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【テレワーク】 驚くべき経済効果

はじめに


新型コロナウイルスによって
人と人が触れ合う機会が激減し、
働き方が強制的に変えられてしまった。

例えば、コロナ前は
 ・会社で仕事する
 ・車 / 電車 / バス等で通勤する
 ・顧客対応で出張する 
 ・同僚と飲み会に行く。歓送迎会がある。
が当たり前であった。

しかし、withコロナの現在では
 ・会社 / 自宅 / サテライトオフィス等 どこでも仕事ができる
 ・通勤がなくなる
 ・出張はリモート会議で代替できる
 ・飲み会は激減し、家飲みが増える
と状況が一変してしまった。

ITの急速な発達もあって、
人と人が触れ合わなくても仕事ができる環境が整った。

このような背景もあって、
仕事に対する価値観も変わっていったと思う。


テレワークのメリット


私の場合、出社とテレワークが半々ぐらいであるが、
出社しなければいけない仕事に苦痛を感じてきた。

テレワークのメリットは日々実感できるが、
出社するメリットをまったく感じないのである。

メリット①:通勤時間を有効活用できる

徒歩とバスを使って片道1時間ぐらいかかるが、
テレワークであれば0分である。

往復2時間、この浮いた時間を家事や育児、
もしくは睡眠時間に充てた方が有意義である。

電車通勤において、YouTubeで勉強したり、本を読んだり、
有効活用している人がいるかもしれないが、
静かな家で集中してやった方が断然いいはず。

それに
夏の暑い日も、台風の日も、雪の日も、
通勤しなければいけないのは苦痛ではないだろうか。

メリット②:1人の方が生産性が上がる

会社にいると、いくら集中していても雑音が入ってくる。
例えば、
 ・急に話しかけられる (=仕事が中断する)
 ・周囲の話し声
 ・大きな声で電話する人
のように、集中力を下げる要素がたくさんある。

一方で、自宅にいる場合は
好きな音楽を聴きながら、集中して作業ができる。

子供がたまに遊びにくることはあるが、
それもまた可愛い。

会社にいる時より、
格段に作業スピードが上がったと実感している。

実際に、残業時間も1/2ぐらいに減っている。

これは生産性が上がったことに加えて、
ほとんどの人が残業している中、
帰りづらいという心理的要因から解放されたのもある。

メリット③:家族時間が増える

子供がまだ小さいので、
保育園がない日は妻と一緒に家にいる。

テレワークであれば一緒にご飯が食べれるし、
仕事の合間に子供と触れ合う事だってできるから
私としては嬉しい限りだ。

また、妻にとっても
機嫌が悪い子供の相手をしながら
ご飯の準備をするのは大変である。何も手が付かない状態だ。

ほんの10分でも、私が絵本を読んであげるだけで
どれだけ楽になることか。

そもそも、ワンオペ育児だと精神的な負担がすごいので、
私がいるだけで心が軽くなっていると思う。


テレワークの普及率


そもそも
テレワークはどのぐらい普及しているのだろうか?

テレワーク導入済みの企業は20.2% 、導入予定も含めると29.6%
(従業者規模別では
 2,000人以上の企業:60.8%、
  300人以上の企業:32.1%、
  300人未満の企業:15.1%)

令和元年通信利用動向調査 (総務省)

業界によって左右されている部分があると思うが、
大企業は普及しつつあり、中小企業は少ない傾向にある。

確かに、Twitterで
「緊急事態宣言時には実施していたが、解除後は元に戻った」
というのを見たことがある。

従業員側がコミュニケーション不足や生産性低下 等を訴えた結果、
そのように会社方針が変わったのであれば理解はできる。

しかし、会社側が一方的に
「従業員がサボっているかもしれないから」
「管理職の仕事が増えるから」
「セキュリティ面で不安だから」
という理由であれば、もったいないと感じてしまう。


テレワークの経済効果


テレワークの経済効果として、民間の調査では以下のような試算がある。

日本のGDPは20年以上も停滞していることを考えると、
とても大きな経済効果である。

①テレワークの活用によりオフィスへの移動時間を削減し、
 その時間を一定程度労働時間にまわすことで
 GDP押し上げ効果は約4,300億円

②テレワークの普及により女性や高齢者の労働参画が増えれば、
 25兆円の経済効果

③テレワークにより、職場のコミュニケーション方法や業務プロセス、
 マネジメント等を工夫することで、
 個人およびチームの生産性が上がるという研究結果もあり、
 上記によって経済効果はさらに大きくなる。

テレワークの経済効果 普及のカギは業務の見える化とテレワークの権利化 (みずほ総合研究所)

確かに、通勤時間は仕事している訳ではないため、
生産力を生まない「機会損失」として定義できる。

この機会損失はテレワークによって最小化でき、
一部を労働時間に回す事ができれば、経済効果を得ることができる。

例えば、会社員Aさんが
 ・就業時間:8時〜17時
 ・通勤時間:片道1時間
だとすると、テレワークによって
 ・就業時間:7時〜18時
 ・通勤時間:0分
にできるよね、という考え方である。

また、専業主婦世帯が約640万世帯であることから、
新たな労働者が生まれる可能性を秘めている。

移動に制限がある高齢者にとっても
自宅で仕事ができる環境は魅力的だ。


おわりに


ITビジネスが盛んな現代において、
もはやパソコン1つあれば、仕事ができてしまう。

パソコンは持ち運びが容易なため、
働く場所を選ばない。

私自信、将来的には
完全テレワークの仕事に移行していきたいと考えている。

冒頭で述べたメリットがあることに加え、
「旅行」が好きな一面もあるから、
旅行先で仕事ができたら最高だなと思っている。

今までの旅行といえば、
一泊2日、もしくは2泊3日ぐらいで帰ってくるが多かったが、
働く場所に制限がなければ、連泊すれば良い。

ショートステイで部屋を借りることだってできる。
とにかく可能性が広がるのだ。ワクワクする。

今度旅行した際には
旅行に関連した投稿を上げるのもいいかもしれない。


ぽん太
(2,443文字)

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