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公務員(技術職)を目指す方へ❶


建築職の地方公務員になって11年(?)気づいたら技師から主任技師になっていた。
やーーーっと自分の仕事のやりがい意味何に貢献できるかなどが見えてきた。

正直ここに辿り着くまでが本当に精神的にしんどかった。
何のためにやってるのか分からなくて辞めたいとばかり思っていた。
ただ辞めた後にやりたいことも明確になかったから続けてきただけだったが、「いつの間にか時間が経って見えるようになったこと」と「ドラッカーを勉強して見えるようになったこと」が増えて技術職公務員として働くことがしんどくなくなった。
と言うより、むしろ楽しいと感じるようになった。今は

お金をもらえる仕事の中で一番趣味と特技に近いものをしているという感覚

と言うのが私の感覚の説明としては一番近い。
この感覚だとある意味程よく軽い気持ちで仕事できる。
根が真面目なんでねw
こんくらいのスタンスでいいと思うよという参考記事 ▼

リクルートや学校説明会で学生達の前で話をしてみたい

と高専を卒業してから密かに思っていた。
でも全くお声がかからず(笑)
母校の近くに住んでいる友人は何回も学校説明会での登壇を依頼されているのに何故私には依頼が来ないのかとネタにしていた。
何故お呼びがかからないのかは明白で、学生時代の私がどの先生から見ても不真面目な学生だったからだと思う。
職場からリクルートの依頼が来ないのは単純に自分が採用されて以降建築職の募集をしていないからと、まあこれも高専と似たような理由で単純にやる気がなさそうに見えるからだと思う。

でも実際はやる気めっちゃあるタイプなんです。
一緒に仕事をしたら思っていたのと違うと言われるタイプの人間なんです。冷めてみられるけど熱い的な。(どうでもいい前置きが長くなりすみません)
なので今回noteに自分の考えを残しておこうと考えました。


 技術系公務員は事務職公務員になるよりデメリットが少ない

デメリットの話だがそもそも事務屋と技術屋で何が違うのか知りたい人にも。

①異動先が少ない

地方公務員で異動先の多さをデメリットと感じる人は多いと思う。
健康系から福祉系・子育て系・学校教育系・建設系・産業系などあまりにもジャンルが幅広すぎる。
3年スパンで異動するのが通常だが、民間で言うと転職レベルのジャンルの振れ幅である。興味を持てない部署に配属になったらマジで地獄。異動したらまずそのジャンルを勉強するところからスタートすることになるが、興味のないジャンルを覚えるのは想像しただけでしんどいことが分かると思う。
さらに異動先の希望を取らない自治体も結構ある。もしかしたら希望する部署に配属されずに定年を迎えることもあるかもしれない。
それに比べて技術職は必要とされる部署が限られているため、政令指定都市くらい大きいところでも多くて4・5箇所くらいだ。
小さい自治体は逆に異動先がなくて、入庁から退職まで同じ部署なんてこともある。

②知識の蓄積ができる

異動先が少ないと知識の蓄積ができます。建築職の場合異動先が変わって、例えば建築確認申請を受け付ける部署から公共施設を工事する部署になったとしても同じ法律に則って仕事をするし、市営住宅の部署から学校教育の部署に異動になっても扱う建物が集合住宅から学校や体育館に変わるだけで工事の進め方は大半が変わらない。
なので入庁からずっと知識の蓄積ができて、自分の成長を感じやすいと思う。成長を感じられるかどうかは、モチベーション維持のために私の場合は結構重要。

長くなりそうなのでまた続きはまた別の記事にまとめます。


実はこの記事を書いている途中、職場にインターンで高校生が来たのでおしゃべりチャーンス!って思ったんですけど、思ってたことの半分も伝えられず撃沈。(1時間も喋ったのに!)
私はやっぱり文章のほうがいいみたいです。えーん()


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