ぽん

誰を好きになるのか、何をもって好きになるのか見つけられたら。

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最近の記事

同性同士であっても、「強くあれ」と求めてしまっているらしい

発覚  恋人とその友人が話していて発覚したこと。「女の子同士で付き合っていても、"頼れる恋人であってほしい"って言われる/求められることはよくあるよね」  衝撃だった。  男性だからリードしろ、女性なのだから守ってもらえば良い、そういった縛りを自分にも相手にも押し付けずに済むことが、同性同士で付き合っている時の居心地の良さにつながっていると思っていたから。  だが、そうではないらしい。「だから、弱みを見せた時に"そんな人だと思わなかった"と落胆されることがある。自分だ

    • 恋愛はできないけれど一緒に生活をしたいと思う異性の友人について

       超好きな友人がいる。  彼とは趣味を通して知り合った。毎月開催されている少人数のイベントにお互い参加していて、1度目は離れた席に座っていた。キラキラした目で楽しそうに話す姿が印象的だった。2度目に会った時は近くの席で、少し話した。イベントの帰りに連絡先を聞いて、次の週末にふたりでご飯を食べに行った。  初めましてだったのに、どちらかと言うと年上の男性は苦手なはずなのに、年齢も性別も忘れて笑い転げた。関西出身だからか、私のボケをひとつ残らず拾ってツッコんでくれる。「名リベロ

      • 恋人から友人になった話

         恋人と別れてしまった。  原因としては私の恋愛の指向になるのだと思う。私は、現時点で、男性と付き合い続けることはできなかった。  勝手なことを言わせてもらうのだけれど、彼のことは本当に好きだ。いくらでも惚気られる自信がある。ただ、そんな最高な人に対して恋愛感情を抱けない自分に耐えられなくなってしまった。  恋人が「好き」と言ってくれた時に、(なんて返そう)と思ってしまう自分のことが嫌だった。彼が向けてくれているのは恋愛としての”好き”なのだろう。けれど私は同じ種類の”

        • くっつきたがりな訳

           初めて恋人ができてから、自分が触れたがりな人間であることに気が付いた。正確に言うと、思い出した。  外を歩くときは手をつないでいたいし、家では会話がない時もどこかしらにさわっていたい。  そういう時に相手が(ちょっと面倒くさいな)という表情をしていたらおとなしく控えていたのだろうけど、今まで付き合っていた相手は皆(n=2)「さわるの大好きじゃん」と笑いながら「沢山くっついてくれて嬉しい」と言ってくれる優しい人だったのでその言葉に甘んじてくっつかせてもらっていた。  で

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          ほぼレズビアンと自認してきた自分が異性の恋人と付き合えている理由

           中学生で同性のことが好きなのだと気が付いてから約10年。悩んだこともあったけれど話せる友人もでき、別れてしまったけれど彼女もでき、共に生きていく相手は女性なのだと思って生きてきた。  しかし今私が付き合っているのは男性、シスヘテロ男性である。こんな未来想定していなかった。誰より自分が一番驚いているよ。 理由を考えてみた  考えてみたけれど、人間性、に尽きるんじゃないだろうか。恋人はひたすらに優しいのだ。そして私が苦手とする男性性が少ないのだと思う。 ・自分の意思に従

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          セクシュアリティ、ふりだしに戻る

             自分は女性を好きになるのだなと気が付いたのは中学一年生の時。縦割り清掃班の班長に一目惚れをした。小学生の時にバレンタインにチョコを渡していた相手は男の子だったが、先輩へ抱く感情を知覚して「なるほど。これが恋か。」と納得した。  後々自分の恋愛指向に思い悩むことはあったが、それは「なぜ男性のことは好きになれないのか」が大半で、「女性を好きになる」という事実を受け入れることに葛藤はなかったし、初恋のタイミングで自己否定をすることもなかった。「いや、だってこれは恋じゃん!

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          6年間、片想いできてよかったと思っている

           親友のことが好きだった。中学3年生で初めて同じクラスになって大学2年生で告白して振られるまで6年間。  長い長い片想いだったけれど、静かに好きでいさせてくれてありがとうと思っているよ。本当に。  ただ…まずはちょっと惚気と苦情のハーフ&ハーフでお届けしても良いかしら。  思わせぶりな人なんですよ。罪深いんですよ!!!! 私が「好き!」と言ったら必ず「私も好き!」と返してくれて、お出かけのことは「デートだね!」と言ってきて!おまけにスキンシップ多いんだよぉぉぉ!!!何度

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           思い返すと小学生の時から日記をつけていた。毎日書いていないので正確にいうと日記ではないのかもしれないけれど。忘れたくて書いていることも、忘れたくなくて書いていることもある。自分にとって一番最初のセーフスペースだったのだと思う。喜怒哀楽何でも書くが、特に悩んでいることがあるとひたすら書き殴ってしまう。欲望も個人情報もダダ漏れで。そのせいで誰にも見られたくないものランキング堂々の第一位を譲らない。  一方Twitterも好きだ。こちらは大学生になってから始めた。誰かに分かって

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