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学校の先生は、「他人に迷惑をかけてはいけません!」という呪いにかかっている。という話

学校の先生は、「他人に迷惑をかけてはいけません!」の呪いにかかっている!?

ポプコ先生は、そんなふうに感じてしまいます。

私たち日本人は、生まれて間もなく、遅くとも6歳ごろから、「他人に迷惑をかけてはいけません」と教えられてきています。

学校の先生は、さらに、大人になって働き始めても、子どもたちに同じように「他人に迷惑をかけてはいけません」と教えています。

そんな学校教育では、他人に迷惑をかけることは、絶対悪です。


・授業中に騒ぐ
・弱い者いじめをする
・係の仕事をサボる


などなど…

これらの問題行動を指導するときに「他人に迷惑をかけてはいけない」は、とても便利です。

しかし、この「他人に迷惑をかけてはいけない」が独り歩きしてしまうと…


・仕事を休むと他人に迷惑がかかる
・嫌な分掌も引き受けないと他人に迷惑がかかる
・我慢しないと他人に迷惑がかかる


などというように、変な方向に発展してしまうと思います。

あなたには、仕事を休む権利がある。
あなたには、自分の意見を主張する権利がある。
あなたには、嫌なことをイヤだという力がある。

そんな当たり前なことを、異常なことと考えてしまってはいませんか?

Twitter(X)なんかで、「教師のバトン」を見ていると、

仕事がしんどい。死にたい。休みたい。先生に向いてない…

なんていう先生たちの悲鳴をたくさん見ることになるでしょう。

そういったものを目にするたびに思うのです。

休んじゃいなよ」と。

他人への迷惑なんて関係ない。

あなたが休むことは、他人の人権を侵害することではなく、あなたの正当な権利なのだと。

そもそも、休職者がでても、まわりに迷惑がかからないようなシステムを維持できていない国(文科省)が駄目なのです。

あなたは、あなたが休職することに何の引け目も感じてはいけません。

死ぬぐらいなら休職しろよ!
バカヤロウ!

職員室の生き方
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