さらば!クソ仕事 読書マラソン#5
こんにちは!今日はコロナ禍で世の中の常識が一変してきている。果たして私達は今のままでいいのか!?
そんな疑問を持ったときに出会った本「ニュータイプの時代」をご紹介致します。
この本の私、らおゆーき的結論を言うと「モチベーションが上がることをやろう!」ということです。
早速ですが、ニュータイプとはどのような人材なのかをご覧下さい。
皆さんは如何でしょうか?私はゴリゴリのオールドタイプの人間でした...。
でも、いやいや 待って!
学校や会社、これまでの啓発本だってオールドタイプが正しいって言って来たじゃないか!?
これ書いた人は社会を知らないんじゃないか?
なんてことを思い、著者を調べてみると
本書の著者、山口周さんは電通、ボストンコンサルティンググループでは戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。現在は作家、パブリックスピーカーとして活躍中。
最近ではよくNewspicksなどでお見かけする方でした。
そんな問題解決のプロとして仕事をされてきた方が、もはやこれまでのような正解を出す力に価値はない!と断言しています。
その理由として今の時代は、人類史上初、解決策の供給過剰という状況になっているというのです。
つまり、現代は解決策はあふれているが、解決すべき問題の方が少なくて貴重になってきている。
例えば昔であれば、食料を保存するのに、冷たい場所を確保する。食品が腐らない用に加工して保存するなど、生きていく上で必要な食べ物をどうやって保存するかは大きな問題でした。
しかし、今はどの家庭にも冷蔵庫があり、いつでも新鮮な状態で食品を保存出来る。冷凍技術が発達して、レンジでチンするだけで美味しものが食べられる。
このように人類の長年の夢であった「差し当たって、今日を生きるのに大きな心配がない」という状態が現状のものになった。
そんな時代において著者が挙げている現在のメガトレンドとして社会のVUCA化、クソ仕事の蔓延を1つの例として挙げています。
メガトレンド、社会のVUCA化とは何か?
VUCAとはVolatile(不安定)、Uncertain(不確実)、Complex(複雑)、Ambigous(曖昧)の頭文字をとったものです。
つまり、今日の社会は変化が激しくて、未来の予想もつかない。これまでの経験や知識、データに基づく予想が意味をなさい社会となっているというトレンドです。
このトレンドの中で大切なことは、ある瞬間における最適解を見つけることではなくて、変化していく環境にどれだけ柔軟に対応していくかだと著者は述べています。
そして、このVUCA社会に対応出来ていない会社・組織において、今まさにもう1つのトレンド、クソ仕事が蔓延しているとも述べています。
クソ仕事の蔓延とは一体、どうゆう状況か?
先程も述べた通り、今は解決すべき問題 < 解決策(モノ・サービス)というように問題の希少化が起こっています。
また、VUCA社会において計画通り事業を進めることや、これまでの経験を生かした製品づくりということが、無価値化するトレンドが来ている事も述べました。
さらに、一昔前に比べても製造ラインの機械化、IT技術の発達やAIの進化により生産性は格段に上がっている。
それなのに我々の働く時間や給与はいつになっても変わらない。それはなぜか?
結論を言えば、私達の多くは実質的な価値や意味を生み出すことのない「クソ仕事」に携わっているからだと著者は述べています。
20世紀前半のイギリスの経済学者は90年前に「100年後は生産性が上がって、人類は週に15時間働けば十分に生きていける社会が来る」と予言していました。しかし、現実は100年前と同じ時間を労働に割いている。
つまり、労働に関する需要が減少しているにもかかわらず、労働の供給量が変わらないために、本質的な意義を持たず、社会にとって意味のないクソ仕事に多くの人が携わって行かざるを得ないというのが現在の社会だというのです。
私達がいる会社や組織の多くは、そのような社会において目的や意味を明確化することなく、ただひたすらに生産性を求めて、量的成果を追求するオールドタイプが、さらなる「クソ仕事」を作り出しているという地獄のような現状なのです。
じゃあ、結局どうしたらいいのか?
究極の結論としては、あなたがニュータイプになって会社や組織を変えていく!ということになりますが...
無茶言うな!組織の一員であるサラリーマンにそんな大それた事は出来ない!と思われた方も多いのではないでしょうか?
わかります!私もしがないサラリーマンなので、その気持はよーくわかります。
そこで、冒頭でお伝えした本書の私的な結論「モチベーションの上がることをやろう!」です。
すぐには会社や組織の上層部の一員としてクソ仕事を抜本的に撲滅する事は難しいと思いうので、具体的には自分が興味があること、ワクワクすることを今の仕事に関わらずやってみるという事です。
例えば、ずっとやりたかった企画を会社にこっそり親しい人と進めてみる。
ブログをやるために仕事帰りに気になっていたお店を廻ってみる。
売上や利益などの目標数値以外で、家族とご飯を食べる回数、会社帰りに映画を見に行くなど、自分が価値を感じることを目標数値化して、そっちの目標達成を優先するために仕事するというのも良いかもしれません。
本書でも、今後は意味や価値を見つけて発信できる人間が貴重になる。そしてVUCA社会で予想が出来ないからこそ、何でもやってみる事が大切だと述べています。
そしてその中で、これはいい!と思った事を発信したり、結果が出たものを今後の自分の武器にしていくのが良いじゃないかと思いました。
実際に私もこのNoteを始めたキッカケは前から興味があったけど、やっていなかったブロクを始めてみよう!そして本を読むのが好きだから、それを発信して誰かの役に立てばいいなと思ったからです。
実際に書いてみると結構大変ですが、書き終わったときに達成があります。そして、皆さんからスキ!を貰えたりすると、今後も本を読むためのモチベーションにもなったりするので、すごく良かったなと思ってます。
皆さんも仕事や生活のなかでワクワクする事から始めて、ニュータイプの時代を楽しく生きられるモノを見つけれれてはいかがでしょうか?
以上、お読み頂きましてありがとうございました。
生産性の向上、便利なものが充実
→でも実際の100年前と同じ労働時間。
実質的な意味や価値を生み出すことのないクソ仕事に携わっているから
→現在は社会にとってなんの意味もない、クソ仕事に多くの人が携わっていかざるを得ないのが現実。
→オールドタイプは目的や意味を明確することなく、ただひたすらに生産性を求めて「クソ仕事」を作り出して、周囲のモチベーションを破壊し、無意味の泥沼へと陥っていく。
ニュータイプは常に仕事の目的や意味を形成し、本質的な価値を言語化、構造化出来る→モチベーションを引き出す事に大きな価値を生み出す。
ニュータイプ:やらされ仕事は何のためにやるのか?
・今、やろうとしている事は会社にどう貢献するのか?
・自分にとってどんな意味があるのか考えることが必要
→モチベーション高く、パフォーマンスもよくなる
モチベーションを高く持って、本当にやりたいこと、意味のあることのフォーカスに、仕事をしている人(ニュータイプ)
意味はわかっていないが、昔の主観でとにかく予算達成。前期比10%UP。
予想は外れるのにコロナの影響の穴埋めで予算GAPを受ける。とにかく注文とってこいみたいなオールドタイプ
色々ためして、自分にあったものをよりあつめていく。
計画してどうこうというのは時代の変化が激しいので意味がない
大量のものを試してみて、うまくいったものを試す。
何でもやってみて、特に興味あるものをどんどんやってみる。
「」
サラリーマンには和足はニュータイプだからこれはあらないとかこの意味はなんですか?という問いはなげかけるのが難しいと思うが、やりたくない仕事はやらない、やってみてある程度して無理と持ったらやめてしまうのもいいかもしれない。
ニュータイプとオールドタイプに分けて考えるのはそれこそオールドタイプの考え。いいとこどりすれば良い。具体的なアクションプランがないのが残念。
結局パブリックスピーカーってなに。。。
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