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自宅で気軽にテーブル茶道

今回は私のハマっている事のひとつ
テーブル茶道について
お話したいと思います。

正直、茶道については新参者で、
2020年に入り、ワークショップで
数回体験したのみです。

私が体験したテーブル茶道は、
流派が武者小路千家ですが、
「気軽におもてなし」との事で、
ふくさ捌きや茶道具のお清め等は、
先生の様子をただ眺めていただけで
覚えていません😅


しかし、そのお作法を見ているだけで
心がゆったり鎮まるのが分かります。

「こんなにも美しく、丁寧で贅沢な時間は他にない」

という幸福感で満たされました。

キャプチャ

この体験が今では習慣となり、
ほぼ毎日抹茶を飲んでいます。

(いずれ書こうと思いますが、
茶道を通して知ることができた
香道は、お稽古に通う程ハマっています。)


茶道には驚くほど多くの流派があり、
お作法も流派の数だけ細かくあるので、
今回は、知識もまだ浅い初心者の私が
どのように気軽にテーブル茶道を
楽しんでいるかをお伝えしたいと思います。

1.私が準備したもの


・抹茶茶碗(スープボウルのような口の広いカップでOK)
・茶筅
・なつめ
・茶匙
・茶巾
・抹茶
・お湯(70度~80度)
・口の広いお椀(茶碗や茶筅を温めたお湯を捨てる建水の役目です)
・茶筅休め
・懐紙
・菓子切り
・丸いランチョンマット


その時の気分次第で
設えにこだわり、和菓子も用意して
お作法通りじっくりお点前する時もあれば、
ただ飲む目的で抹茶を点てるだけの時もあります。

必要に応じて買い揃えていけばいいとは思いますが、
初めは何が良いのかもよく分からなかったので、
とりあえず茶道具入門セットを購入しました。

お手軽な価格で、充分楽しめるのでオススメです。

私の場合、徐々にお茶碗や設えにこだわり
欲が出てお道具が増えていきました。

それもひとつの楽しみです。

2.和菓子で楽しむ

和菓子の種類は色々とありますが、
私のお気に入りの練り切りについて紹介します。

今年2月にに練り切り作りを体験し、
初めて作った時の写真です。

手作り

お雛様と梅です。
着色から体験させてもらい粘土遊びをしているようでした。

練り切りとは
手技のみで主題と季節をかたどってつ
くられる和菓子で、原料は餡や芋です。
味だけでなく、目や食感でも楽しめて
五感の芸術とも言われます。

少量だけ作るための材料はなかなか売っていないので、
普段使う練り切りは、これもまたネットで購入しました。

本当にありがたい事で、
家から一歩も出ずに
美しいお菓子が手に入ります。

ネットで購入すると、冷凍便で届けられるので、
まとめて買い、食べたい時に解凍して
1ヶ月程楽しめます♪

私は月初めに季節の練り切りを購入して、
小出しでお茶の時間に使っていました。


和菓子だけでなく、洋菓子でも抹茶は合います。
要は楽しめれば何でもいいのかなといった感じです。

画像3

この写真はスーパーで買ったピーチタルトです🍑

3.テーブル茶道のメリット

1. なんと言っても気軽さ
2. 
心を鎮めて、豊かで贅沢な時間を味わえる
3.
日々の所作や姿勢が美しくなる
4. 季節を感じられる
5. 免疫を高められる

1. なんといっても気軽さ
先に話したように、お道具も簡単に
手に入り、お作法を知らなくても
お茶は点てられます。
日々のお茶の時間の選択肢の1つに
どうでしょう。

2. 心を鎮めて、豊かで贅沢な時間を味わえる
お点前のお作法は、所作が事細かくあります。
茶碗を温める時、抹茶を茶碗へ入れる時、
抹茶を点てる時  などなど・・・・・
挙げ出すと書き切れません。
一杯のお茶を入れるために
じっくり、丁寧に「今、ここ」だけに
集中することで、心が鎮まる。
贅沢な時間の使い方だと思いませんか。


3. 日々の所作や姿勢も美しくなる

 2. でお伝えした通り、所作は事細かくあり、
そのひとつひとつに意味があります。
意味を考え、知りながら進めていくと
自然と姿勢が伸び、所作が丁寧に美しくなります。


4. 季節を感じられる
これからの暑い季節には、
ガラス製の茶碗にしてみたり、
和菓子も季節感のある花を
かたどったものにしてみたり。
テーブルの上だけで季節感を演出できます。


5. 免疫を高められる
お茶といえばカテキン
誰もが知っている成分だと思います。
今のこの様な世の中にありがたく、
免疫を高める効果があります。
抹茶の場合茶葉を粉末状にしている為、
直接身体に茶葉を取り込む事ができます。
抹茶を頂く時は「一服」や「自服」
のように「」と使いますが、
これは、昔の人達が抹茶を
薬として服用していたようです。
それだけ、身体に良いと言うことです。

4.まとめ

毎日時間との戦いで、忙しく過ごされている方
優雅にお茶をいれてる時間はない
と思われるかもしれませんが、
身体と頭を休ませて
心地良さを感じ、五感を研ぎ澄ませる
時間も大切です。

忙しい方こそ
過去や未来をあれこれ考えるのではなく

「今、ここ」だけに意識を向ける

という時間を少しでも持って
至福の時間を過ごして頂きたいです。



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