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僕がフリーランスから会社員に戻った理由を全てお話します。

皆さんこんにちは。
お久しぶりの方はお久しぶりです。

改めまして、「令和の働き方コーチ 」として活動をすることになりましたぷーやんです。

Twitterもnoteもだいぶ久しぶりの更新にはなりましたが、「そろそろなにか発信したい」とモヤモヤしながら生活していたら気づいたら1年以上放置していました。笑

さて、今回の投稿内容ですがタイトルにもある通り
僕がフリーランスから会社員に戻った理由
ということを全てお話しようと思います。

後ほど詳しく自己紹介はしますが、僕は2022年の1月に独立をし
1年半ほどフリーランスのWebマーケター/映像クリエイターとして
色んな企業や経営者の方から仕事を受注して活動する生活をしていました。

しかし体調とメンタルを崩したことがきっかけで自分の将来について深く考えるようになり、めちゃくちゃ迷いましたが2023年の7月から都内のベンチャー企業でWebマーケターとして再就職するという道を選びました。

「せっかくフリーランスになったのにやめちゃうのもったいなくない?」
「どうせ仕事が取れないからって甘えて再就職したんでしょ」
色んな声が聞こえるかもしれませんが、僕には僕なりの理由があり今回の決断をしました。

もしかしたら今回の投稿は昨今のフリーランスブームに一矢報いる内容になるかもしれません。(〇〇の闇、みたいな内容が好きな方は最後まで読んでもらうことをおすすめします。笑

今回の投稿では
・会社員の人でフリーランスとして働くことを考えている人
・既にフリーランスとして働いているけどモヤモヤしている人
・とりあえず今の働き方になんとなく不安がある人
にとってはタメになる内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでいってください。



1.僕のこれまでのキャリアについて


まず本題に入る前に、僕のこれまでのキャリアについて簡単にお伝えしていこうと思います。

最初にお伝えさせていただきますと、僕は2019年に社会人になってから本当に色んな会社・職種を転々としてきました。

2019年4月〜2019年12月 大手メーカー営業職
2020年1月〜2020年6月 ITベンチャー企業でエンジニア
2020年7月〜2021年12月 インフラエンジニア
2022年1月〜2023年6月 フリーランス
2023年7月〜      ベンチャー企業でWebマーケター

とまぁ、人事部の人から見たらすごく汚い職務経歴書だと思いますが(転職活動をした際は「なんでそんなに転職してきたの?」と何度も詰められました。笑)大手、ベンチャー企業と様々な環境で色んな職種を経験してきました。

僕は社会人になってから

「とにかく早くフリーランスになる」
「会社に縛られず個人で生きていくんだ」

という想いが人一倍強く、これまでのキャリアの選択でも
「個人で稼げるスキルを身につける」
という事を常に考えて選択してきました。

2020年にエンジニアになったのも、当時のエンジニアブームもありましたが
「個人で稼げるスキルを身につける」
という想いが強く(独立後はエンジニアの仕事をすることはありませんでしたが)

フリーランスになるための1つの手段として
大手企業を1年足らずで辞めてまでエンジニアに転職するという手段を取りました。

エンジニアに転職するのと同時に僕は副業でYouTubeの動画編集や映像制作も始めたり、高いお金を払ってビジネススクールでマーケティングを学ぶなど「独立」を強く意識して社会人生活を送ってきました。

そして2022年に満を持してフリーランスになってからは
・YouTubeマーケティング
・LINE構築・運用
・映像制作(企業PR動画、MV制作)
・Facebook広告運用
・ビジネススクールの営業代行、スクール運営
・テレアポ
と本当にたくさんの仕事を経験させてもらいました。

皆さん気になるであろう月収の方もフリーランス時代には最高で50万円ほど稼いだり、フリーランス1年目は毎月だいたい30万円くらいは稼いでいたので順風満帆なフリーランス生活を過ごせそうだな、と自分自身では思っていましたがそんな想いがある日突然崩れました。

2.フリーランスから会社員に戻った3つの理由


前置きが長くなってしまいましたがここからが本題です。
僕が念願のフリーランスになったのにも関わらず、なぜ会社員として再就職することを選択したのか?

「せっかくフリーランスになったのにもったいなくない?」
「どうせ仕事が取れないからって甘えて再就職したんでしょ」
「今どき会社員に戻るメリットなんてないでしょ」

と思った皆さん、落ち着いてください。
これからちゃんと説明しますから。笑

ということで僕がフリーランスから会社員に戻った3つの理由をこれからお話していきます。


1.経済的・精神的に不安定になってしまったから

やっぱこれが一番ですね。
というかフリーランスの人が会社員に戻る理由の99%がこれだと思っています。

僕はフリーランス時代に色んな仕事を経験したと前述しましたが
その中でもメインの収入源は知り合いのビジネススクールの運営業務でした。

ビジネススクールを運営している企業と業務委託契約を結び、固定給でいくらか貰いながらマーケティング業務やクライアント対応などを行っていました。

独立当初はビジネススクールの運営をしながら映像制作などの案件を貰い稼ぎ続けていたのですが、2022年の10月頃からビジネススクールの代表に
「君はうちの次期代表になってもらうから他の仕事はしないで」
というなんとも突然かつ理不尽なことを伝えられました。

最初はどうせ冗談だろと気にせず他の仕事も普通にやっていたのですが
後に他の仕事を続けていることが代表にバレて

「そんな中途半端だからうちの売上が伸びないんでしょ?」
「うちのスクールの双肩は君に掛かっているんだよ」
「君には期待しているんだから正社員同様にやってもらうからね」
というプレッシャーをかけられ、スクールの業務1本に絞ることにしました。

(当時はスクールを大きくしたいという思いもありその会社に協力していたのですが、今振り返るとパワハラですよね。)

ですがスクールの売上はそれ以降急激に落ち始め、それまで貰っていた報酬も大幅にカットされて貯金を切り崩していく生活が続きました。
(その時の収入は手取り換算すると月11万円くらいだった気がします。笑)

その会社の労働環境はどんどん劣悪になっていき、他のスタッフが次々と辞めていきあらゆる仕事が僕に集中するということになり、僕は39.4℃の高熱を出したのと同時に仕事の事を考えると涙が止まらなくなる、という状況になってしまいうつ病の一歩手前まで精神的にダウンしてしまいました。

というように、僕は生活を切り詰めながら極度のプレッシャーをかけられている状態で仕事をしていたため経済的・精神的なストレスや不安を常に感じながらフリーランス生活をおくっていたんですよね。

もちろんフリーランスになったことで
・自分の好きな時間に好きな場所で仕事ができる
・一緒に仕事をする人を選べる
・頑張れば収入は青天井
というメリットは感じたのですが、自分の中ではそれよりも経済的・精神的な不安定さというデメリットの方が大きく感じてしまいました。

僕は今後長期的にやってみたい仕事や挑戦してみたい事業などがあったのですが、「新しいチャレンジをするには自分の中で経済的・精神的にも安定した土台を作った方がいい」と感じたため会社員として自分の生活の土台を再構築することを選びました。


2.キャリアアップを図るため

これについてなんですけど、これからお話することはフリーランスとして一度独立した人はものすごく共感する内容なんじゃないかなと僕は勝手に思っています。

フリーランスの仕事や稼ぎ方って動画編集やWebデザインなどの案件をクラウドワークスなどで獲得する他にもいっぱい種類はあるなと思っていて

・企業と直接契約して案件をもらったり時給制で働く(業務委託ですね)
・インスタやYouTubeなどのSNSを自分で運用して広告収入(アフィリエイト報酬)を得る
・自分で商品・サービスを作って販売する(情報商材、コンサルなど)
・派遣、アルバイト(これもある意味フリーランスの働き方になると思います)

特にフリーランスで単価が高いのって企業と直接契約する業務委託の働き方なんですよね。(自分で商品、サービスを作って販売するのは少し部門が違うので今回は除外します)

業務委託で高単価の案件に応募しようとしたとき、必須項目として
「広告代理店での経験3年以上」
「BtoBセールスの経験2年以上」

などが求められることが多く、僕みたいな副業レベルで色んな仕事を転々としてきた27歳の若造にとってはハードルが高いと感じてしまったんですよね。

もちろん案件もあるにはあるのですが、自分が理想としていた単価より低いものがほとんどであったため、ここでフリーランスにこだわって生活ギリギリの報酬を得続けるよりかは再就職して会社でしかできないプロジェクトなどに携わって実績やスキルを積んでいく方が後々独立することになっても有利だなと思って再就職の道を選びました。

※ちなみに、「フリーランスは会社員の2倍稼いでなんぼ」みたいな話を聞くことがあると思いますがこれはガチです。

会社員と同じくらいの月収を稼いでも税金や年金、保険料の支払いでガッポリ持っていかれて手取りは会社員時代より少ないなんてよくある話。

フリーランスになって1年以内にフリーランス業を辞める人は約30%というデータがそれを物語っていますね。


3.将来的に結婚するため

ぶっちゃけ言います。

フリーランス、マジでモテません。

もちろんしっかりモテて恋愛も充実しているフリーランスの方もいらっしゃいますが、僕はそうじゃありませんでした。

フリーランス時代に一度マッチングアプリをやっていた時があったのですが
「フリーランスって怪しいよね」
って言う人は一定数いました。

マッチングアプリで気になった子に告白したのですが
「経済的に不安定な人とは付き合えない」
ということまで言われたことだってあります。
(今思い返せば人をお金でしか判断しない人なんだなと思いますけどね)

僕は将来的に結婚して家族を持ちたいという希望があり、奥さんや子供に経済的な苦労はさせたくないなと思っています。

転職活動をする前はテレアポのアルバイトや派遣の現場作業員をして食いつないでいましたが、「このまま続けていたらずっとこの生活なんだろうな」と思い自分が理想としている生活にたどり着くことはできないと考えたため正社員として再就職するということを決意しました。


以上が僕がフリーランスから会社員に戻った理由です。
「フリーランスは〜〜」「会社員が〜〜だ」と散々言いましたが、僕は決してフリーランスになったことは後悔していません。

フリーランスの生活はめちゃくちゃ楽しかったですし
フリーランスじゃなければ経験できないことがたくさんありました。
むしろフリーランスになってみたい、と少しでも思っている人は迷わずチャレンジしてほしいなと思っています。

3.あなたがこれからやるべきこと


さて、ここまでは僕の体験談や価値観を中心にお話してきましたが
このnoteを読まれている方の中には

「いつかはフリーランスになりたい」
「自分のスキルで稼いでいけるようになりたい」
「仕事で活躍して出世したい」

と思われている方も多くいらっしゃると思います。

そんな人達のために、僕なりに
「こうすれば仕事で活躍できるな」
と思ったことが2つあるので

1つずつ解説していきます。

1.「なぜその仕事をしているのか?」を徹底的に考える

これは、いわゆる自己分析に似たようなことですね。
就職活動などでも

「なぜこの会社なのか?」
「なぜこの職種に就きたいのか?」
を論理的に考えると思います。

これを日常的にやることで
今の仕事に対して目的意識を持てるようになり
自分の進むべき道が明確になります。

特にフリーランスになりたい方や、
個人で稼ぎたいと思われている方には
絶対にやってほしいことです。

正直、これを考えずにフリーランスになって
道半ばで失敗してしまう人が大半と言っても
過言ではありません。

僕もその1人でした。

「とにかく会社の仕事から逃れたい」
「なんでもいいから稼げるようになりたい」
「脱サラして自由な生活がしたい」

現実逃避するような考えでしか選択ができなくて
仕事に対しての目的意識を失ってしまいました。

その結果、なんとか脱サラして
フリーランスとして活動しましたが

気づいたら生活費を稼ぐためだけに
仕事をしている状態になり
「なんでフリーランスになったんだっけ?」
と思い返すことがしばしばありました。

同じように転職したり
フリーランスになった方でも
転職することや脱サラすることがゴールになっていて
その後の活動のモチベーションを失う人も多いはず。

なので、まずは「自己分析」を行ってください。

「なぜ転職(脱サラ)したいのか?」
「なぜ動画編集の仕事をしたいのか?」
といった目的意識を持つのとともに

「転職(脱サラ)してどうなりたいのか」
「〇〇の仕事を通じて何がしたいのか」

という未来の部分について考えられると
後悔のない決断ができると思います。

(これについては、過去の僕に一番言いたいことですね。笑)


2.スキルではなく「実務経験」を積み上げる


今ってSNSやYouTubeの影響で

「動画編集で稼ごう!」
「プログラミングスキルを身に着けてノマドワークを実現しよう!」
「Webマーケティングを学んで自由な生活を手にしませんか?」

みたいな「スキル」に目が行きがちなんですよね。

もちろんスキルは大事です。
ただそれ以上に大事なことが1つあって

「そのスキルを活かしてどんな価値を生み出せるか?」

ということ。
これが「実務経験」に紐づいてくるんですよ。

例えば、あなたがある会社の採用担当だとして
営業マンを採用したい、という状況になり
AさんとBさんという2人の候補者と面接をしました。

2人は面接でそれぞれこう言いました。

Aさん:
「コミュニケーション能力は誰にも負けません!」
「やる気は人一倍あるので頑張ります!」

Bさん:
「私は〇〇株式会社で3年間、保険商品の営業担当を務めました。」
「単月成約数◯件、半期売上〇〇万円を達成し、部内目標であった売上前年比△△%の達成にも貢献しました。」
「更に部下の育成やマネジメントも担当し、チーム全体の成約率上昇にも貢献してきました。」

これは極端な例ですが、
一目見ただけでどっちの人を採用したいか分かりますよね?

それくらい実際の現場ではスキルよりも
実務経験=どういう価値を生み出せるか
が重視されているんです。

「営業ができる人」なんて
世の中たくさんいるんですから。

今の世の中ですごくありがちなのが
「スキルは身につけたけど何の成果も得られていない」
という悲惨な現状。

動画編集やプログラミングを勉強したけど
仕事に繋がらない。

資格を頑張って取得したけど
結局無駄な努力に終わった。

こんな人がすごく多い。

そうならないためにも
「これを勉強すればもっと良い条件で転職できるな」
「このスキルを付けてこういうプロジェクトに行きたいな」

というように今の延長線上で何ができるかを考えながら
日々仕事をすると理想のキャリアを描けるようになります。

案外、新しいスキルを身に着けなくても
人は十分活躍できるフィールドを見つけられるものです。


4.最後に


さて、いかがだったでしょうか?
ここまでで6,000文字以上、
話が飛び飛びになる部分もありましたが

これまでの僕のキャリアと
皆さんにお伝えしたいことを書いていきました。

僕は今年で27歳になるのですが
同年代の人に比べたらたくさんの経験をしているのかなと思います。

もちろん、その分失敗してきたこともたくさんありましたし
「あの時ああしていればよかったな」
と後悔することもたくさんあります。

特に「働き方」に関しては
人一倍試行錯誤しては行動を繰り返してきました。
(転職の回数がそれを物語っています。笑)

だから、僕がこれまでの活動の中で
経験してきた、身を持って感じた
「働き方」について

僕と同じように働き方で悩んでいる方の
力になりたい、助けてあげたいという想いで
このnoteを書きました。

それと同時に、Twitterでも「働き方」に関して
発信をはじめましたので
まだフォローされていない方はぜひフォローお願いします。


以上、長くなりましたが
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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