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観光旅行をしていたら、ソ連がこわれた

かつて、ソ連という世界一面積の広い国がありました。ザンネンながら30年前の1991年にこの世から消えてなくなりました。ソ連の遺産はだいたいロシアが受け継いだのですが、たとえばクリミア半島をめぐってウクライナと争いがおきたりしています。

ゴルバチョフさんがソ連共産党のトップになってから、ソ連は変わりました。東西冷戦が終わり、世界も変わりました。1989年にベルリンの壁が崩壊してから、ワクワクが止まりませんでした。そこで当時、鉄砲玉のようにアクティブな大学生だった私は、ソ連へ旅に出かけることにしました。

ソ連は、個人旅行が原則できませんでした。そこで私は安いツアーに参加しました。ソ連の国営旅行会社「インツーリスト」ではなく、青年向けの1ランク下「スプートニク」という機関が主催する団体旅行です。参加者は20名程で、ほとんどが大学生。日本人添乗員Kさん、ロシア人ガイドのターニャさんという布陣。

行き先は、まずロシア極東のハバロフスク。砂漠を越えてウズベキスタンのタシケント。さらにグルジアのトビリシまで飛んで、ウクライナのキエフへ。そこから、ロシア第二の都市レニングラードで。

まさか、西側の人たちから「ゴルビー」の愛称で親しまれていた人が、側近幹部に寝首をかかれようとは。クーデターが起こるとは。

ということで、ソ連8月のクーデター30周年を記念して当時を振り返ってみたいと思います。おつきあいいただけたら幸いです。

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