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音楽と日常

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氷山の一角 2023.1.30日記

就活でもというのは自分自身を売り込むことだとつくづく実感する。 自分を構成する良い部分と悪い部分、その悪いところでも綺麗で人に見せられる部分と見せられない部分、その中から良い部分を取り出してたまに綺麗な悪い部分を少し混ぜて人様にお出しする。ESを書いているとそんな気分になる。 それは会社側も同じで、会社の全部を提示しても学生が寄り付かないことは自明だからきれいな部分だけを出してそれっぽく見せているんだろうな。 研究室の先輩が「就活は相手をよく知らないまま結婚するのと同じ」と話

    • どこかの街の誰かの日常-あの街レコード/indigo la End

      こんにちは! 素敵な企画の詳細はこちら 今回はindigo la Endのメジャー1stミニアルバム、あの街レコードについて書かせていただきます。お付き合いいただければ幸いです。 はじめにindigo la End、と聞くと繊細な感情表現を得意とする、他人の言葉を借りると「エモい」曲が多いイメージを持たれている方は多いと思います。 どの時代を切り取ってもindigo la Endの“らしさ”は保たれていることは前提に、最近の曲が映画のような非日常を歌っているとしたら、

      • 義務感と必要条件

        先日「推し疲れ」という言葉がトレンドに入っていた。 ざっと該当記事に目を通すとどうやら「最初はそのコンテンツを純粋な気持ちで応援してたけど段々追うことが目的になった」という内容っぽい。 昔に応援してたコンテンツのことを思い出す。最初は好きであったはずなのにいつからか義務感に強く足を取られていた。 番組を見ないとTLの話題についていけない、新曲が出たら全形態買わなくてはいけない、情報解禁されたら喜ばないといけない、ライブを、グッズを……etc 純粋な好きより義務感が先行してい

        • 名悪役という楽曲とフレデリックのライブの在り方について

          フレデリックの楽曲、名悪役。アンコールを演奏し「遊びきったので帰宅します」と告げ退場していくメンバー、エンドロールが流れここでこれで公演が終わると殆どの観客は思っていただろう。しかし、その予想を裏切る形でメンバーが再登場し「思い出にされるくらいなら二度とあなたに歌わないよ」という歌いだしであるこの曲を客席に投げつけた。これがこの楽曲の初披露となった。 本編最後でコロナ禍におけるフレデリックなりの音楽に対する向き合い方を歌った「されどBGM」、アンコールではアオアシとのタイア

        氷山の一角 2023.1.30日記

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        • ディスクレビュー未満
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          聴く専オタクが楽器を7年ぶりに始めた話

          こんにちは なこです とある企画をきっかけにnoteを開設しましたが、他にも何か記事を書きたいな〜ということで、今回は7年振りに楽器を始めた話をしたいと思います。 中学3年間吹奏楽部に所属をしていましたが、引退時「もう二度と吹奏楽はおろか、楽器には手を出さない」と思っていました。(それについては後で詳しく書きます) そんなわたしが、毎日ギターの練習をし音楽教室に通い約9万円のギターを買ってしまった経緯について書いていこうと思います。 ⓪吹奏楽部ぶっちゃけいい話じゃない

          聴く専オタクが楽器を7年ぶりに始めた話

          それぞれの“正解”を-フレデリック×須田景凪 『ANSWER』

          この記事は「おすすめCDアドベントカレンダー2021 22日目の記事です 素敵な企画に参加させていただきました! 拙い文章ではございますが、お付き合いいただけると幸いです。 昨日のひいらぎさんの記事はこちら 今この記事を書いている時点では深く読み込めてはいないのですが、分量も熱量も凄まじいものでした。USELESSは繰り返し聴いたアルバムではありますが、新たな視点でのUSELESSが聴けそうです。月並みな表現でごめんなさい。 USELESSを聴いた人も聴いていない人も

          それぞれの“正解”を-フレデリック×須田景凪 『ANSWER』