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祝・キャリアコンサルタント試験合格!

今日は6月と7月に受験した第17回国家資格キャリアコンサルタント試験の合格発表日。

キャリアコンサルタント資格取得までの道のりについて、noteへ投稿の途中でしたが、先に合格発表の日がやってきてしまいました。
■キャリアコンサルタント資格取得のきっかけについてはこちら

試験機関のホームページ上では、学科試験、実技試験ともに合格していました!

大学受験の合格発表以来のドキドキ感でまだ信じられません…。
後日結果が郵送されるので、それを見たら実感がわきそうな気がします。

この合格は、自分の努力はもちろん、養成講座でお世話になった先生・仲間たちのおかげ。
そして何より養成講座や試験直前の勉強会に行くために、12月から約20日間も子どもたちの面倒をみながら応援してくれた夫のおかげ。

そもそも夫が協力してくれなかったら、この合格はあり得なかった
感謝の気持ちでいっぱいです。

途中、予期しない病気で挫折しかけたこともありました。
キャリアコンサルタント養成講座の終盤、わたしはひどい頭痛で起きていられなくなり、脳脊髄液漏出症の疑いと診断されました。
この病気は特効薬がなく、まずは水分補給をしっかりして横になるしかないような病気で、未解明な部分が多いと言われています。
家事や子どもの世話を一切できず、とにかくベッドに横になっていたときのことを思い出します。

このまま治らなかったら、この先どうなるのだろうか。寝たきり?
キャリアコンサルタントの養成講座を修了できないどころか、試験も受けられなかったら?
下の子の保育園が決まってあと少しで育休が終わるのに、復帰できるんだろうか?
立つことも座っていることもしんどい。
治らなかったら、これから先ずっとこんな痛い思いしながら生きていかないといけないんだろうか。

わたしの人生史上、最もネガティブな感情に押し潰されそうになりながらも、養成講座で出会ったばかりのある理論を思い出しました。

クランボルツ先生の「ハップン・スタンス・ラーニングセオリー」です。
「個人のキャリアの8割は、予想しない偶発的なことによって決定される」という考え方をベースに、その偶然を計画的に設計しながら積極的に自分のキャリアを良いものにしていこうという理論です。

この病気は私にとってはチャンスなのかもしれない。
たとえこんな状況でも、何もできないわけではない。

養成講座が終わるまで、あと3回というタイミングでした。
希望を見出したわたしは、「ギリギリのラインでもいいから絶対に講座を修了して、試験に受かるんだ!何かチャンスが広がるかもしれない!」と奮起しました。

通学していた養成機関には、通学からオンラインに振替できる制度があったので、それをフル活用。
ベッドの横にミニテーブルとパソコンを置いて講義を受け、休憩時間になるやいなやベッドに横になって充電。
少し無茶をした感はありますが、無事養成講座を修了しました。

その後、幸いにも体調はゆっくりと改善していったので、仕事も復帰し無事試験も受けることができました。
そんな挫折もしながらつかみとった合格です。

もちろん、これはゴールではないし、資格を取ったからと言ってすぐ何か仕事ができるとも思っていません。

この合格はわたしのキャリアの通過点に過ぎないのだろうけど、資格を取るための一連の行動によって、様々な価値観に触れ、思考の枠組みが変わる転機になったことは間違いありません。
これからどうやって思いをカタチにしていくのかは自分次第だと思っています。

とりあえず、今回は自分の努力に正直に「がんばったね、おめでとう!」と褒めてあげよう。

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