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在宅勤務をしてみてわかった通勤時間の意義

どうやらわたしにとって、通勤時間は仕事とプライベートの間の、思考の切り替えタイムになっていたみたい。 

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私は2020年4月から第二子の産休・育休に入り、今年2021年5月に復帰しました。

産休に入った頃はちょうど第一回目の緊急事態宣言発令で、会社がちょうど原則在宅勤務に切り替わったタイミングでした。

そして復帰時、結局在宅勤務が継続していたので、出社する必要がある時だけ(出社してもせいぜい週1回)出社という、ほぼ在宅勤務のスタイルになりました。

最初は、通勤時間のロスもなく、夫と家事がシェアしやすいし、家事のゆとりも生まれたし、夕飯の時間が早めらるし、子どもと過ごす時間も増えたし、良いことばかりだなと思っていたのですが、2ヶ月ほど在宅勤務をしてみると何だか少し疲れてきました。楽になったような気がしていたのに…

どこで疲れを感じているかといえば、仕事が終わりパソコンを閉じたら、間髪入れず「さぁ、夕飯の支度だ!」と数歩歩いて台所に立ち、料理を始めるあたり。まだ仕事のことを考えていたり、気になってメールをスマホで見てしまったり、なかなか段取り良く料理が進まないことも…。

一方、出社の日は仕事が終わったら電車に乗って、30分弱時間があります。この通勤時間がロスだと思っていたのですが、久々に出社したある日、気づきました。

帰宅の電車に乗りながら、「家に帰ったらまずはあれをやろう」、「これは電車の中でできそうだから今やってしまおう」、「子どもが寝たら今日はあれをやりたい」…などと、通勤時間に仕事→プライベートモードに思考が切り替わっている。

あー、これか!💡これがないんだ、今のわたしの在宅勤務には。あまり意識してこなかったけど…(鈍感…)

あと、在宅勤務が普通になると、週3回の通勤でも体力的にしんどく感じる。完全な運動不足。出社する緊張感も一因かもしれませんが、通勤って、良い運動になってるんですね…。意識的に運動しないととは思いながら、なかなか取り組めていません。

とはいえ、在宅勤務という状況は変えられないし、メリットもたくさん享受していることは確か。

仕事とプライベートがシームレスにならないように、あえて自分で垣根を創り出してみることも必要なのかなと思う今日この頃でした。

さて、どんな垣根をどう創ろうか。

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