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英語|海外で日本語訛りがコンプレックスだった私が、訛りをなくした方法

私、わけあって高校からカナダの田舎ですごしていました。

小さいことから結構アジアですが海外には行っていたので、日常英会話にはそこまで困らなかったなんですが、家族は日本人ですし、日本語学校とかだったので、日本語訛りバリバリだったのを覚えています。

しかし、カナダの田舎の高校にいくと、結構それがコンプレックスで。しかも中にはわざとらしく自分の訛りを真似して馬鹿にするヤツとかもいました。

それが悔しくて悔しくて、訛りを治す為に何でも相当努力しました。

最近では、日本人ですと言わない限りあまり日本人だと気づかれないレベルまで訛りをなくせる事ができたので、同じように訛りをなくしたい方に、その効果あった方法をご紹介します。

訛りは悪いことじゃないです

とは言っても、高校生の時はめちゃくちゃ気にしてましたが、今大人になって思うのは、訛りは別に悪いことでもないですし、「治る」ものでもないと思っています。

特に、今は色んな人が色んな訛りの英語をビジネスで話しており、みんな堂々としてます。母国語英語でもカナダ(カナダ内でも)とか、イギリスとか訛りありますしね。

むしろそんなことよりもっと大事なのは中身、自分が言いたいことがきちんと伝わるか、だと思います。中身のないカナダ訛りの英語を話しても意味ないです。

これは重要な事なので、タイトル趣旨とは違いますが、強調しておきたっかたです。

ただ、過去の高校生の自分にそれを言っても、見栄やコンプレックスで苦しんでると思うので、そんな自分と同じような人に自分の方法が参考になれば嬉しいです。

※ちなみにここでは私が話したかったアメリカ/カナダ英語(厳密にはちょっと違う)について話します。しかし、イギリス英語でも、その他の英語でも同じ方法が有効だと思います。

まずは、教科書方式。理論的にアクセントを理解する

実践や練習の前に、まずは小さな子どもでない限り、取得したいアクセントはどのようなものか理論を理解するのをおすすめします。

もちろんあとで紹介する練習をすれば、アクセントは身につけられるかもしれませんが、理屈を理解してるとしてないとでは、身につけるスピードが変わってきます。

とりあえず、個人的にはこの本完璧にやれば問題ないと思います。

この本は自分のコンプレックスを相談したアメリカ教師におすすめされた本です。

Amazon.co.jpキャプチャです

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Ann Cookさんの「American Accent Training」。ガチでおすすめです。名著です。英語の本です。

なんかアップデートされてますね、自分が読んだ時は昔は青いカバーだったような。

キンドルではなく、本をおすすめします。確かCDがついてきます。(今はダウンロードかもしれません)。

読む本というより、テキストみたいなもので、書くところや、練習セクションなどが有るのでおすすめです。

アメリカのアクセントのきちんと理論的に説明し、かつユニークな練習方法を提案しています。

より視覚的なイントネーションの説明とか、輪ゴムを使った練習方法とか。なので輪ゴムが家にない人は輪ゴムも一緒に買いましょう(笑)。

これさえあれば基礎と理論は身につくと思います。読んだことを意識するだけでもも、アクセントはアメリカ英語よりに補正されると思います。

とりあえず本当におすすめです。

さて、基礎ができたら、これから実践です。

シャドーイング、シャドーイング、シャドーイング!!

訛りをなくすためには、結論、シャドーイングしまくることです。

シンプルですみません。でもこれがおそらく一番効果あります。実体験です。

シャドーイングとは、英語の音源を聞きながら、数コンマ遅れて、同じ文章を自分でその英語を口ずさむという練習です。

ポイントは、音源は止めない、原稿は絶対見ない、必ず声に出す、そして最重要ポイントですが、「繰り返し同じ音源をやる」です。

とにかく、自分の好きなスピーチでもいいですし、ニュースでも、映画やドラマでもいいですし、とにかくシャドーイング(真似まくりましょう。)

ちなみに個人的におすすめはポッドキャストです。音だけですし、繰り返し聞けるラジオ見たんなもんなので。

最初は全然できないかもしれませんが、繰り返しシャドーイングします。ある程度繰り返せばできてきます。

繰り返しって数回レベルではなく、私は数百回とかやってました。自分の声が枯れ始めたら、それを目安としてました。

とにかく細かいことは考えず、何を言っているのか理解不明でも、いつかわわかるようになるので繰り返します。

わからない英単語とかは、数百回繰り返しやった”後に”どうしてもわからない時に調べましょう。でも、その単語はおそらく一生忘れないと思います。あー!!感が半端です。

音源を暗記できちゃうまでやる

流石に数百回繰り返せば、音源覚えます。でもいいと思います。私も未だに覚えているドラマ・フレンズのあるエピソードあります(笑)

でもそれって、実はすでにそのアクセントで英語喋れている、ということではないでしょうか?

英語が歌詞の歌を日本人が歌っても、日本語アクセントで歌う人はあまりいないと思います。個人的な感覚ですが英語も同じだと思います。歌を覚えるように、学べばアクセントは身につけられます。

何度もシャドーイングしていれば、ある程度文章が自然に頭から出てくるようになるので、実際に英語を話すのは、あとは全部組み合わせです。単語や文章を入れ替えたり、組み合わせればいいだけだと思います。

過去の教師に、「日常会話レベルなら、会話が多い映画のセリフ全部覚えれば、後は単語の入れ替えだけでできる。」と言われたのは今だに覚えているのですが、その通りだと思います。

この方法なら、わざわざ日本語を頭の中で訳してから英語を発言するという必要がなくなり、考えた事を英語のまましゃべることができます。

今思えば、子供が言語を覚えるのも、聞いた言葉の組み合わせなので、一番この方法が自然ではないかと。

自分の好きなアクセントを身に着けよう

最後に応用編ですが、シャドーイングをすると、その音源を完コピするのでその音源のアクセントが身につきます。

しかし英語と言っても色んなアクセントがあります。アメリカ・イギリスはもちろん、アメリカの中でも地域毎や、性別、世代毎のアクセントなど。

なので、シャドーイングする時は自分が憧れている人や、同じようなステータスの人の英語を選ぶのがいいかと思います。

お硬いビジネスマンなら、東海岸のビジネス系オピニオン系の番組を音源にするとか。Bloombergとか。スタートアップ系なら西海岸とか。カントリー風なら中部のインターネットラジオとかにするとか。また、Fワードが多い映画とかは控えましょう。

また、年代も重要です。私は最初アメリカの学園ドラマ「Laguna Beach」という昔やってたドラマをシャドーイングしてたんですが、友人に「まじでギャルみたいな英語だね、誰から習ったの?」と聞かれた事があります。

めちゃくちゃ古い英語などを参考にしても、使われてない言い方とかが有るので(時代劇とかも一緒ですね。)自分の年代に合った人が喋っている人をシャドーイングするのがいいと思います。

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