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私が小児の理学療法士を目指したわけ

前回は理学療法士を目指したわけを公開しました!
今回は理学療法士養成のための専門学校に入学してからのこと
数少なく就職することも難しいと言われる小児リハビリに携わることになった
わけを書こうと思います!!

理学療法士になりたい!と思ったのは、幅が広いと思ったから。
でも子供の分野はあまりわからず、そんなに考えてはいなかった1・2年生の頃。

純粋に子どもと遊ぶことや関わることは好きで、
スイミングのコーチを学生時代には4年間していました😄
親子で入るベビースイミングから母子分離する水慣れ級から4泳法を
指導するコーチでした!
週に1回はマシンジムでインストラクターをしていました。

今までのアルバイトは続いたことがなく、
飽きてしまいすぐにやめていた私が4年間楽しくて楽しくて
続けていたアルバイト。
卒業するときには子どもたちや保護者の皆様、コーチの仲間から
暖かく勿体無いくらいのお言葉をたくさんいただきました。誇りです。

そんな大好きなプールのコーチをやっていく一方
勉強は大変だし寝れないし実習は長期間行かなければならない学校が
正直嫌になったことがありました。
そのときにプールのコーチに就職できないのだろうか…と考えたことがありました。
そんな考えを抱き、ネガティブになっていたときに
子どもと関われる理学療法士っているのかな?と素直に疑問に思っていた頃
3年生の授業で小児の授業があり、
数少ないけれど子どもと関わる理学療法士がいることを知り、
世界を知りたいと思うようになりました。

でもそこで私が思っていたことは、
数少ない=頭が良くないといけない
でした笑
実際、理学療法士になり社会に出てみると、人柄が大切だったり
頭の良さなんで正直わからないと思います。
地頭の良さと技術や知識を突き詰めることの違いも感じます。
小児理学療法士の数が少ないのは、働き口がそもそも少ないこと
みんな好きで就職していることもあり、離職率が少ないこと
県や市の事業であることもあり、求人が出るまでに時間がかかり
産休育休代替の求人が多いこと
色々な理由がありました。
でも当時の私はそんな大層なことは言えない!と思い
心の中で子どもと関われたらいいな〜と考えていました笑

そんなときに1つ上の仲良くしていただいていた先輩が小児の施設に
就職が決まったことを知りたくさんお話をして夢が膨らみました( ̄▽ ̄)
でも先生たちには言えず笑

そのまま長期実習を2回済ませた時、
学校の特徴で短期の実習が多かったため
クリニック、総合病院、療養病院、デイサービス、老健、特養
様々な場所に行かせてもらいました。
実習地からは就職のお誘いを受けたりもしており
実習後には就職を決めてきた友達もいたり…
でも、どこに関しても自分が働いているところが
白いケーシーを着ているところが全く想像つきませんでした。
今後自分はどうしていくんだろう…とも思っていました。
今となっては笑える!

そんなときに最後の実習地が廊下に張り出されました!
私の実習先は小児の施設でした!
毎年先生が頑張って実習受け入れ先を探していて何年かぶりに取れたらしい
小児施設。そんな貴重な実習地に私!?と時が止まった気がしました(..)
しかももう一つのミラクルが口蓋裂があった弟が小さい頃に
通っていた療育施設でした。
名前も覚えていたので母にも連絡し先生にも私でいいのか
なんで選んでくれたのかも聴きに行きました。
実は何人か小児希望の同期がいたらしいですが、
会議をした結果、先生たちの中で私を実習に行かせようと
決まったんだよと教えてくれました。

その実習はとてもとても辛かったし一番ケースも多く眠れなくて
睡眠が1番大切な私にとっては大変だったけど
毎日会える子どもたちが可愛くて可愛くて
楽しく実習に行っていたのを覚えています。
こんなに楽しく毎日仕事に向かえたらどんなに幸せなんだろう!と
思い小児の理学療法士になりたい!と就職活動をはじめました😋

私の就職の代は特に小児の求人がなかったこともあり
1日中職員室に居座り(国試勉強もせずに笑)
小児の就職先ないのかなー?ここはどうかなー?
と、先生たちにずっと相談していました。
結局国試の直前に今年度オープンの児童発達支援・放課後等デイサービスの
求人を見つけて就職することになりました!

その後に療育施設にお誘いいただき
子どもたちと関わった埼玉県時代。

水泳もできたらいいなーと思っていたら、障害児水泳のお誘いがあり
4年間関わらせていただきました!
障害があろうが水の中は気持ちがいいんだよと
水慣れをしたり泳ぎを教えて行ったり
パラリンピックの選考をするお仕事をしたり
イルカに会いに行ったり…いろーんな経験をさせてもらいました!
先輩もあまりいなかったので、誰かに相談したい、どうしたらいいのかな?
という疑問もそこで出会う小児の理学療法士のベテランの方々に
月に1度話をして教わる学びにもなっていました。
プールの中でもハンドリングを学べたりと
なんて幸せな駆け出しの理学療法士だったんだろうと思います!

続く🤗
大阪に来てなぜ自費をしているのかを書きます!

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