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手書きPOPのあれこれ

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手書きPOPについて月曜日~金曜日につぶやきます。
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2022年11月の記事一覧

POPのメンテナンス

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 客観的な目店内・屋外に関わらず、POPを貼っていると劣化はつきもの。 色褪せたポスター ラミネートがボロボロになったPOP クーポン期間が経過したPOP これらはPOPを作った本人やPOPを貼ったスタッフより、お客様の方が気付くのが早いんです。なぜなら… 「お客様は客観的にお店を見ているから」 お客様目線はPOPだけではない人の長所より短所の方がよく目につく、これと同じです。その場にいると主観的な物の見方を

アナタのお店は大丈夫?

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 貼っただけのPOPPOP講座のとき、アドバイスの一つに「POPを書いたらすぐ貼りましょう」と言っています。「早速、お店に貼ってみました!」すぐ実行してもらえるとこちらも嬉しい。 しかし、買い物に行くとたまに残念なPOPを見ることもあります。POPを貼っていても、それは「貼っているだけ」。誰にアピールしているのでしょう。これでは文字が読めません。そして、汚らしく見えます。 このPOPは屋外に貼られていますが、店内に貼ら

お客様の声

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 アンケートスーパーマーケットの店内の掲示板に「お客様の声」が貼られているのを見たことがありますか? アンケートも含めて匿名でお客様からのご意見・ご要望を書いてもらうもの。今では店内で書くより、ネットで投稿もできるので便利ですね。 これらのお客様からの意見を「貴重なご意見、ありがとうございます」「今後の参考にさせていただきます」…この後、どうなっていますか? その後が知りたい!改善するための対策をたてていると思いま

文章をまとめない

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 悩む前に書く!「POPが書けない!」と悩んでいる方の理由の一つに、POPコピーも含めて「文章がまとめられない」があります。商品情報などネタはたくさん集まったけど、それを1枚のPOPに書くとなると「文章をまとめる」…そんな思考回路になっていませんか? では、私からの質問です。 「なぜ文章をまとめるのですか?」私がこれまで質問して返ってきた答えの多くは ・文章が長くなるから ・もっと分かりやすい表現にしたい POP講

お客さまは知っている

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 便利な言葉だけど…アナタのお店に「店長オススメPOP」は付いていますか? 今では業種を問わずお店に吹き出しPOPやキャッチコピーに使われているのを見ますよね。お客様も「店長オススメ」「当店オススメ」などのPOPを目当てに商品選びの参考にしています。 ですが、ここに落とし穴があるんです。以前、買い物をしていたとき、後ろにいた2人組のお客様の会話に惹きつけられました。というのも「店長オススメPOP」を見て… お客さま

質問をする勇気

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 カフェで大冒険カフェに入ると注文するのはブラックコーヒーのみ。 そんな私が数日前に体調が悪くて口にしたものはスポーツドリンクとアイスクリームのみ。カフェに入ったものの胃に優しい飲み物を探したもののミルクが入った飲み物が多すぎて分からない。なので、スタッフの方に尋ねました。 すると、ブラックしか飲めない私でも飲みやすいものを提案してくれました。入れるミルクも4種類ほどある中で、それぞれの特徴を説明してくれたお陰で即決

デジタル新聞

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 情報の宝石箱POPを書いていると、たくさん商品があるので悩みが尽きない。おまけに、ありふれた言葉を使っているような気がして、どんどん自暴自棄になってくる…自信がなくなってくる…そんな負のスパイラルに陥っていませんか? 私も同じような悩みは今でもあるし、ずっと悩みがなくPOPを書き続けている方がいたら、その秘訣を伝授していただきたい! いつもの用紙、いつものマーカー、いつものようにPOPを書いて売り場に貼る、時期が過ぎ

食品商業11月号に掲載されました

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 動画が誌面に掲載された!食品商業11月号(10/6発売)の特集「プロに教わる!コトPOPの学校!」の中で、POPの学校公式YouTubeで投稿している動画が写真入りで掲載されています。 食品商業が発売された頃はまだ本格的にnoteを始めていなかったので、今頃になっての投稿です… 私が関わっている記事は 「勝手にコトPOPを書いてみた!」 「POPの自習室」 他にも素晴らしいプロのPOPライターさんが紹介されているの

凝ったPOPの落とし穴

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 可愛い、でも…アナタはPOP作成にどれだけ時間をかけていますか? 5分以内で作る方もいれば、A4サイズの用紙に1時間ほど掛けて凝ったPOPを作る方もいるでしょう。アナタのお店で「この商品をイチオシしたい!」そんな商品には目立つように、大きなPOPでアピールするのは効果があります。 美術作品のようなPOPを否定はしません。最近では、店頭のブラックボードも素敵なものをたくさん見かけます。しかし、その作品がお客様にとって

私が使っているマーカー

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 マーカーのこだわりPOPライターで興味があるのが「みんなが使っているマーカー」。これは初心者・ベテランに関わらず気になる話題です。そこで、私も便乗してご紹介。 私がPOPを書くときに使うマーカーの9割がポスカ(三菱鉛筆)。太さは5種類あって、極太・太字・中字・細字・極細。使い心地もよくて、水性顔料なので発色もいい。色数も豊富なのも魅力的。 何より、私が使い続ける理由は「大半の小売店や文具店で売っている」。なので、出先

見えるか、読めるか

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 自分のPOPを客観的に見るPOPを書いていて「ちょっと大きいかも」と思って文字を小さく書いたことはありませんか?その「ちょっと大きいかも」、アナタが思っているだけかもしれません。 私もそうですが、その用紙の中に書きたいこと・伝えたいことを埋めようとするので、無意識に文字が小さくなったり、細いマーカーを選びがちになります。自分では読めても、そのPOPは誰に見てもらうものでしょうか? 同じ黒一色のPOPですが、「メリハリ

POP文字に自信がない…

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 最初は下手クソでいい私がPOPに興味を持ったときは、カルチャースクールに習いに行かないと勉強が出来ない頃。デザイン性も求められていたので、私のようにイラストや美術が苦手な人間はクラスの落ちこぼれ。 今ではPOPは自由に書けばいいので、わざわざ習いに行かなくても誰でもPOPが書ける時代。「何となくPOPが書けた!」という人もいるはず! ちゃんとPOP文字が書けるようになったらとはいえ、改めてPOPを書くとなると文字に自

自分に問いかける

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 人のPOPの間違いや欠点はすぐ見つけられますが、自分自身の間違いや欠点は指摘されないと気付かない。 全ての意見を聞く必要は無いけど、信頼が出来る人からの意見は耳を傾けた方がいい。 良くも悪くもハッキリ言ってくれる存在は 時にイラッとすることもあるけど、「裸の王様」にならないための貴重な意見であり、ありがたいアドバイス。 私はそう思って仕事をしています。 最後まで読んでいただいてありがとうございます! *****

教える難しさ

こんにちは。 POPコピーライターのナガイユミです。 教える立場と教わる立場「教える」ことは学校などの学びの場で先生や講師だけでなく、職場では先輩が後輩を教えますよね。 教えてもらう立場からすると「あの上司の教え方はわかりにくい」「あの先輩は分かりやすく教えてくれる」など、そう思ったことありませんか? 以前、対面講座を受講された方がオンライン講座を受講してくださいました。POPライター経験が長いのですが、職場で後輩だけでなく売場スタッフとのコミュニケーションを大切にす