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出逢いとは運命的なもので、いったいなにに感謝していいのか、わからないけれど、今の自分にできることといえば、目の前の人に感謝し、奉仕することを忘れず、とにかく楽しむこと。それでしか、運命に対しては、恩返しすることはできないんじゃないかと思う。

気分を変えて今日は日記を原稿用紙で書いてみることにする。いつもはレポート用紙かルーズリーフにボールペンでさらさらと滑るように書いているのだが、万年筆でザクザクと削るように書きたい気分。それならキャンパスの原稿用紙が、紙質的にも丁度良い。

今日も人と話し、よく笑って過ごすことができた。書きものをしたり、読みものをするときはひたすら自分との対話、自分と向き合うことになるんだけど、夕方から自分の職場へ行くと否応なしに人とコミュニケーションをとることになる。さいわいなことに、現在の職場では待遇や、人間関係にも恵まれ、とても充実した時間を過ごすことができています。本当に感謝してもしきれないことです。

出逢いとは運命的なもので、いったいなにに感謝していいのか、わからないけれど、今の自分にできることといえば、目の前の人に感謝し、奉仕することを忘れず、とにかく楽しむこと。それでしか、運命に対しては、恩返しすることはできないんじゃないかと思う。その通りに振る舞いたい。ときどき、幸福な毎日が当たり前のように思えてきてしまって、こうした感謝の気持ちを忘れて、こなすように、作業的に「今」を過ごしてしまうこともある。そういうときに今日の日記をぜひ読み返してほしいものです。と、未来の自分に伝言を残しておく。

とにかく目の前の人への感謝の気持ちを忘れたらいけないのだ。それはコンプライアンスとかそういう形式の問題ではなく(無論、コンプライアンスを軽視する意図はない)、もっと人間的な意味での感謝と奉仕。目の前の人は、いつまでも自分の目の前にいるわけではないのだということを自覚すること。

僕は、人との会話のなかで、なにか面白いことがあって笑うたびに、こんなに幸福な時間がいったいいつまで続いてくれるだろうとちょっと寂しい気持ちになることがあります。

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