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give と get を使った“シンプルで使える” 表現を洋画の中から集めてみました。

giveget” は基本中の基本の語ですが、実に様々な意味で使われます。

今回はそんな give と get を使った簡単そうに見えて案外使えないセリフを映画「リメンバー・ミー」から集めてみました。

① 祖母に向かって浮かぬ顔をしたミゲルに祖母が言ったセリフ。

Don’t give me that look.「そんな顔しないで」

パンチ力のあるスッキリとした表現で大好きです。この表現で Don’t give me that. という表現を思い出しました。意味は「そんなこと言わないで」です。say や tell を使わずに言っているのがいいですね。


② 愛犬ダンテを祭壇の下に隠そうとしたミゲルの一言。

Get under.  Get under.「下に隠れて」

正確には Get under the alter. ですが、ミゲルは誰かに見られないか焦っていたので、Get under. だけ言ったのでしょう。隠れるは hide なので、hide under the alter. でもいいですが、簡単な get を使った方がスッキリします。

③ 嬉しさのあまり屋根の上に登ったミゲルに下から母親が見上げて一言。

Miguel, get down from there.「ミゲル、下りて」

climb down や come down でもいいですが、get down で十分ですね。

④ プラザでギターを弾かせて欲しいと係員にミゲルが言った時に係員が言ったセリフ。

You got an instrument?「楽器ある?」

「楽器を持っている?」を訳すと You have an instrument? とするのが多いのではないでしょうか?もちろん have でも間違いないのですが、got の方がよりカジュアルで口語的な表現です。このことは案外知られていないのではないでしょうか?

正確には You’ve got an instrument? ですが、you got は You’ve got が崩れた形で、より informal で口語的な表現です。


⑤ ミゲルをデラクレスに会わしてあげると、ヘクターが言ったセリフ 

Cool off, chamaco, come on... I'll get you to him. ( 分かった。おじいさんに会わせてやる)

“get ... to 〜” で「... を〜にひき会わせる」でとても簡潔に言い表せます。I’ll introduce you to him とも言えますが、get を使うと簡潔に表現できます。

⑥ デラクレスのコンサートに入れるのかミゲルが確認した一言。

And you can get us in!「入れるんでしょう?」

get (人) in「(人)を中に入れる」という意味です。get を使わなければ、Can we enter the concert? などと訳すのではないでしょうか? get ... in の方がスッキリしていいですよね。

give と get を使いこなせれば英語の表現力がさらにと上がること間違いありません。どんどん使っていきたいですね。

Thank for reading till the end.  See you!

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