見出し画像

ストレングスファインダーの診断結果から読み解く、わたしの子育て模様

自分の強みを診断する米ギャラップ社のストレングスファインダー。
長年ベストセラーになっている「さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう」で受けたことがある方も多いと思います。

わたしは4年前に父から教えてもらってやってみたのですが、その時の診断結果が見られなくなってしまったので、1ヶ月ほど前に再度受けてみました。

この強みをわたしのキャリアでうまく活用していきたい!という思いはもちろんありますが、今日はその結果を4歳娘&1歳息子の子育て模様と重ね合わせ、分析してみたいと思います。

ストレングスファインダーとは?

ざっくりいうと、全177問の質問に答え、計34の資質を順位付けして、自分の強みを見出す診断ツールです。

34の資質はそれぞれ「実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考力」の4つの領域に分類されています。

画像2

出典:ストレングスファインダーの結果レポートより

わたしの強みは何か?

上位10位の資質は以下の通りで、相対的には「人間関係構築力」の領域に強みがあるようです。

①学習欲
②回復志向
③調和性
④個別化
⑤成長促進
⑥分析志向
⑦共感性
⑧ポジティブ
⑨責任感
⑩未来志向

4分野で相対的にみるとこんな感じのバランス↓

画像1

このうち上位5つの資質について、資質の概要と、わたしの所感、そして子育て模様を書いていきたいと思います。
(資質の概要は結果レポートより引用)

①学習欲

学習意欲が高く、常に向上することに駆り立てられます。成果よりも学習すること自体に意義を見出します。

たしかに、仕事でも子育てでも何でも、ふと思ったことや疑問に思ったことは放っておけない。
すぐ調べて、知ることに楽しみを見出しているタイプです。
ちょっとしたきっかけで知ったことも、もっと知りたいなと思って突き詰めていくことも間々あります。
困るのは、芋づる式に知りたいことや勉強してみたいことがどんどん増えていって、時間足りない!!となることです。

最近、4歳娘に「○○って、なに?」と聞かれたとき、一緒に子ども用の図鑑やネットで調べることが多いですが、色々と新鮮な情報や知識も多く、わたしがヒートアップして面白がっているくらいです。

「えー!○○ってこんなのもあるんだってー!みてみて!」と娘に知った喜びを共有しようとすると、「もう分かったからいいよ」的な顔をして離脱されるのがちょっぴり寂しい…。

②回復志向

回復志向という資質を持つ人は、問題を解決するのが大好きです。どこに問題があるのかを探りあて、それを解決することに長けています。

対人にせよ対物にせよ、問題が起きると、あまり感情的なものが先に出ず、結構冷静に見て原因が何かを探る思考になることが多いのは確かです。
ちゃんと向き合ったら、どんなこと難しいことだって解決できると信じているところもあります。
問題を一個一個潰していくのが好き。
そしてうまく解決できると気持ちがいい。

これが、子育て中になると、夫から「反応薄っ」と言われることも…(笑)
まぁ表面上はそうかもしれないけど、中ではめっちゃ考えてますから!と主張したい。

ところで最近、息子にも自我が出てきてお姉ちゃんと喧嘩をするようになってきました。
主におもちゃのとりあいです。
息子はまだおしゃべりできないし、炎上と共にワッと泣いてあとはケロッとしていますが、お姉ちゃんはその後も泣き続けます。

わたしはキャリアコンサルタントの勉強を始めてからは特に、トレーニングも兼ねて傾聴を意識して子どもたちに接するようにしています。

が、なぜなぜタイプのわたしは、たまに子どもの気持ちに寄り添う最初の一声を忘れてしまうことがあります。
炎上現場を冷静に見すぎているせいなのか分かりませんが、「なんでこうなっちゃったのかな?」と原因をお姉ちゃんに問いかけてしまうのです。
直後に「あ、またやってしまった!」と気づいて直そうとするわたし。
でも、この自分を改善しようすることも「回復志向」なのかな?

③調和性

調和性という資質を持つ人は、意見の一致を求めます。意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探ります。

意見の一致を求める。
仕事上でもよく感じます。
色々な意見があることは当たり前で良いことだと思うし、それを知ることは大事。
でも、できることならみんなが少しでも納得できる方向性を探りたい。
その上で折り合い一致したひとつの方向性へ向かっていきたい。

子育てに置き換えると難しいけど、イベントごとには、みんながやりたいことをなるべく盛り込んで最大限楽しめるようにしようとします。

例えば、今年のお正月。
どこにも行かないステイホームのクリスマス&お正月をどう楽しく過ごすか。夫と娘と3人で、何を食べたいかをとりあえず好き好きにリストアップ。
到底無理なものもあったけど、なるべく全部を実現したくて、みんなでスケジュールやメニューを組みました。

その結果、「○○食べたい」絡みのリクエストばかり。おかげで一日中パンやケーキ、ピザを焼いたり、肉まんを皮から作ったり、わたしって何屋?って感じにもなったけど、みんなが喜んでくれたら、それで良いのです。

これは「調和性」でもなんでもなく、ただの欲張りと自己満足なのかな…

④個別化

個別化という資質を持つ人は、一人一人が持つユニークな個性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。

たしかに、わたしの口癖は良くも悪くも「人それぞれ」です。
これまで出会ってきた人には、たいてい尊敬できる一面を見出すことが多いです。
誰かが「あの人は✕✕だ」と言っても、「でもあの人は○○な面もありますよ」と長所を言いたくなるタイプ。
これは個別化の資質があったからなのかもしれません。

「個別化」ではないかもしれないけど、子どもの保育園のお迎えに行くとき、教室の外からそっと子どもたちの様子を観察するのが楽しくて仕方がないわたし。
二十数名の子どもたちの個性が大放出されている空間は、本当にキラキラ輝いている!
大人もこうやって個性丸出しで堂々と生きられたらいいのに、とさえ思ったりもします。

その中にわが子を見つけると、家庭では見られない一面を垣間見るときがあります。
集団生活の中で、子どもなりに精一杯生きてるんだなとたくましく思いながらニヤニヤ見ていると、ついにわが子と目があってしまって観察終了になるのが常。
こっちは「個別化」というよりただの親バカなのかも…

⑤成長促進

成長促進という資質を持つ人は、他人の持つ可能性を認識し、それを伸ばし、目覚めさせます。他人の小さな進歩の兆候を見逃さず、このような進歩を実現することから充足感を得ます。

よく友達から相談を受けるタイプだったし、人事という仕事柄なのかもしれません。
そしてキャリアコンサルタントの資格を取ろうと思ったのも、この一面があったからなのかもしれません。

子育てにおいては、子どもの可能性が無限すぎることが分かったので、どう伸ばしていったら良いのか正直良くわかりません。
過度な干渉もしたくないし、過保護にもなりたくない。

なので、今わたしが子育てに思う「成長促進」とは、小さなきっかけを作ったり、子どもが自分で何かをやりたいと言ったら、それを最大限尊重してサポートしてあげることなのかなと思います。
月並みですが…

 *

ストレングスファインダーを受けてから少し時間が経っていましたが、たまたまTwitterでたどり着いたエリーさんに、上位5位の資質の「素敵な所」を個別に送っていただきました!

とても端的で分かりやすく、自分の強みに少し自信を持つことができました。

これから自分のキャリアにおいて、この資質をどう捉えていこうか、もっと深く考えようと思います。。

子育てに絡めたのは若干の難あり感が否めませんが、母としての自分に向き合えた良い機会でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?