見出し画像

いい先生って最初の一歩の出し方を教えてくれる人だと思う

なんだろう。夜中に無性に書きたくなった。
今日は涼しいので、窓をあけて夜風をあびながらとりあえず書いてみようと思います。

こんばんは。
ポンコツWebディレクターのあやぽんです。

夜風をあびたら息苦しくなってきたので、まずは窓を閉めますね。
(イネ科アレルギー)

ふぅ。アレルギー体質め。

普段、仕事で原稿やらメールやらで文章を書きまくっている私は、今まで「何か書きたい」と思ったことなんてなかったのに、今日は不思議な気分。

あっ、酔ってはないですよ。
今飲んでるのは梅ジュース。はじめて手作りした梅シロップを炭酸で割ったもの。少々、いやだいぶ?醗酵しちゃって、ちょっと梅酒っぽいけどね。

さて、今日は最近出会った先生方のお話でも書こうかな。

これまでの人生で、たくさん「先生」と呼ばれる方々に出会ってきました。
幼稚園~大学までの先生、職場で受けた研修の先生、自ら参加したセミナーの先生、お仕事でお世話になっている士業の先生など、た~くさん。

そしてここ最近、「先生」と呼ばれる人達に新しく出会っている。
いろんな講座を受けて自ら出会いに行ったり、Twitterで見かけるなんかスゴイ先生方。

ホントにいろんな先生がいるな~と思う。

・ヒントだけ与えてただただ見守るタイプ
・とりあえず自分の知識を押し付けるタイプ
・これだけやってればいい!とオリジナルメソッドをごり押しするタイプ
・背中を押したり、時には一緒に並走しながら道を示してくれるタイプ
・周りを巻き込んで、みんなまとめてグワッと引き上げてくれるタイプ

子どもの頃って先生を選べないから大変だなと思う。
特に中学校までは、担任を選べなければ、教科担当も、部活の顧問も選べない。

その割に、私は「先生運」がすごくいい気がする。

たしかに嫌いな先生もいたし、名前も顔も思い出せない先生もいる。
それでも私が「先生運」がいいと思えるのは、高校生活にあるかもしれない。

私の出身高校は単位制で、大学のように自分でカリキュラムを組み、好きな授業が受けられる。

総合学科という名のもと、「進学コース」「福祉コース」「農業・環境コース」「食品コース」「情報処理コース」なんかがあったと思う。(約20年前の話しなので、もはやうろ覚え)

進学コースの子が普通に勉強している時に、農業系コースの子は畑の世話をしたり、近所の山の手入れをしている。食品系コースの子が、農業コースの子が育てた野菜や果物を加工している時に、福祉系コースの子は介護実習をしていたりする。

もちろん各コースの必修科目以外の時間は、コースの垣根を超えて好きな授業を選択できる。

私は大学進学を希望していたので進学コースに属していたが、空き時間では手話・点字の授業をうけたり、友人の中には造園学や郷土料理を学んでいる子もいた。

これって今考えるとすごいことだったなと思う。
好奇心旺盛な高校時代に、自分の好きな授業を受けられるのだ。

もちろん好きな先生の授業を受けたくて選択した科目もある。
幸いなことに「この先生の授業を受けたい」と思わせてくれる先生が沢山いたのだ。

この体験がすごく大きい。
何を学びたいかも大事だけど、誰から学ぶかってすごく大切だと思う。

大学に入ると、自分でカリキュラムを組むということに戸惑う人も多いと聞く。

自分でカリキュラム(要は時間割)を決めて学生課に申請する必要があるのだが、必修科目を取り忘れて進級できないとか、この授業を受けるためには、事前にこの授業の単位が必要とか、ここでしくじると大事故に発展するので、実際に入学直後のオリエンテーションでも、履修登録の説明に多くの時間が割かれている。

私は、この時点でアドバンテージがあったことがとても良かった。
高校と同じやり方なのだから、何も迷うことはない。

まずは必修科目を埋め、空き時間に興味のある講義を受ける。
もちろん、そのまま空き時間にするもよし。

最初に履修登録をしないと受けられないので、私は最初の段階で興味がある講座を片っ端から登録した。

そして、必修科目以外は初回の授業を受け、2回目以降を受けるかどうか決める。講義内容も重要だが、「どんな先生が担当しているか」がより重要な選定基準だった。

画像1

そんな私も、黙っていては何も教えてもらえない「大人」という生き物になってしまった。

大人って不便ですよね。大人ってだけで誰も注意してくれないし、新しいことも教えてもらえない。でもそれは当然のこと。学びたければそれ相応の行動を起こさなければいけないのだ。

そこで私は、学生時代と同じように「お金を払って教えを乞う」ことにしました。

この情報社会で、何かを学ぼうと思えば「無料」で手に入るノウハウは山ほどあります。

そんな中、お金を払って学ぶという事はとても貴重だと感じています。

子どもの頃と違い、
自ら「師」を選び、教えを乞う。

そして「先生運」のいい私は、今もその運の良さに密かにガッツポーズを決めている。

ここ最近、出会う先生全員、もれなくステキな先生なのだ!

大人になって学ぶ楽しさを知った私は、ここ1年の間に3人の先生に出会った。

ライティングの先生、薬機法講座の先生、趣味の講座の講師。
その3人の先生がとにかくステキなのだ!

私が勝手に『人生を変えてくれた師匠』だと思っているこの3人の先生の共通点は、「最初の一歩を踏み出す手助け」をしてくれる所だと思う。

3人とも「自分に出来るかな?大丈夫かな?」という心の壁をぶち壊して、「最初の一歩を踏み出す具体的な方法」を教えてくれました。(いや、壁ぶち壊すっていっても優しくよ? そんなぶっ壊す感じじゃないからね?)

ノウハウ自体は無料で手に入るけど、最初の一歩を踏み出せなければ、それはただのノウハウコレクター。

いい先生って、
「最初の一歩踏み出す勇気と知恵」
を与えてくれる人だと思う。

出会いに感謝。
背中を押してくれた師匠や仲間たちに恥ずかしくない自分でありたい。

画像2

おまけ

これは完全な余談。
大学入学時、こなれた感じで履修登録をすませた私。

4年後。
卒業の為には「128単位」必要なのだが……

なんと「129単位」で卒業!

少なっ!

無事に卒業できたものの、この単位数めっちゃ少ないんですよ。
ってかホントにギリギリ(笑)

基本1つの授業で2単位もらえるので、1つでも授業落としたら留年というギリギリ具合。

しかも、みんな就活でゼミくらいしか学校に来ない4年生の時が、1番講義詰まってて大変でした(笑)

4年生で毎日学校行ってたの私くらいじゃない?
新1年生に混じって講義を受ける4年生……。ツライ……。

いまだに「朝一の必修遅刻する!」「この授業あと何回休めたっけ……」
という夢にうなされるのはギリギリで生きすぎた結果かもしれない。

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?