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世界のお茶事情と緑茶

「お茶」と言えば、日本人なら「緑茶」をイメージする人が多いと思いますが、世界で見てみるとどうでしょう・・


2020年ITC(International Tea committee)の統計によると、
世界の茶種別生産量は

●紅茶 : 3,436千t (54.8%)
●緑茶 : 2,073千t (33.1%)
●烏龍茶 : 760千t (12.1%)

残念ながら、半分以上を占める紅茶が、世界のお茶と言えます。

ちなみに、全世界のお茶(紅茶+緑茶+烏龍茶)栽培面積生産量は、
同じく2020年ITC統計で

【栽培面積 5,098千ha
1位 中国
2位 インド
3位 ケニア
4位 スリランカ
5位 ベトナム
12位 日本(0.7%)

全世界の栽培面積は、上位1位〜5位で86%以上を占めています。

【生産量 6,269千t
1位 中国
2位 インド
3位 ケニア
4位 トルコ
5位 スリランカ
10位  日本(1.1%)

生産量は、中国とインドで68%を占め、アジアで86%、ケニアを中心としたアフリカで13%です。

中国で生産されているお茶は緑茶が最も多く、お茶生産に関しては断トツの1位なのですが、2位のインドは紅茶生産国で有名であり、3位~5位も同じく紅茶生産国です。


日本茶の代表でもある緑茶の生産断トツ1位の中国があっても、紅茶の生産量には敵わないようです。


それでは、緑茶の2020年の生産国順位を見てみましょう。

1位 中国
2位 ベトナム
3位 日本
4位 インドネシア
5位 インド

1位の中国は、全世界緑茶生産量の87%を占めます。
日本がベトナムより少ないという事は意外でした。

日本は、国内需要をまかない切れない分の緑茶や、加工用の安価な緑茶を輸入している現状があります。茶生産国であるにも関わらず輸入量も多い国なのです。


実は・・
あと10日程でいよいよ日本茶インストラクター認定一次試験です。

今年に入り日本茶検定を取得し、8月には講座を無事修了し、2ヶ月経ったのですが、ビックリするほど記憶力が乏しい💦危機感を感じています🥺

そこで、私の記憶の為にこのnoteを使用させて頂きました🙏
最後までお読み頂きありがとうございます。


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