ウズベキスタン料理屋さん「ヴァタニム」
2年ほど前に友人達と初めて行った、中野駅から10分ちょっとの
ウズベキスタン料理の「ヴァタニム」
ハラール対応のためかアルコールは一切なし
でも、大好きな羊料理があることと、何より
食べたことのないウズベキスタン料理に興味津々すぎて
普段はノーワインノーライフの私だけど、あっさり降参
初めて食べたウズベキスタン料理は
とても優しく深い味わいで、びっくりほっこり!
羊料理といえば、スパイスを効かせたクセの強いものと思っていたのに
そして思わず虜になってしまったのが
ウズベキスタンの窯焼きパン「ノン」
カリカリもっちり〜で素朴な味なんだけど、クセがなさそでクセになる
なんとも不思議で魅惑的な逸品!
真ん中に押された、チェキチと言われる花模様の押し型もとても可愛い
どちらかというと普段はご飯派にもかかわらず、この味が忘れられず
そして前回も一緒に行って、やはり同じ想いが募った友人と
総勢4人で再びヴァタニムヘ!
遅めのランチの時間帯
いろいろ食べたかったので、ランチセットにしないで
いろいろを4人でシェア
お目当ての窯焼きパン「ノン」と羊肉の串焼き「キーマシャシリク」
炒めご飯「プロフ」、代表的なスープ「ショルヴァ」
ポピュラーなサラダ「シャキャロップサラダ」、デザート「ヴァタニム」
ポットの紅茶
2年越しの待ちに待った「ノン」は期待を裏切らない
もっちりほかほかで、変わらず美味しい
前回は、これにスメターナというサワークリームのようなものを
つけて食べたのだけど、残念ながらこの日は売り切れ…
と思っていたら、なんとお店の方が
自家製ブルーベリージャムを持ってきてくれました
というか、実はその前にもサプライズが!
思い余って注文しすぎないように、まずは4人で一つだけ頼んだのですが
絶対に足りないはずだからと、もう一つサービスで出してくれたんです!
いやあ、なんだか嬉しいやら申しわけないやら…
みんな若いころのようには食べられなくなってきて
残したくはないので、ついつい遠慮気味な注文となっちゃったわけです
でももちろん心配には及びませんでした
料理とおしゃべりの合間に次々手が伸びて、気づけば空っぽに
今回初めて頼んだ、代表的なスープらしい「ショルヴァ」
これには、骨つきの羊肉と肉団子風になった羊肉の2種類と
ジャガイモなどのお野菜がじっくり煮込まれていて
羊肉のダシが滲み入る、日本人にも親しみのある味です
(写真↑は切り分けるため骨つき肉を抜いた後で寂しくなっております💦)
長〜い剣のような串に刺さった羊肉の「キーマシャシリク」は
攻めた見た目とは裏腹に、柔らかくてジューシー
つけ合わせの玉ねぎと食べるとさっぱり
写真はまたしても、串から抜いた後に気づいて慌てて撮った、、、後の祭り
ポピュラーという言葉がぴったりの「シャキャロップサラダ」は
王道な具材を、お酢とレモンと植物油でバランスよく和えたもの
さっぱり味に、パクチーがナイスなアクセント!
ツボを押さえてますね〜
そうそう、やっぱり初めて食べた国民食と言われる「プロフ」は
日本のピラフのようなものだけど、お米がとても長〜い
今まで食べたことのあるバスマティライスよりも
かなり長い感じがしたけど、そんな種類なのか、気のせいなのか…
たっぷりの油で炒めてるらしいのに、全然くどくなくて逆に軽い感じ
友人一人が、なんの油で炒めてるんだろう?と聞くので
とっさに「やっぱ〜羊の油…ラードみたいなもんじゃない?」
っと答えた私
調べてみると本当にそうだった!(私天才かも)
そうして全てを平らげて、お腹はパンッパン!
だけど、もうひとつ(いや、ほんとはもっとあるけど)
どうしても気になっていた「ヴァタニム」という名前のアイスケーキ
みんなで味見だけでもしたいよね〜というわけで
1皿だけ頼むことに
ところがまたしても、re: 絶対足りないから〜 と
お店の方が、2皿持ってきてくれました
なんというサービス精神! というか、
ちまちま食べるのは見てらんない〜 豪快に食べてくれー
って感じかもしれません
またしても、re: 嬉しいやら申しわけないやら…ですが
素直に、ありがとうございました!
こちらはドライフルーツがぎっしり詰まった
アイスというのか…、甘くない濃厚クリームのような感じ
もう一人の友人曰く「ワインに合いそう〜」
うんうん、まさにそれ!
この余韻を忘れないように持ち帰って、家でワインを飲みましょっと
そして「ノン」はお土産用(自分の)に買って帰りました
まだまだ、食べたくても食べれなかった料理がたくさんあるので
また行かなくちゃ
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