薄いヴェールの向こう側
こんばんは、popoです。
雨続きの初春の頃が明けて、
ほのかな陽の当たりに尊さや懐かしさを覚える
そんな感覚も芽生える時節となりました。
やわらかな水のカーテンの幕が上がり、
あらたなステージで再起するいのちの鼓動が
そこかしこで大気をふるわせはじめるような…
そうした気配も内包されているように感じられています。
ここのところは、水に対する感覚や意識の変化が起こっていて、
家事の習慣を見直したり、暮らしのリズムを調節するような日々でした。
一時的に冬の(水の)気質が高まっているような時期なので、
それは自然な流れであるようにも感じられていて。
水は感情、一転して理性や知性を担っているそうですが、
こうしてnoteに書いたり、手帳に日々のことを書いたり、
こまめに発露することで変わりゆくものがあれるのかなと、
その流れをぼんやりと眺めるように受けとめられています。
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最近読んだ小説の中に、水で音が鳴る仕掛けの描写がありました。
それは「水琴窟」という土に埋めた瓶(かめ)を用いた仕掛けで、その上に敷かれた小石に水をまくと、なんとも安らかな音が鳴り響くのだそうです。
(ひっくり返した瓶の内部に水が溜まって、そこに水が落ちることで音が鳴るようです)
溜まった水が土の中に吸収されて適度に排水されるからこそ、
空の瓶の内部で音が反響してよく響き渡るのですね。
どこからか鳴り響いてくる音に耳を澄ませるうちに…
身体もいっしょになって打ち震え出す、のかもしれません。
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もうすぐ魚座の新月を迎えます。
12の月(星座)の周期の中で、最後の番をする星座です。
渾然一体の水の世界を自在に泳ぎまわるようなその魂を受け継いで、
またあらたなサイクルへと向かえるように…
ゆっくりと漕ぎ出していきたいと思います*
春の陽気に誘われて外歩きするのが楽しい頃になりますが、
適度な水分補給や、静かに言葉を書き記すことを大切にしながら、
胸の内に軽やかに弾むメロディーを響かせられますように。
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