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語学オタクのアラ還主婦の英語修行


辞書を活用する

英語の学習で欠かせないのが辞書です。電子辞書やオンライン辞書など、今ではいろんなソースがありますね。私は昭和生まれなので電子辞書よりは紙の辞書が好きです。辞書の紙質も好きなんですよね。本や雑誌とは違うでしょ?それに、パッと一目でいろんな情報が入ってくるので、派生語を調べたりするのにはこちらの方がいいかなぁと。接尾辞をつけるだけで動詞が名詞になったり、形容詞が副詞になったり。調べたい単語の周りをぐるりと見渡してみると、仲間がたくさんいたりするんです。すかさずそういった派生語もチェック出来るのは紙の辞書ならでは。スクロールする必要もないですからね。目にも優しいですよ。

英英辞書で言い換えに慣れる

そんな辞書ですが、英英辞書を使ってらっしゃいますか?そうです。調べようとしている単語が英語で説明してあるアレです。その説明が分からないと更に調べ物が増えるという負のスパイラルに陥ることがなきにしもあらずなのですが、普段から息をするように英語を読むためには是非とも使っていただきたいです。この単語はこんな風に言い換えられるのか、と学べることが沢山あります。

この単語の言い換えに慣れるというのが試験で大いに役に立つんです。英検もTOEICでも選択肢の文は大抵本文の言い換えとなっています。いかにそれを見抜くか、が鍵になります。carをmotor vehicleに言い換えるなんて、よく目にしますからね。(まぁ、carを辞書で改めて調べる人、あんまりいないかもですが、あえて調べてみてどんなふうに説明されているかを見るのも面白いです。)普段から英英辞書を使って言い換えに慣れておくと素早く正解を見つけることができます。TOEICなんて言い換えのオンパレードですからね。かなり強引な言い換えも出てくるので、いつも「そう来たか…」と唸ってます。

単語のニュアンスがわかる

「手に入れる」を英語で言おうとすると、get, obtain, acquire, receive などが思い浮かびますが、違いはなんでしょう?これらを英英辞書で調べてみます。

get→receive  
obtain→come to own or possess
acquire→gain by one's own ability   receive→get, accept or take

getとreceiveには互換性があるみたい、なんてことがここから読み取れます。こんなことができるのも英英辞書ならでは。こういった微妙なニュアンスは、英語圏で生活したことのない私は肌で感じたことがないので、こうして辞書から知識を得ています。辞書、さすがです。

ボキャが増える

調べたい単語が別の英語で表現されているということはそれだけボキャも増えるということです。単語を調べながらボキャを増やすこともできるなんて、美味しいじゃないですか。しかも、同じことを別な単語で表現できると英検のライティングに役立つんですよ!英検のライティングにおいては、短いエッセイの中に同じ単語が何度も登場することを嫌う傾向があるので、言い換えの力は是非ともつけておきたいですよね。

とは言え、忙しい時には手軽にオンラインの辞書を使います。ちなみに愛用しているオンライン辞書はアルクの英辞郎です。例文が豊富なので作文の時にもバッチリ役立ちます。無料で使えるバージョンもあるので(ちょっと広告がうるさいですが)気軽に試せますよ。

さぁ、単語力をつけて文法力も上げたら大抵の英文は読めるようになります。息をするように毎日英文に触れてください。次に必要なのは英作文の力。英検ではライティングの比重が割と高めです。また、面接では英語を話さなくてはなりません。話すためには英文が作れないといけません。次回からは英検の作文についてのお話です。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。次回もお楽しみに!

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