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もう舐められない!弱者男性デトックスの方法はこれだ!

ツイッターで毎日のようにトレンドに上がる弱者男性、ここではガチの弱者男性ではなくチー牛やオタクなどの非モテ男子のことを指しているが、そもそも弱者男性に共通する特徴とは何であろうか?男ならわかると思うが、チー牛フェイスの既婚者は山ほどいるし、オタクでも彼女が途切れない男もいる。外見は弱者性のシグナルではなく、本質的な部分はその行動にある。

結論から言えば、弱者男性の最大のシグナリングは”人の顔色を伺うこと”である。

周りの評価や反応が気になっていつもオドオドしている。いざという時に主体性をもって決断コストが払えない。これが弱者男性が共通して持つ最大の特徴だ。外見や能力の高低は決定的な要因ではないのである。

ではどのようにして弱者男性たちはまわりの顔色を伺う特性を強化してしまったのだろうか?大きな要因は2つある。

一つ目が親の教育である先日の記事にも書いたが、母親が過保護で子供の行動を常に監視し、親の顔色を伺わなければ怒られる、という教育を何年間にもわたって施された男児の多くは、何をするにも許可や指示を得なければ動けない性格になってしまう。その結果、弱者男性仕草をインストールした大人に成長してしまうのだ。

母親が男児をコミュ強に育てようと女社会の空気を読み、他者に迎合することを第一とするコミュニケーション術を仕込むと、生まれつき暴力性が高くない男児は相手の顔色を伺わないと何もできない青年に育ってしまうのだ。そしてそれは弱者のシグナリングと見做され、ホモソーシャルでは舐められ異性からはナヨナヨしていると相手にされなくなってしまう散々な人生をおくるはめになってしまう。

男社会でやって行くには相手の気持ちを考えない強さもある程度は必要になってくる。スポーツや仕事で自分が結果を出すことによりダメージを受ける相手に対していちいち罪悪感を感じてしまうような男は、学校や職場で結果を出し、まわりから強い男と認められるのは難しい。身内がピンチのときにも腹をくくって戦うこともできない。戦いの連続である男の人生、上手に生き抜いていくためには多少の暴力性は必要不可欠なのだ。

二つ目の要因が遺伝的なものである。生まれつき病弱で友達と自由に遊べず、常に両親や医者から体調を管理されながら生活しなければならなかった。低身長で体格に恵まれずさらに性格も大人しかったために虐めなどに合い自分の意思を表に出せなくなった。そのような男児も自己肯定感を育めず、自信の無さから自分で前向きに行動したり決断することができない大人になってしまう。

親の過保護や遺伝的なマイナスのせいで自己肯定感と自信を失ってしまうこと、それが弱者男性への入り口なのだ

弱者男性として生活していくことは健康な男子にとってはとても辛いものである。女性であれば自身の不幸を口にして”可哀そうな私”を前面に押し出してピエンすることで、周りからの同情や助けを得られるなどのメリットがある。もしルックスに恵まれ若さもある場合は、白馬の王子様のような理解のある彼くんが現れてそのピエン女性を救ってくれるかもしれない。

しかし男の場合はそうはいかない。男がいくら自分の不幸な生い立ちとその結果弱者になってしまったことを嘆いてピエンしたところで誰も相手にしてくれないからだ。白馬に跨ったプリンセスは男女平等が浸透した現代社会においても現れることはないのである。強い女が求める男は弱者男性ではなくさらに強い男である男のぴえんを聞いてくれるのはガールズバーやスナックの女性たちぐらいしかいないのだ。男はどれだけ厳しい生い立ちの中でも自力で馬にまたがって人生を進んでいくしかないのである。

残念ながら弱者男性として育ってしまった男性がすべきなのはピエンではなく、人の顔色を気にせずに自分で決断して行動できるようになること、そう弱者男性デトックスなのだ。

ではどのようにして弱者男性特有の”人の顔色を伺ってしまう”ことと”主体的に決断できない”ことを改善していけばよいのであろうか?

まず最初に意識するべき大切なことが『良くも悪くも人の性格は成人後でも変化する』ということである。

三つ子の魂百までということわざを真に受けて、『成人してから出来上がった性格を変えることはできないんだ』『俺のような弱者男性は一生弱者男性なんだ』と絶望してしまう人が多いがそれは間違いである。人間の性格は不確かであやふやなものであり、生活環境や立場の変化によって時間と共にいくらでも変わっていくものなのだ。

立場が人を作る』とはよく言ったもので、職場で役職を任されたり、親になったりして立場が変われば、それに合わせて生活習慣や行動が変わり、それにつられて性格も変化していくのである。10代20代の頃を振り返って『なぜ俺/私はあの時あんなに親に反発したんだろう?』『どうしてあんなしょうもないプライドのために人と揉めていたんだろう?』と不思議に思う経験をしたことはないだろうか?人は10年も経てばその期間の様々な経験をもとに性格が一変することはざらにあり、昔の自分が滑稽に思えたり、逆に眩しく感じたりする生き物なのだ。

今どうしても他人の顔色を伺ってしまうとしても、それは数年単位で改善していくことは全く持って可能なことなのである。それを意識してまずは絶望することをやめるところからがスタートになる。

ここからは具体的な弱者男性デトックス方法について書いていこう。

若ければ若いほど効果的な弱者男性デトックスの方法が……

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