私にガッツポーズは力みすぎ
noteを書き始めて、八ヶ月以上が経過しました。
三日坊主な私がずっと続けていることって、お風呂上がりの雑なストレッチくらいなんですけど、それに続いてnoteで投稿することは継続されています。
とは言っても、数ヶ月前から書くペースは落ちました。
その頃、何となく、noteに対する自分のちょっとした違和感には気付いていたんです。疲れ、のような。けれど、それがはっきりと掴めないままで。
決定的に書くペースが落ちたきっかけは、とても好きなnoterさんのnote投稿お休みを知ったからでした。
私は、その方が書く文章の「力加減」がとても好きでした。
文章には、色味、温度、質感など、そこから感じ取れるものが様々あって、それが記事の特徴として書いている人を表しているのかなと思います。
しかし、私はその方が生み出す文章から伝わってくる「力加減」がとても心地良くて好きだったんです。
この人はきっと、誰も傷つかないようにと思いながら生きているんだろうなぁって想像できるような。本当のところは分からないんですけど、そんな力加減が文章から伝わるんです。
たとえ、いくら私がその方の文章に憧れても、そんな風になれないんだろうなって。
「上手さ」は頑張って真似できたとしても、「素敵さ」はその人だけのものです。
そして、その方のお休みを知った時に、自分が抱えていた違和感に気付いたんです。
あ、私、ちょっと力んでいたのかも。って。
始めた当初は独り言のように書いていた記事も、ありがたいことに読んでくださる方が増えてきて、「読んでもらうこと」を意識するようになりました。
これまで文章を書いたことなんてなかったからルールや法則みたいなものは分かりませんが、読みやすい文章になるようにまとめよう、と考えながら書くようになりました。
そうすると、以前よりもひとつの記事に時間をかけるようになり、「読んでもらいたい」という欲が出てきちゃっていたんですよね。ありがたいことに注目記事に選出してもらえたことにも、最初はテンションが上がっちゃって。
たくさんの人に読んでもらえることで、とても嬉しいコメントを貰ったりもする。そして、その感覚をまた味わいたくなっちゃったりしました。
涙しながら読みました。なんて言ってもらえると、泣かせてしまってごめんなさいと思いながらも、そんなに心に触れることが出来たんだと感動して、「読んでくれる人の為に書けることはないかな」みたいな、おこがましさが出たり。
でも反対に、記事が選ばれると何のコメントも説明もなしに、見知らぬ方の記事にリンクを貼られたり、リクエストを頂いた内容に対して思いを込めて書いた記事に、ふざけたような反応が返ってきたり。よく分からないコメントを頂いたり。これはどういう扱い?と、虚しくなってしまうことがある時期もありました。
そんな中で、好きなnoterさんの休憩を知った時に、思ったんです。
「私は、私が書きたくて始めたんだった。」
読んでもらいたい、共感し合いたい、称賛されたい、なんて気持ちはそもそも、「私が書きたい気持ち」がないことには、生まれるはずがないのに。書きたい気持ちを置いてけぼりにしていたように思います。
それに、ノルマがあるわけでもないんだし、疲れたなら疲れがとれるまで休めばいいんだよなって思いました。そしたらきっと、また書きたくなるんだから。
一時期の私は、1日の中でnoteに書けそうなことをわざわざ探しているような。何かに意識的に目を向けて、あ、これ書けるかも!って心の中でガッツポーズ。
でもそうやってわざわざ見つけて書こうとしたことって、下書きに保存してみても、そこから進まなかったんです。
書いている途中で気付くんです。
これ、嘘ではないけど、無理してない?って。
無理して上げた温度は伝わっちゃうし、わざとらしさはバレちゃうし。
何より、私にガッツポーズは力みすぎです。
一度そんな自分に気付いたら少し落ち着いて、ペースも落ちちゃいました。という感じです。
私は、「普段の生活の中で、言葉や声にできていない気持ち」をnoteに書いています。
それは、日々のこと、自分自身のこと、そして過去のこと。はたまた、こうだったらいいなという未来のこと。
いつも感情がぐるぐるぐるぐる渦巻いています。文章にするのだって、八ヶ月続けていても、なかなかスムーズに記事をまとめられません。時間がかかります。
その上、そんなに上手にまとめられてもいないと思います。書く内容も、ぶわっと書き記しておきたい意欲が湧いた恋愛や性格のことは一旦書ききったので、本当に雑多なアカウントになっています。
私の中にはいろんな私がいるので、書き方もバラバラだなと感じられるかもしれませんが、全部私です。
それでもフォローして読んでくださるあなたに感謝しています。いつもありがとうございます!
って、たまにはちゃんとお礼が言いたくて。
生活の中に、日々の暮らしから少し離れた場所があることって、私にとってすごく大切です。
こんな時代に嫌気がさしても、こんな時代でなかったら始めていないnoteです。だからといって、しつこい君に感謝はしないけど。名前も呼んであげないけどね、お騒がせウイルスよ。
そんなこんなで、これからも、マイペースに書いていきます。
じっくり読んでいただけて、何か感じるものがあったのなら嬉しいです^^