社会にもう少しゆとりを…!

最近、有名人が些細なことで炎上している傾向が強まってきている気がする。みんなもう不倫で炎上させることに飽きて、もっと手軽に炎上させられる対象を血眼になって探しているのでしょう!

うーむ、みんなそこまでしてキレイで整った社会を望んでいるのか…?

芸能人による発信の一言一句に不適切な発言がないか、コンプライアンスをしっかり守れているか、ある事実が専門家視点で正しいのか等々、隅々まで民衆が検閲し、問題があれば総攻撃を仕掛ける。

もちろん最低限の検閲や発信者の配慮は必要だと思うが、それが行き過ぎると発信者側はみんな炎上を避けるために、キレイなことしか言わなくなる。

そうなると、社会にゆとりがなくなり、結果的に民衆自身が苦しむことになる。

しかもそれは、裏を返せば「キレイなことを言えば汚いことをやってもいい」ということでもある。「SDGs」という魔法の言葉で汚いことを全て覆い隠す企業がなんと多いことか(それこそ炎上させないと!)。

炎上させるのが趣味な人は構わないだろうが、私はそういうキレイであることが礼賛される社会を望まない。社会にちょっとしたゆとりや遊びがあった方がやっぱり楽しいはずだと強く信じている。

サザンオールスターズの桑田佳祐さんなんかは、まさにそういった「ゆとり」や「遊び」を手を替え品を替え表現している。「マンピーのG★スポット」に代表される曲名や歌詞、ライブパフォーマンスなどを鑑賞すれば一目瞭然だ。

もっと人々が伸びやかに暮らせるよう、こういうレジスタンス的運動は盛り上がってほしいなと思う。

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