娘の3歳児検診から、グレーゾーン息子の時を振り返る。
昨日、娘の3才児検診に行ってきました。
6年前、言葉の発達が遅かったグレーゾーン息子を連れて行ったときのことを、場面ごとに振り返ります。そして、誰もが受けやすい健診のあり方を考えてみました。
①問診
まず、子どもに質問。
「お名前教えてください。」「何歳?」「ここまで何で来た?」の3つ。娘は緊張していたので、すごく小声でしたが、すべて返答できました。
担当者のメモを見ると、名前のところに「フルネーム」と書いてありました。確かに、息子のときは、自分の名前を「〇〇」と言うだけに対して、娘は「●●〇〇です」とフルネーム+です。
このフルネームが言えたかどうかは、診察の先生もチェックされてました。
息子のときは、年齢も、何で来たかも答えられなかったな〜。
②計測・診察
計測・診察のため、子どもの服をすべて脱がせて、パンツ一枚にさせなければいけません。この部屋には、マスクとフェイスシールドを付けたスタッフさんと、お手伝いの年配女性が複数名。
今思えば、怖かったんでしょうね。息子は私にしがみついて、服を脱がせるのも、身長体重を測るのも嫌がって、本当に大変でした。
娘は、難なく余裕で終わりましたが、会場には息子と同じように泣いて騒いで抵抗してる子がいて、息子もこうだったな〜と本当に大変だったと懐かしく思いました。
③歯科
これまた難関!マスクにフェイスシールドのベテランおじいちゃん先生が歯の点検をしてくれます。その膝に頭を乗せて、口を大きく開けて、診てもらいます。
男の人が苦手な娘は泣くのでは…と心配しましたが、何とか頑張りました。
息子のときは、よく歯医者さんで定期検診してたので、これは大丈夫だった気がします。
やっぱり慣れって大事ですね。
④母子手帳返却
このあと個別相談がなければ、母子手帳を受け取って終了です。
保育園の給食は食べるけど、家では甘えて偏食がひどい娘。栄養相談受けますか?と聞かれましたが、順調に成長していて栄養不足ではなさそう。何より、栄養相談は正しい栄養の知識や工夫を教えてくれるだけ。もし相談したら栄養取らせなければと、私自身も娘も追い込んじゃうなと思って、やめました。
当時の私は、何でも理想を追い求めるタイプでしたが、それだと自分も子どもも苦しめるだけ。受け取る情報をセーブして、自衛することも大事だと思います。
ということで、娘の3歳児健診は、これで終わりました。
⑤個別相談
発達や栄養などで相談がある人は、ここで詳しく個別に相談できます。息子の時は、二語文も出ていなかったので、言葉の遅れを心配して相談へ。
質疑応答のあと、担当者からは様子見ましょうか?と言われましたが、それでは困る!と、現状に心配している旨をものすごく訴えた記憶があります。そして手に入れた、「臨床心理士さんの幼児相談」への案内。
私の必死の訴えがなければ、次に繋がらなかったと今でも思います。なんで療育には繋いでもらえなかったのかは、今でも疑問が残ります。
当時の私は、発達障害への知識がゼロで、障害とは1ミリも思っていなかったので調べることもせず、ただ教えてもらえた幼児相談が全てでした。
まとめ
3歳児健診を保健センターで一斉に受けることに疑問を持ちました。
お昼寝ど真ん中の時間帯に、30分かけて保健センターまで行かなければいけない。平日だから、仕事していたら休まなければいけない。身体に障害があったり、発達障害があったりする場合、そこに連れて行くこと自体、既にハードルがあるかもしれない。
それならば、その人の都合に合わせて、健診方法を選べたら良いのではないかと思うのです。
①問診書類は書いて投函(またはWEBで返答)
②近所の内科で、測定と診察。(尿検査提出)
③近所の歯科で、歯の点検。
④個別に相談のある人は、それぞれWEBで日時予約して相談に行く(またはオンライン相談)
こんなふうに変わったら良いなと思いました。
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