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転職4回経験して実感したハローワークの真実

こんにちは。
令和の働き方コーチ ぷーやんです。

今回は
「転職4回経験して実感したハローワークの真実」
というテーマでお話したいと思います。

僕の経歴をお話すると

  • 新卒で大手住宅設備メーカーに就職するも、10ヶ月で退職

  • ITエンジニアに転職するも、コロナの影響で6ヶ月でクビ

  • その後SIerに再就職した後、独立を決意し1年半で退職

  • フリーランスとして独立後、1年半で正社員に復帰

  • Webマーケティングのベンチャー企業に転職するも、わずか1ヶ月で
    適応障害となり退職

  • 社労士事務所でパート勤務

  • 現在は大手ゼネコン会社の事務/IT担当として勤務中

とまぁ、転職を数多く繰り返してきたんですね。

僕のnoteやXをいつもご覧になっている人は、
僕と同じように転職を何度か繰り返している人もいらっしゃると思います。

転職活動の中で必ず耳にすることがあるのが「ハローワーク」。

ハローワークと聞くと、

  • 職員の対応がいい加減でろくな求人を紹介してくれなかった

  • ハローワークの求人はブラックしかないから辞めておけ

というようなマイナスな意見ばかりですよね。

その意見は本当なのか?と疑問に思い
実際に僕も使ってみました。
(社労士事務所にパートで就職した時ですね)

実際にハローワークを使ってみて、
またハローワークで紹介された求人に就職してみて、
僕なりに気づいたことがありましたので今回はそれについてお話します。

  • 転職活動中で、ハローワークを使おうか悩んでいる

  • 転職回数を重ねてしまい、ハローワークに頼るしかないのでは
    と思っている

  • ハローワークを利用中で、このままハローワークを
    使い続けて良いのか悩んでいる

そんな方はぜひ最後までご覧ください。


ハローワークを使って気付いた真実


まず、僕がハローワークを使った経緯から簡単にお話します。

僕は2023年の8月に
ベンチャー企業に転職して1ヶ月で適応障害となってしまいました。

※その時の経験談などは以下の記事からご覧ください。

適応障害となり休職した時、
ベンチャー企業への復職は難しいと判断し、再度転職活動を行うことになりました。

転職活動を始めた当初は転職エージェント等を使っていましたが、
短期離職や転職回数の多さから
「あなたに紹介できる求人はありません」と取り合ってもらえず。

そこで利用することになったのが、ハローワークです。

「求人を探したいんですけど」と窓口に問い合わせをしてから、
担当のキャリアアドバイザーのような方がついて、

キャリアカウンセリングをしてもらったり、
求人選定や書類添削などを行ってもらいました。

そして、選考を受けていく中で
前に勤めていた社労士事務所に転職が成功したのです。

さて、ハローワークを使った所感ですが、
「ハローワークが合っている人と合っていない人で大きく分かれる」
と率直に思いました。

つまり、万人にはおすすめできない、ということです。

どういう観点でおすすめできないか?
次の項目でハローワークを利用すべき人、すべきではない人に分けて
解説をするのでぜひそちらまでチェックをお願いします。

そして、ハローワークによくある口コミで、

「対応が雑」
「求人がブラック」

に対してはどうだったのか?
これについても言及します。

まず、「対応が雑」ということについて。

僕が利用したハローワークは全くと言っていいほど
対応が雑ではありませんでした。
むしろめちゃくちゃ親身になって対応してくれました。

転職して1ヶ月で適応障害になって休職し、
どうすればいいのか分からなくなっていた自分に、

「まずはパートやアルバイトから立て直していきましょう」
と手を差し伸べてくれて本当に気が楽になりました。
今でもそのハローワークのアドバイザーさんには感謝しています。

なのでもちろん場所にはよりますが、
「対応が雑」ということは案外少ないんじゃないかと思います。

続いて、「求人がブラック」ということについて。

これは正直言うと、
ハローワークの求人はかなり当たり外れが激しいんじゃないかと感じました。

ものすごく人間関係に恵まれた職場もあれば、
薄給激務なブラック企業もあったりなど。

実際、僕がハローワーク経由で入社した社労士事務所は
ブラック寄りのかなり独特な会社でした。

毎朝掃除に30分、朝礼に30分かける会社で、
仕事以外のところにとにかくうるさい。

ミスをしたら「なんでこんなこともできないの?」と
罵倒されるような環境。

さらに家族経営の会社だったので、
社長やその奥さんが私情を平気で仕事に持ち込んでくることも日常茶飯事。しかも年間休日100日で土曜日も普通に仕事。

僕はその社労士事務所で仕事をしていた時
「転職失敗したな〜」と感じました。

※社労士事務所でのお話は以下に詳しく記載しています。

なのでハローワークに掲載されている会社に転職したい、
と思われている方は入念に企業研究をしたうえで
転職活動に臨むことをおすすめします。

あと、これは小話になりますが、
ハローワークは求人掲載が無料でできるというのを
ご存知の人も多いかと思います。

そのため、求人広告費などにお金をかけたくない企業が
ハローワークを利用するというネット記事などを見かけますが、
実際これはガチです。

というか、僕個人的な考えとしては
ハローワークを利用する企業は採用意欲が低い
と感じました。

無料で求人を掲載できるので、
「良い人が来ればいいや」的な感覚で
ハローワークでの採用自体に期待すらしていない企業が多く、

仮に採用をしても
「またハローワークで良い人を募集すればいいや」と
やや人を使い捨てているかのような雰囲気も企業によっては感じました。

そのためか、ハローワークの求人は
書類選考が本当に通過しづらいです。

「ハローワークだから余裕っしょ」と舐めてかかると
時間を無駄にします。

なので「とにかく転職したい!」という方は
ハローワークではなく転職サイトや転職エージェントを使うことを
強くおすすめします。

ハローワークを利用すべき人、すべきでない人


さて、ここからは先ほどお話しした
「ハローワークを利用すべき人と利用すべきでない人」
について僕なりの見解も含めてお話します。

まずは、利用すべき人からです。

利用すべき人①:地元で就職したい人


ハローワークは基本的に地元の求人に特化しています。
地元の中小企業や医療機関、社会福祉法人などの求人が多いです。

「地元に帰ってUターン就職したい」
「結婚・出産が落ち着いたので家から近いところで働きたい」
「親の介護もあるので地元で就職したい」

そんな方はハローワークでの就職をおすすめします。

実際、ハローワークの職員さんに聞いたところ
Uターン就職や結婚・出産、介護などによるライフスタイルの変化に合わせた働き方に理解のある企業が最近増えてきているそうです。


利用すべき人②:
適応障害やうつ病などメンタルの不調を抱えている人


これは僕自身も直接感じたことなのですが、

適応障害やうつ病などメンタルの不調を抱えている人は
ハローワークを積極的に利用すべきだと感じています。

それはなぜか?

ハローワークには適応障害やうつ病でやむを得ず転職する人のための
バックアップが非常に充実しています。

僕が利用したときのようにキャリアカウンセリングを受けられたり、
キャリアアドバイザーの方がマンツーマンで求人選定や書類添削をしてくれたりなど普通に利用するだけでも手厚いサポートを受けることができます。

また、障害者雇用の求人も数多く揃えていることや、
リワークプログラムなどもあり安心して社会復帰することも可能です。

あとこれは個人的感想ですが、
ハローワークに求人を掲載している企業は適応障害やうつ病などの
メンタル疾患に対して理解のある企業が多いです。

メンタル疾患のことを考慮して勤務時間や日数などを考慮してくれたり、
仕事内容・業務量についても調整してくれます。

なので「適応障害やうつ病などを発症し社会復帰できるか不安」
という方はハローワークを利用されてみることをおすすめします。


利用すべきでない人①:とにかく転職したい人


「今の会社をとにかく辞めたい!」
「早く次の職場を探さなきゃ」

という方は、ハローワークを利用するのはおすすめしません。

なぜかというと、
ハローワークは選考のスピードが非常に遅いからです。

ハローワークに求人を出している企業には、
「履歴書と職務経歴書を郵送で送ってください」
というようなアナログな企業が非常に多かったり、

応募書類を送っても1ヶ月以上連絡がないなどということもよくあります。

またハローワークの求人に応募するには
窓口の担当者からの紹介状がないと応募できない、というケースも多いので
とにかく求人に応募して早く転職先を決めたい、という方には不向きですね。


利用すべきでない人②:キャリアアップしたい人


「給料・年収を上げたい!」
「仕事を通じて成長したい!」

という方にはまずハローワークは向いていません。

ぶっちゃけ言いますが、
ハローワークの求人に高い給料は全く期待できません。

求人も地元の中小企業がほとんど且つ求人自体も無料なので
求人にお金をかける予算がない、けど人が欲しいという企業が大半です。

あとは地元の中小企業がほとんどなので
今どきのスタートアップ企業・ベンチャー企業のような
キラキラした仕事はまずできません。

「年収を上げたい」「仕事を通じて圧倒的に成長したい」
というようなキャリア志向をお持ちの方は
ハローワークよりも転職エージェントを使った方が話が早いです。


最後に


さて、いかがだったでしょうか?

今回は
「転職4回経験して実感したハローワークの真実」
というテーマでお話しました。

ハローワークを使ってみて、
悪いイメージが口コミなどで先走っていましたが
実際使ってみたところ悪くないな、という感想でした。

ただ先に話したように採用に対して積極的ではない企業が多く、
求人も無料で掲載できることから
キャリアアップしたい人などにはおすすめできません。

なのでハローワークを使おうと思っている人は
自分が本当にハローワークを利用するべきなのか、
ということを今回のnoteを踏まえて考えてみてはいかがかと思います。

最後になりますが、もしあなたが

「今の仕事がつらくてしんどい」
「仕事を休むかどうか悩んでいる」
のようなお悩みを抱えているのであれば、

僕にその悩みを全てぶつけてください。

TwitterのDM公式LINEへひとこといただければ
いつでも60分無料でご相談に乗ります。

他愛のない話でも構いません。
一人で抱えずに、僕にお話してください。

それでは皆さん、ベストな働き方を!

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