露骨になった自分の"浅さ"

自分は浅い人間だな...と心底憂いた。

先日、長年弁護士をされており現在は大学教授として研究活動に勤しむ方と会食する機会をいただいた。話題は哲学や教育が主だった。

ただ、「どんな哲学に興味があるか?」と問われ、一応好きな哲学書であるプラトンの『饗宴』を挙げたが、色々突っ込まれる中で閉口してしまった。

広く浅く読んでいるがゆえに、極薄な鎧どころか布を纏っているに過ぎないと痛感。

ここで思ったのが、広く知見を仕入れることも大事だが同時に深い知見も大事だということ。だからこそ、本の例を挙げれば一冊を丁寧に読むこと・一著者の全集を読むことには大きな価値があるということ。

何かについて深く知っていることは、その本質に迫れるということ。と同時に、誰かに「〇〇について知りたいからアイツに聞いてみよー」という選定にヒットする人間になれるということ。つまり、機会を創出することに繋がる。

表面をなぞるだけではなく、ゆっくり時間をかけて一つの事物を追い求めることにも尊さはあるはず!


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