見出し画像

子のADHD検査をためらう親の気持ち〜ADHDの発覚と二次障害(鬱や適応障害など)になっていた話 その2〜

前回
https://note.com/popopo2019/n/n9d870cb23cae
からの続きです。

TEACCHの研修から心療内科予約まで一気にしたわけですが、家族の意外な人から診断受けなくてもいいんじゃない?と言われる。

産業カウンセラーを仕事にしている母が、嫌がった。

私的には、このADHD疑いが出る数年前に適応障害の自覚症状があって、母に相談したときはさっさと通院することを勧められたから意外な気持ち。通院までの間に、なんどか行かないでいいんじゃない?と言われる。

診断が確定したあとに、なぜ止めたのかを聞いてみると。
・自分の子供となると止めたくなる
・自分の子供となると客観的に考えられない
・自分の子供が障害者が可哀想で辛い
と、言うことでした。

母は私が障害者支援の仕事を始めてから、精神障害がある方の接し方や傾聴、病院との連携の仕方などなどいろいろアドバイスをしてくれた人で、元々日頃から社内のメンタル系の問題を何件も扱ってる人なのに、この状態。もちろん診断出てからは受け入れてくれたし、治療方針伝えて協力もしてくれましたけど。

で、あればです。
いままでADHDやASDなどの精神障害に関わりがなかった人がすんなり受け入れられるわけないですよね。拒否感あって当然。
この体験は、支援者としての自分のあり方や、保護者との接し方が変化するよいきっかけになりました。

親にとって、「子が障害者である」という事実はとても辛く、受け入れ難いもの。という当たり前のことを身に沁みて感じ、「なんで子供が障害者であることを認めずに否定するんだろう?子供が十分な支援を受けられなくなるのに」という考えに対する1つの答えだな、と思いました。
なので、親が受容しやすいように、伝え方は今でも考えてしまう。

保護者対応関係はそのうち別に記事を書きたいなぁ
あと家族への客観性という問題は後で自分自身にも返ってくるのでした。

次回は心療内科へ行って診断が出たときの話を書いてみる

つづく

サポートいただけるとホッとします。 それをまた他の人にも配りたい_(┐「ε:)_♥