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PJベースの違和感と提案。使い方と好みを考える。【本当にミックス使う?】

■100円ベーストーク(25)


スタンダードなようで実はよく分かってないPJ。

憧れも迷いもある仕様、正解は何なのか、なかなか答えが出てこないPU配置と言えるかもしれません。

ジラウドのPJとかも凄かったし、確かな可能性も感じます。でもどんなに良かったところで、本音な疑問や問題を持ち込むとしたら、

・そもそもミックストーンを使うのか?

・それを本当に気に入ってメインにするのか?

そんな疑問が湧いてしまうのが、正直なところ

プレベやジャズベのそれを超える利点があるのか、心から魅入られるのか、決定打になるのか、ま~、非常に難しいものがありそうだなと。

新次元なサウンド、新たな価値観の構築、ジャズベのそれを超えられる可能性、そんな魅力や世界が待ってると仮定しても、その音が芯から好きかどうか、メインにしたいか、共に生きていきたいか問われると、どうにも答えに詰まってしまいます。


それを考えると実のところ、ミックストーンにはあまり興味が無いのかもしれない、本命はフロントとリア、その個々の美味しさを追求していく事になってくるんじゃないか、そんな事を考えます。

これについては、ギタリスト的な見方をした方が話が早い気もしたり。

ストラトのハーフトーン、レスポールのセンターポジションなど、それをメインにするのではなく、フロントかリア、その両極端なキャラクターの使い分け、劇的なサウンドメイクを鍵として扱うという、その方が分かりやすいんじゃないかなって。


で、そのギター的サウンドメイクを実現、フロントとリアを素早く切り替えようとしようとした際、問題になってくるのは、

【ボリュームorバランサーの操作性】

フロントに極振り、そこからリアに極振り。

または、フロントを絞る、リアを絞る。

こうして言葉にするだけでも分かると言いますか、この操作って実は結構面倒臭いですよね。

スイッチ1つで切り替えるのではなく、ツマミをいちいち回す必要性があるっていう、そこにどうしてもタイムロス、手間が発生してしまいます。


例え、最高最強なバランサーが完成したとしても「これでもうPJに迷わない!」とはならず、そもそものスタート地点、目的用途が違う、そんな疑問がやはり湧いてしまいます。

そこを考えると、PUの切り替えはスイッチングにした方が、明らかに合理的に感じるかなって。

これについては2ボリュームでも同様で、ミックス具合の幅を求めてしまうとそれだけ操作が煩雑になったり、瞬時の切り替えに支障が出てしまうのは容易に想像が付きます。

慣れの問題と言えばそうなんだけど、それがギタリストにとっては常識になってない辺り、何かを物語っているように感じてしまうかな~と。

2つのツマミをいつも完璧な位置に設定できるかって、そう簡単には行ってくれませんし、再現性って部分について考えてみても、PJの絶妙なブレンド設定ってなかなか難しそう。


そんな事を考えると、

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