プレベの前では新入りくん?【ベース言うたらこれ】
■100円ベーストーク(5)
5弦、6弦、フレットレス、エレアコ、ハンドメイドのジャズベ、さまざま所有して弾いてきました。
が……
「よぉ!新入り!」
プレベ弾いちゃうと、そのあまりに『ベース』なサウンドにやられてしまいます。
いや、もうね、フラットワウンド張って、スポンジ詰めて、ちょいとネック寄りで弾きますとね、
「ドュンッ!」
ぶっとい低音の塊が飛び出てくるんですわ。
やれエフェクターだ、やれプリアンプだ、やれハイエンドだ、あれこれ語るのがアホらしくなる、ほんとにベースなサウンド。
極論、タッチについて語るのも野暮。
「好きに弾けい!ドーンと鳴らせい!」
それでOKなのがプレベさんだよねって。
世の中おもしろいモンで、プレベの場合、派手な木材使ったり、超豪華スペックがどうの、そういうヤツってのが少なくなる気がします。
「だったらそれ要らないって事なんじゃないの?」って直球でぶつけてくるような、答え言っちゃってるような、その辺も非常~に興味深い。
「そんな単純なものじゃない!」
と言うのもそうなのかもしれないけど、
「いやいや!シンプルにしてみようぜ!いっぺん話分かりやすくしてみようぜ!」
そういうベースを求めるならやっぱりプレベ。これ以上ないぐらいそのまま応えてくれます。
ベースを続けていくと、
「ウッドベースみたいな音を出したい!」
なんて欲が湧いてきたり、その流れでフレットレス、アコースティックベースなどに手を出す事も、珍しくないかと思います。
自分も例に漏れず、色々と所有したり試してきました。
が……
「ドウゥ~ン!」
ブッとくコシのあるサウンドを出すなら、案外、プレベで鳴っちゃうっていうね。
勿論、箱鳴りとかそういう純アコースティックな部分は出てきませんが、ヘタに小細工するよりよっぽど説得力がある、ボトム豊かなサウンドが響きます。
で、この【ボトム豊かなベースサウンド】ってのが、なかなか強力なモンでして、
「これでいいんじゃね?」
何ともあっけない気分にさせられるのなんの。
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