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バイオ用語 in vivo? in vitro? ex vivo? in silico? in chemico? in situ? de novo? ab initio? wet? dry?

 バイオ関連の研究で良く耳にするけど、いざ教科書を読んでも、どこに書いてあるの?というラテン語の科学用語を中心に紹介します。さらに思い出したらこちらに追記するかもしれませんし、第二回ということでまとめるかもしれません。

in vivo

生体内で(の)という意味で、主に動物を用いる実験を指す。

in vitro

試験内で(の)という意味で、バイオ実験では培養等を用いた動物を用いない実験を指すことが多い。

ex vivo

生体外で(の)という意味で、摘出した組織や臓器を用いた実験を指すことが多い。

in silico

コンピュータ内で(の)という意味で、コンピューターを用いた解析を指すことが多い。

in chemico

化学で(の)という意味で使われる。

in situ

その場でという意味で、in situ ハイブリダイゼーションという実験手法に使われているのが有名。バイオ実験では、「それが由来する生物個体内の本来あるべき場所」という意味で用いられる。

de novo 

新しく発生した(させる)という意味で用いられ、de novo mutation(新たに生じた変異)や、de novo assembly (未知の新規ゲノムを再構築する)といった使い方がされる。

ab initio

第一原理という意味で使われる。

et al.

Xxxx(人名) et al.というのは、Xxxxら(達)という意味で使われる。

wet

ウェットな実験というのは、主に生物試料を用いた検討のことを指します。

dry

ドライな実験というのは、主にコンピューターを用いた解析のことを指します。

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