Pon Tana

元農家 現お好み焼き屋 京都産 室戸市在住。 巷に溢れる概念を、分解してみる事がライフ…

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元農家 現お好み焼き屋 京都産 室戸市在住。 巷に溢れる概念を、分解してみる事がライフワーク。 唐揚げの最後の一つを食べられないタイプ。 でも、本当は食べたい。

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  • 《概念の分解》

    《概念の分解》投稿の棚です。

  • 番外編

    概念の分解 番外編をまとめています。 ユーモア色が強いネタ、事実の考察とはズレるネタが中心です。

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はじめに

概念(テンプレート)。 社会に溢れるそれらに、違和感を感じ始めたのは、今から10年ほど前の事。 サッカー日本代表の試合が、きっかけとなりました。 W杯本戦だったのか、グループリーグだったのかは定かではありませんが、ヨーロッパの強豪国との試合だったと記憶しています。 格上相手ではあるものの、その頃の日本代表は《何かを起こしてくれるかもしれない》、そんな雰囲気を纏っており、元来ミーハーな私も胸を高鳴らせ、TVの前で興奮状態。 当時のマスメディアも期待を最大限に表現(絶対に

    • 概念の分解《平時と有事の話③》

      こんばんは😊 《平時と有事の話》は、自分の他SNSからコピペしておりますので、少し簡略化されていますが、ご容赦ください。 それでは、今回のテーマのラストてなります。 よろしくお願いいたします。 DMVは、列車にも車にもなる乗り物です。 線路と道路、それぞれの専用車輪が付いており、線路の終着駅である高知県甲浦駅から、乗り降りをする事なく、路線バスに早変わりします。 今までは、列車で甲浦駅に着いたあと、列車から降りバスに乗り換えて、次の目的地に向かうのですが、その乗り降り

      • 概念の分解《平時と有事の話②》

        前回の続きです。 ウォールマリアとウォールシーナ、つまり地方部と都心部が同じ考え方でデザインしてしまうと、危険じゃないかと言う話の続きです。 よろしくお願いいたします😊 ウォールマリアの中でも、我々高知県東部はシガンシナ区ですから、その日室戸人は思い出したヤツらに支配されていた恐怖を…てな話なのですが、エレンもミカサも居ませんから、『すいませんそこの右に家がー!』とはいかない訳で、静かなるパニック状態です。 奇行種なら、たくさん居るんですが。 さておき、全国各地のシガン

        • 概念の分解 《平時と有事の話①》

          こんにちは😊 今回も、よろしくお願いいたします。 早速、どうぞ。 一般的に、都会は変化に強く、田舎は変化に弱いと思われがちですが、その考えは危険なのかもしれない、そんなお話です。 都会住みでも田舎住みでも、衣食住が生活の基本である事に、違いはありません。 その衣食住に関してのツールは、日々アップデートされるので、それらを使いこなせるかどうかは個人に依存される点と、都会と田舎の専門が異なる点、この2点が変化の強弱に誤解を招いていると考えます。 ざっくり言うと、決済方法や

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        • 《概念の分解》
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          概念の分解 番外編①なぜ、タバコを吸うのか

          ご無沙汰しております😊 話のネタは沢山あるのですが、なかなか書く事に集中出来ない毎日です。 今回は、番外編。 お笑い色が強いネタや、事実の考察以外は番外編にまとめたいと思います。 それでは、よろしくお願いいたします。 なぜ、私はタバコを吸うのか 【タバコを吸う理由】 一時期に比べ、『何故タバコを吸うのですか?』と聞かれる事も少なくはなってきたのですが、それでも年に数回はゴミを見る様な目で、その理由を聞かれます。 特に女性からゴミを見る様な目で見られる事は、私にとっ

          概念の分解 番外編①なぜ、タバコを吸うのか

          《概念の分解》炭水化物✖️炭水化物の話

          こんにちは😊 今日も、よろしくお願いいたします。 確定申告も無事に終え、束の間の平穏を楽しんでおります。 週末は、花見にでも行きたいものです。 炭水化物と炭水化物 さて、今回のテーマは【炭水化物✖️炭水化物】。 主に西日本出身の方になると思いますが、今までの人生の中で、例えば【うどんとご飯】や【お好み焼きと白米】を食べている時に、こう聞かれた事はないでしょうか。 『え…炭水化物と炭水化物じゃん…』 我々西日本出身者、特に関西圏の人間にとっては、お好み焼きと白米は当

          《概念の分解》炭水化物✖️炭水化物の話

          《概念の分解》仏教ってなんだろう⑤

          こんにちは😊 ご無沙汰をしております。 昨年末と年始は仕事に明け暮れ、その後に体調を崩しダウン。 なんだかんだとしているうちに、確定申告の季節となり、更新が滞っておりました。 今週から再開しますので、よろしくお願いいたします。 前回まで 時間が空いてしまったので、頭に気合を入れながら思い出すと、人生で必ず起こる【苦しみ】は防ぎようがないが、その苦しみによって【自分自身の心が壊れる事】、これを防ぐ事が仏教の目的の一つであるという話でした。 この【自分自身の心が壊れる事】

          《概念の分解》仏教ってなんだろう⑤

          《概念の分解》仏教ってなんだろう④

          こんにちは😊 今回も、よろしくお願いいたします。 さて、前回は【何故苦しいを苦しいと感じるのか】を恋愛を例に考えてみました。 自分の事ばかりを考える私は、自分にとって都合の悪い事を苦しいと感じており、苦しみとは外から来るのではなく、自分の内側から生じているのではないか、自分が生み出しているだけではないのか、という疑問にぶつかりました。 今回は、【苦しみは自分が生みだしている】という部分を、もう少し掘ってみたいと思います。 では、早速進めていきましょう。 苦しみを生む

          《概念の分解》仏教ってなんだろう④

          《概念の分解》仏教ってなんだろう③

          こんにちは😊 今回も、よろしくお願いいたします。 さて、前回は【精神的な豊かさ】とは、【何があっても苦しみに囚われず、日常生活を送る事が出来る精神状態を手に入れる事】すなわち【自身の心を壊さない事】だという内容でした。 気になる方は、一つ前の投稿をご覧ください。 今回は、【我々は何故、苦しいを苦しいと感じるのか】を入り口に、人間の【認識】に触ってみたいと思います。 前回に引き続き、私の主観は入ってしまいますが、仏教感を損なう事は無いと思いますので、ご理解くださいませ。

          《概念の分解》仏教ってなんだろう③

          《概念の分解》仏教ってなんだろう②

          こんにちは😊 今回も、よろしくお願いいたします。 前回からの続きです。 前回は、仏教の成り立ちと日本における仏教の立ち位置等を少しだけ覗いてみました。 今回は、【精神的な豊かさ】を入り口に、仏教の考え方を見ていきたいと思います。 出来るだけ客観的に書くつもりですが、哲学的な要素も含みますので、今回は私の主観がどうしても入ってしまいます。 ただし、仏教そのものの教えや考え方に影響する事はありませんので、気軽にお読み頂ければ幸いです。 それでは、見ていきましょう。 精

          《概念の分解》仏教ってなんだろう②

          《概念の分解》仏教ってなんだろう①

          こんにちは🌞 今回も、よろしくお願いいたします。 さて、今回のテーマは《仏教》にしました。 宗教という言葉に拒否感の強い時代ではありますが、全ての国の成り立ちとは切っても切れない関係であるのが宗教。 その国の国民性や文化形成に大きな関係のある概念です。 我々日本人に馴染み深い宗教や思想と言えば、神道と儒教そして仏教。 そのうちの仏教を、今回は触ってみたいと思います。 ショート動画などでよく見かける、人生が楽になる方法等々も、ほとんどが宗教の切り抜きです。 日常では関係し

          《概念の分解》仏教ってなんだろう①

          《概念の分解》化学農薬は悪いものなのか④-完-

          こんにちは🌞 今回も、よろしくお願いいたします。 《化学農薬は悪いものなのか》4回目です。 予定であれば、前回で終わりだったのですが、話を脱線する悪いクセが出てしまい、今回までズレ込みました。 ご容赦ください。 1回目は、化学農薬=悪という概念が生まれた経緯、2回目は、農業の前提、3回目は、日本の化学農薬使用量が多い理由の考察を書きました。 今回は、前回の終わりにお伝えした通り、化学農薬のイメージを決定付けたと言っても過言ではない【発ガン性】に関して、【ラウンドアップ】

          《概念の分解》化学農薬は悪いものなのか④-完-

          《概念の分解》化学農薬は悪いものなのか③-化学農薬使用量-

          前回前々回と、化学農薬が悪いものなのかどうかを考える為に、前提と背景を見てみました。 簡単にまとめますと、 【食品の安全性】が脅かされ、日本国民に【食料への危機意識】が芽生えます。 この【食料への危機意識】に対するアンサーを、国民が求め、結果【オーガニック】という概念が生まれました。 この【オーガニック】は、アトピー性皮膚炎やアレルギー等とも繋がり、【健康】と【美容】を巻き込んで形を変えていきます。 当初は、【食品】に対してだけのアンサーでしたが、現在では【健康】【美

          《概念の分解》化学農薬は悪いものなのか③-化学農薬使用量-

          《概念の分解》化学農薬は悪いものなのか②-農業編-

          前回は、国民の《食料に対する危機意識》の一つのアンサーとして【オーガニック】が定着したものの、【ビジネス】と結びつく事によって形骸化し、【オーガニック】という言葉だけが一人歩きをしている状況を説明させて頂きました。 【オーガニック】を扱う目的が、【健康】であったり【環境保全】【持続可能性】であるとするならば、本質を見失っている感があります。 今回は、【オーガニックビジネス】ではなく、実際に作物を栽培する【農家側】から見た景色をお伝えしたいと思います。 それにはまず、遠回

          《概念の分解》化学農薬は悪いものなのか②-農業編-

          《概念の分解》化学農薬は悪いものなのか①-前提-

          今回分解してみたいテーマは、《化学農薬》です。 化学農薬の人体への影響、環境への影響、これらの本当のところは、我々一般人には一生分からない事です。 なぜならば、我々には観測 分析をする能力も方法も持ち合せてはいないからです。 国やそれに準ずる研究機関等の見解以外では、はっきりとした事実は分かりません。 極端な話、隠蔽や情報操作を行われたとしても、気付き様がないでしょう。 だからと言って、何も知らなくて良い訳がない。 だからと言って、誰かの話を鵜呑みにして良い訳がない。

          《概念の分解》化学農薬は悪いものなのか①-前提-

          《概念の分解》30代童貞は悪い事なのか②一応完結

          前回は、30代童貞が世間からどう見られているのか、社会という群れの中で《童貞》という事実が、どのように作用するのかを考えてみました。 詳しくは前回の投稿を読んで頂ければと思いますが、簡単にまとめますと、 《30代童貞》は、人格的に疑問を持たれる恐れがあり、【誰にでも出来る事が出来ない人】=【変わった人】=【自分達とは違う人】と捉えられる可能性がある。 このマジョリティ側の【自分達とは違う人】という認識は、差別の入り口になる可能性が高いものの、《童貞》自体の解決は難しくな

          《概念の分解》30代童貞は悪い事なのか②一応完結