【発達障害グレー✕通級】空白の15ヶ月から学んだこと。
通級指導教室を翌年度から利用したい場合、期限は10月末まで。(年長児は7月末まで)
私が通級の存在を知ったのは1年生の12月。この時点で、最短で通えるのが3年生の4月。
通級に早く通わせてあげたいと思いながらの空白の15ヶ月は、長かった…。
そこから学んだことをお話します。
▶ 通級とは…
通級指導教室の略。公立小学校の通常級に通いながら、週1〜月1回など決められた曜日&時間で通級指導教室のある小学校に通う。
診断名は不要。本人や親、先生の困り感が大事。送迎は親が行い、授業中は別室で先生と親御さんで状況報告などして過ごす。現在、通級の需要が高まっており、年々、倍率が急増中。
申請から、入級までの流れ。
①在籍校に、通級に通いたい旨を伝える。
②書類を受け取り、記入→在籍校に提出。
③在籍校から特別支援教育総合センター(特総)に申請。※この申請が10月末まで!
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特別支援教育総合センター(特総)にて、教育相談(面談・検査)を受ける。
※面談の最後に、通級判断が出る。
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通級指導教室での説明会。(1〜2月)
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通級指導教室での初回面談。(3月)
※ここで、指導回数・曜日・時刻が分かる。
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保護者説明会(4月)
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初回指導日(4月下旬〜5月)
通級判断が出ても、キャンセル可能。
教育相談(面談・検査)を受けて、通級判断が出たとしても、その後の状況により通級を利用しないと保護者※が判断すれば、キャンセルできます。(※先生と要相談。)
息子は、3月中に必要書類を書いて提出しておいたので、4月に教育相談を受けました。良く言えば、丸一年どうするか考える時間があった。でも、私は早く通わせてあげたかったので、一年間、対応にもがいてました。
プロに見てもらうことのメリット。
申請して、面談を受けてから、悩む。それでもいいのではないでしょうか。発達障害グレーは、診断名もなく、通常級でもやっていけてるからこそ、そこまで必要かなって…悶々と悩みますよね。
いま、通級の需要が高まっていて、倍率がかなり高いそうなんです。そんな倍率の中で、息子に通級診断が出るのかどうか、正直お試しでした。
もう素人の私では判断しようがない。それなら、プロの先生方に見ていただいて、通級が息子にとって必要か否かを判断いただく、これがひとつの目的でした。
教育相談での副産物。
教育相談では、田中ビネー知能検査をしました。その結果である、生活年齢に対しての精神年齢とIQを教えてもらいました。これだけでも、すごい収穫。無料でこんなことまで教えてもらえるなんて、ありがたいです。
息子は、精神年齢が若干高めなくらいで、IQだって標準。記憶力が驚くほどすごいので、IQ高いのかもなんて思ってた自分が恥ずかしい。「なんだ、どこにでもいる一般ピーポーなんだ」って思えたのも収穫でした。(笑)
迷ったままでいい、まずは相談。
いっぱい悩んで、いっぱい調べて、ずっと頭の中でグルグルしてた。通級診断が出たら、やっと突破口が見えた気がした。でも、すぐには使えず一年も待つしかなかった。
もう誰にもこんな思いしてほしくない。
通級を迷ってるなら、迷ったままでいいから、在籍校の先生に「通級を検討している」と、まずは相談してみましょう。支援関係は、需要の急上昇で、びっくりするほど順番待ちで、本当に本当に時間がかかります。先の予約をしておいて損はないはず。
迷いながらも、行動。
その行動が、突破口となるはず。
最後に。
ぽぽしおブログでは、「発達障害グレーゾーン子育てで学んだこと」から「未来のために行動して学んだこと」まで、これからの生き方へ繋がるヒントを発信しています。
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