新国立劇場で『エンジェルス・イン・アメリカ』を通して見て、過去上演の劇評でも読みたいなと思いネットを徘徊していた。するとF/Tの杉原邦生さん演出作品の劇評(https://www.festival-tokyo.jp/13/critic/2012/01/kunio-aia.html)に行き当たり、そこから第55回岸田國士戯曲賞の選評(https://www.hakusuisha.co.jp/news/n12261.html)に飛んだ。
前日(4月18日)に偶然、第28回劇作家協会新人戯曲賞の選評(http://jpwa.org/main/activity/drama-award/prize/senpyo28th /2022年12月10日公開)を読んでいた。設立以来初めて「該当作なし」となったことや最終選考を辞退なさった方がいたこととか、最後の渡辺えりさんの選評などをとても興味深く読んだ。そして中屋敷さんの「劇場空間への企み」という言葉が心に残っていたため、前段の岸田國士戯曲賞の選評に心が向いた。宮沢章夫さんのものだ。
という箇所から続く部分も実に興味深い。そして一旦の結論を置く。
時々興味が繋がって別の場所にいくことがある、という話。