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なぜ女の意見は聞き流した方が良いのか?

夫婦関係を筆頭に、男女が共同生活を送っていく上で非常に重要なことがある。それは男性が女性の意見を尊重し過ぎると上手くいかない、ということだ。

男女平等が進んだ令和日本において、夫婦やパートナー同士で話し合うことはとても大切だ、という意見に反論の余地はないだろう。気の優しい先進的な男性ほど、パートナーである女性と意見のすり合わせを行い、人生の決めごとを二人で話し合って進めて行こうとするだろう。二人で決めたことが上手くいっている時はそれでも問題は起きないが、もし失敗してしまった時に問題が発生する。

男性の感覚では『お互い意見を出し合って決めたことなのだから、失敗した場合は二人の責任であるのだから、どちらかが攻められるのは間違いだ』と考えるだろう。しかしそれは誤りだ。むしろ男女二人で決めたことが失敗した時の方が女性は感情的になりやすいのである。

男性が主導して決めたことであれば、例え失敗してもよほど大きなマイナスが発生しない限りは、男が自分でケツを拭けば女がキレることはない。なぜならその失敗の責任は女側にはないからだ。

しかし、自分も話に加わって意見を出したことであれば、女性側も責任から逃げることは難しくなってしまう。女性が決断にかかわった割合が大きければ大きいほど、失敗した時にかかる罪悪感やプレッシャーは大きくなる。つまり、女性の意見を尊重すればするほど、女性にとっては逃げ場がなくなってしまうのだ。

女性との交際経験のある男子や既婚者である男性であれば、二人で決めたことが上手くいかなかった時に急に『私が悪いって言いたいわけ?』『あなたが最後は決めたんじゃない』と彼女や嫁がキレ気味に自己弁護を繰り出してくる場面に遭遇したことがあるのではないだろうか?

責任を負って決断することで甲斐性を示して気持ちよくなれる男性と違い、女性は責任を負って決断することは非常に大きな負担に感じてしまう。そのため、気の弱い男性が女性の顔色伺い、相手の意見を尊重すればするほど、失敗した時に女性はよりキレやすくなってしまうのである。

ホワイトカラーの多いSNSであるツイッターでは、日々職場の激ヤバ女上司に対する阿鼻叫喚が投稿されているが、これなども女性にありがちな責任を背負うことに対する過剰なストレス反応のひとつなのだ。

世の男性がこの問題を解決するために大切なことは、女性の意見はある程度聞き流す術を身につけることだ。もちろん完全に無視しろとは言わないが、雰囲気だけ聞いてあとは男性側でアレンジしてことを進めた方が、失敗しても大火傷にはなりにくい。

一歩進むごとに『次はどうしたい?』『ここはどうすればいいと思う?』と女性を質問攻めにする方が危険だ。女性からすれば『こいつは私に決断コストを丸投げしたいのか?』『失敗した時に責任を取らせる魂胆なのか?』と勘違いされ、無駄な口論に発展してしまう。女性の希望を根掘り葉掘り聞くのは、例え善意から来る行動であっても悪手なのだ。

女性の意見を尊重し過ぎないことが大切と書いてきたが、では女性の不満の声に対してはどう対処すれば良いのであろうか?インテリアや車の車種、旅行の計画などであれば、女性の意見は聞き流して男性が決めることは簡単であるが、生活の中における不満の声まで聞き流しても良いのであろうか?
結論から言えば......

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