワクワクした。 毎日マリーとアントニーのお家から、コベントリー郊外のガーデンオーガニックという世界最古のオーガニックガーデンリサーチ施設で活動をしていた。ガーデンもかなり広くて、オーガニックで自然に寄り添った、だけどイギリスらしい素敵な庭づくり、的確かつ科学的、しかも宇宙的でもある栽培メ

      • ピーニーウォリーat ジャマヒル, Saint Andrew, Jamaica

        ジャマイカにもホタルがいた! ブルーマウンテンやジョンクローマウンテンや山がちな場所に行けば、突然 神々しい滝が出てきて、どこもかしこも水がすごく透明で豊富だから、ぜったいいると思ってた。 滞在してるキングストンの郊外のブルベイ近くのケインリバーではいろんなとこでピュアピュアな水が湧いていてキングストンからわざわざレストランのラスタのおじさんなんかもお水を汲みにやってくる。飲んでみるとここの水はとってもまろやかで、とっても軟らかい。日本のお水にもまして。ブルーマウンテンから

        • ジャマイカのコットンツリーとダピーのはなし

          ジャマイカの人はアフリカにルーツがあるからか、 スピリチュアルな話がいっぱいある。 実際にオバケもよく見るみたい。 そしてジャマイカのお化けのことをダピー(duppy)、とよぶ。 木にいる精霊もダピー。 普通みんなが話しているのは、おばけよりか、精霊よりか、ニュアンスはよくわからないけど(こんど聞いてみようと思う) 実際に川や滝に行くと周りに気配を感じる。 特にジャマイカに点在する、スペイン人が入植した頃植えたらしい伝説のコットンツリーの巨木にはダピーが宿るという。 その

        ゲイシャコーヒーat バホ・ボケテ,パナマ

          ブルーマウンテンまでドライブ〜トゲトゲ ラズベリーリーフの収穫

          2021年の初夏の日曜日、ラビーとL先生のお家に続くD Road の入り口に車を停めて道を散策した。L先生のお家に行くときはいつもその入り口に車を停めるのだ。道が穴ぼこだらけ、ジャングルな様相。普通の車だとL先生のお家にまでたどりつけない。ジャマイカのローカルな道はそんなところばっかり。 何度かL先生とも歩いたし、L先生のお家の大きな黒い老犬D(道とおんなじなまえ!)とも歩いた。その小道は途中までは住宅地で比較的(というかかなり)みるからに裕福なお家がつらなっている。5分ぐら

          ブルーマウンテンまでドライブ〜トゲトゲ ラズベリーリーフの収穫

          マンゴーの季節、森は発酵の森

          ジャマイカには年に2回ほどマンゴーの季節が来る。 実際にはマンゴーの種類によって若干の期間の違いはあるけれど その時期にはジャマイカ中のマンゴーの木に実がたわわになる。 ジャマイカにあるマンゴーの種類は イーストインディア east indian ジューリー julie ブラッキー blacky ヘアリー hairy ネルソン nelson ヘイデン hayden ビーフィー beefy ガーデン garden ナンバー11 No.11 ボンベイ bombay ブリアン b