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【副業】 0→1にできない1年半を綴る

はじめに


私には人生の転機がいくつかある。
 ・妻との出会い、結婚
 ・転職
 ・出産、育休取得

この中でも「出産、育休取得」は
残りの生涯を大きく左右する大きな転機であった。

息子が生まれて2ヶ月間、育休取得したが、
「育児は大変。子供中心の生活」
この言葉の重みを身をもって実感した。

日々の激闘ぶりはこちら↓↓

その育休中の "あるきっかけ" を機に、
 ・お金について真剣に勉強する
 ・将来のライフプランを考える
 ・夢に向かって行動する
と180度方針が変わり、人生が好転していると実感している。

一方で、
1からの挑戦だからこそ、結果が出ない事もたくさんある。
「副業による収益化」はその最たる例だ。

今から1年半前、
一念発起して数々の副業を試してきたが、
どれも収益化できずに断念してきた。

現在継続中の副業も、いつ芽が出るかわからない。
正直、モチベーションを保つのが本当に難しい。

このリアルな気持ちを
このリアルな挑戦の日々を
ここに残そうと思う。



きっかけを与えた動画


これはまだ育休中の話。

産後1ヶ月ほど経つと、
妻のダメージが徐々に回復していき、
私自身も育児スキルが上がって、少しだけ余裕が出てきた。

そんな中、何気なくYouTubeを見ていると、
中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY
下記動画が目に入った。

率直に
「投資?ギャンブルみたいで絶対にやりたくないな」
と感じた。

私はどちらかと言うとお金にケチな方で、
 ・宝くじ
 ・パチンコ / スロット
 ・競馬 / ボートレース
のようなギャンブル性の高いものは絶対にやらない。

せっかく汗水垂らして稼いだお金だ。
絶対に無駄にしたくないと思ってしまう。
だから投資についても、同じ思いを抱いたのだ。

しかし、育休中で動画を見る時間があったため、
興味本位で見てみたのだ。


この動画では
「単利と複利の違い」から始まり、
「銀行預金」について解説してくれている。

銀行といえば、
お金を厳重に保管してくれる場所
というイメージが強く、
私も普通口座を作って貯金をしていた。
そして、必要な時だけお金を下ろして使う。

家に多額の現金を置くのは不安だし、
銀行を利用するのが当たり前だった。

だからこそ、
銀行にお金を貸している (預金)
と言う解説がピンと来なかった。

もし、銀行が「お金を借りる = 借金」であれば、
利子を私に払わなければいけないはず。

でも、銀行から利子をもらっていない。
現にお金は増えていない。


答えは簡単。
金利が0.001%だった。

銀行に100万円を貸して、
10年後に増えるお金はたったの100円程度。

この動画では
銀行を「ジャイアン」と例えていたけれど、
まさにその通りだと思った。衝撃だった。

10年間、全財産を銀行に貸してるのに、
その見返りが100円程度じゃ、貸す気も失せる。

それからは
リスクが低い銀行預金だけでなく、
リスクが高い株式投資について勉強するようになったのだ。


お金にまつわる5つの力


あっちゃんの動画をきっかけに、
お金に関わるYouTube動画を探し、勉強しまくっていた。

無我夢中で動画を漁りまくり、
そこで出会ったのが、
両学長 リベラルアーツ大学 である。

学長はたくさんの動画を出しているが、
目的は一貫して
「視聴者の資産を増やし、生活を豊かにすること」
である。

偽善者のように思うかもしれないが、
実際に学長が提供する動画やサービス、書籍はGIVEの塊だ。

そもそも、
学長はFIREしているため、お金に困ってはいない。
 ※FIRE:Financial Independence, Retire Early
    = 経済的自立による早期リタイヤ


お金持ちになるための必要な力として、
5つの力を挙げている。
 ・貯める力
 ・稼ぐ力
 ・増やす力
 ・守る力
 ・使う力

これらの詳細は割愛するが、
お金持ちになるために、私はすぐに行動に移した。

「貯める力」は結果が出やすく、
すぐに生活を豊かにする力であった。

「増やす力」、つまり投資は長期運用が前提であるため、
結果が見えにくいが、すぐに仕組み化できる。

問題は「稼ぐ力」だ。
会社員である私が、自ら事業を立ち上げ、収益化する。
これが非常に難しく、現在も難航している。

そもそも、
自分で事業を立ち上げるという発想がなかった。

それもそのはず、
親や兄弟、友人、私の周囲に個人事業主(フリーランス)は一人もいない。

小中高校と進学していき、
4年制の大学に進学し、会社員(or 公務員)として就職する。
そして、定年まで同じ会社で仕事を続ける。

これしか選択肢がなかったのだ。

だから、
 ・そもそも事業って何?
 ・事業所得の何がいいの?
 ・どうやったら稼げるの?
 ・本業と並行してできるの?(副業して大丈夫?)
のように、疑問しかなかった。
収益化までの道筋が全く見えなかった。

そんな素人の私だから、
「学長がおすすめする副業をとにかくやってみよう」
という考えに行き着いた。

参考にした動画は以下である。

この動画では
 ・せどり
 ・動画編集
 ・プログラミング
 ・Webデザイン
 ・ハンドメイド
 ・YouTube配信
 ・ブログ / アフィリエイト
 ・コンテンツ販売
 ・コンサルタント
の9つ紹介されており、
それぞれ違ったスキルが必要であった。

この中で、唯一経験があるのがプログラミング。
大学が理系専攻だったため、少しだけプログラミングを学んでいた。

たったそれだけの理由で、
最初にやるのは「プログラミング」と決めたのだった。


副業への挑戦


2021年の5月。
副業で収益化するための挑戦が始まった。

もちろん、仕事、家事育児をしながらだ。
ただでさえ忙しい。疲れて辛い。眠い。

でも、将来を変えられるのは自分次第。
人生を豊かに過ごしたいなら、夢を叶えたいなら、行動あるのみだ。

そうやって自分を鼓舞しながら、
毎朝4時に起きて、コーヒーを飲みながら勉強していた。


1. プログラミング


プログラミングを学ぶために、
無料で学べるProgateを利用した。

無料にも関わらず、
 ・HTML / CSS
 ・JavaScript
 ・PHP
 ・Ruby 等
のような幅広いプログラミング言語が学べて、
解説用のスライドも非常にわかりやすい。

また、解説で学んだ後は実践編に移り、
下図のようにコードを作成していく。

序盤はスライドで学んだ部分だけ入力すれば良く、
入力したコードが「プレビュー」に反映されるため、
結果が視覚的にわかりやすい。

図 コード作成画面 (出典:Progate)

また、Twitter、FacebookのようなSNSを模擬したレッスンもあり、
世の中のサービスを実際に作るような感覚で学べて、楽しかった。

ただ、ここで注意したのが
 ・無料版は各言語の初歩的な部分のみ
 ・有料版(月額980円)で全てのレッスンを受けられる
ということだ。

そのため、無料版でいろんな言語にまず触れてみて、
自分に合うようであれば、有料版に進めばいいし、
プログラミング自体が向いてなければ、そこでやめればいいと思う。

私の場合、
 ・HTML
 ・CSS
 ・JabaScript
を使って、Webサイトを制作していくのが向いていると感じた。

そこで、次なるステップとして、
 ・HTMLとCSSをさらに学ぶ
 ・デザインの知識も学ぶ
ということで、
「プログラミング」→「Webデザイン」へと舵を切ったのである。

尚、厳密にはプログラミングとWebデザインで被る部分があるが、
本稿ではWebデザインとして扱う。


2. Webデザイン


Webデザインを目指すのに非常に参考になるのが、
「Mito Blog」である。

https://mito-production.com/web-production-roadmap/#index_id0

ここでは、初心者でも稼げるロードマップを提示しており、
Step1から順番にこなしていけば、確実に力がついていく。

また、同サイトの参考著書として下記を紹介していたが、
こちらも有益な教材であった。

Webデザインの基礎から応用まで網羅しており、
解説を見ながら模写トレーニングをすることができる。
初心者でもわかりやすいため、おすすめである。

そんなこんなで、
ひたすら「みとロード」をこなしていき、
Webサイトの模写ができるほど、スキルが上達していた。

「いよいよ案件を受注できる段階まできた」
「試しにどんな案件があるか、クラウドソーシングサイトで見てみよう」
と思い、
 ・ランサーズ
 ・ココナラ
 ・クラウドワークス
を調べてみた。

Webデザイン関係で、
私のやりたい「HTML・CSSコーディング」の案件は多く、
需要がある分野であると実感した。

それと同時に、ランサーズ、ココナラが
ランク制を導入している点に気がついた。

例えば、ランサーズの場合
 ・レギュラー
 ・ブロンズ
 ・シルバー
 ・認定ランサー
と分かれており、
受注実績や評価が一目でわかる仕組みになっている。

図 ランク制度 (出典:ランサーズ)

また、フリーランスの検索画面には「ランクで絞る」という項目があり、
ここでフィルタをかけることができる。

図 フリーランスの検索画面 (出典:ランサーズ)

ここで、上記の検索機能で
 ・レギュラー
 ・ブロンズ
 ・シルバー
 ・認定ランサー
のそれぞれでフィルタをかけ、人数を算出したグラフが下図である。

約6割の人たちには一度も仕事が来ていない。
厳密には「レギュラー」にすらなれていない人達もいるはず。

図 ランク別の人数

このようなシステム設計になっているため、
もし、私が発注者であれば、
受注実績のない「レギュラー」は外して検索をかけた後、
 ・値段
 ・口コミ
 ・ポートフォリオ 等
で総合的に判断するだろう。

実際に、
レギュラーランクの人達は案件に応募しまくっていた。

その度に提案文や自己アピールを作成し、
1日何十件と営業をかけているのであろう。

「何も信頼がない私には、仕事を受注するのは無理だ」
とここで挫折してしまった。


続きはこちら。

ぽん太
(4,049文字)

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