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【ゆったりしたお金持ち】㊹仕事を道楽のように思っている

『道楽』には、仏道修行によって得たさとりの楽しみという意味合いや、本業以外のことに熱中して楽しむという意味合いがありますが、道楽のように日々の仕事をこなすことができたら、どんなにいいだろうと思うことがあります。

 ストレスが溜まったり、多少辛いことがあったりしても、仕事だから仕方がない、生活のためだと割り切っている人もいるのではないでしょうか?

 しかし、ゆだたりしたお金持ちは仕事に対する考え方が少し違うような気がします。


 基本的に、お金持ちは働き者が多いです。たくさん働いているからこそ、日々忙しくしているからこそ、お金を稼ぐことができるともいえます。

 ただ、その仕事のとらえ方が「道楽的」なので、ちっとも苦しそうに見えないのです。

 仕事の愚痴を言うこともありませんし、「忙しい」「疲れた」という言葉を発することもほとんどありません。

 何とも楽しそうに仕事をしているのです。

 裕福な人だから、仕事を選べるのではないか、自分が好きな仕事だけをしているのではないかと思うかもしれませんが、何かで報酬を得るためには楽しいだけの仕事なんて存在しないのではないでしょうか。

 単純に、苦労を背負って立つことを覚悟しているから余裕があるのかなと感じるときもあります。

 壁を乗り越えることで達成感を味わうことができるので、それを楽しみにぐっと歯を食いしばることができるのではないかとも思います。

 趣味であっても、その道を極めるためには努力や鍛錬、我慢が必要になる場面があります。それでもその先にある楽しみを知っているから続けられるのではないでしょうか。

 そういう意味では、ゆったりしたお金持ちは仕事を単なる報酬を得る場所だとは考えずに、そこに関わることでどんな楽しみが待っているかということを先まで読んでいるようなところがあります。

 つまり、楽しみに向かっている途上なので不平不満なども出ないのです。

 仮につらい状況に陥っても、ここから脱出するためにはどうすればいいかということを、脱出ゲームのように楽しみながら冒険家のようにチャレンジすることができるのです。

 このような考え方や行動力が、ますます仕事を向上させ、財力にもつながっていくのかもしれませんね。


 

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